奨励会例会 [アルバム]
清荒神駅近くにて、妻の気になる親子連れ?が前を歩いていた。肉屋さんが挨拶をしていたようだった。
☆アルバム「長瀬界隈」2007年6月16日
東大阪市長瀬界隈 板塀は珍しい。
懐かしい市営住宅
近鉄「長瀬駅」前にて
JR環状線の鶴橋駅で乗り換えて大阪に戻る。
帰宅して、奨励会の結果報告を聞く。先日、弟子に手紙を出したので、みんな電話が早かった。荒木3級が2級に昇級した。3連勝もいるが、3連敗もいる、荒い結果だったようだ。
今の問題点は①今は修行が難しい時代であること②奨励会に入ると、初めの頃の気概が薄らぐ傾向にある③日々どう過ごしているかが大事。師匠と言っても日々の暮らしまで見えないので、弟子にその気がないと、お手上げである。
”奨励会で連敗した日はいつも部屋に戻った後負けたんだと自分に言い聞かせ泣きます。将棋しかできない奨励会員が将棋を負けたら何が残る。もう二度とこんな思いは嫌だ。そう思って泣きます。” 村山聖自戦記より
負け慣れすると、鈍くなってしまう。負けても悔しい思いを薄らげることを身につけてもしょうがない。もっとどん底の心境で、自分と向き合って、自分と対決するよりない。日々の暮らしの中で自分で対応していくよりない。弟子みんなもっと潔く(そして執念深く)生きていってほしい・・そう実感する。
お久しぶりです。
最近職場でも仕事がら学生さんとかかわることが多いです。私もまだまだ28なのですが、最近の若者は少し変わってきているような気がします。
当たり前の礼儀のようなものが抜けている子を多く見かけます。
奨励会ではどうでしょうか。僕らも同じだったのかな??と時々考えたりしてしまいます。
これもすべて時代のせいとまとめて良いものでしょうかね。
by (2007-06-17 22:16)
荒木新2級、おめでとうございます。
>弟子にその気がないと、お手上げである。
まさにその通りなのかもしれませんね。どこで開き直れるか、食いついていくのか、師匠や弟子(私も含め全ての人)に対して、常に問われているんでしょうね。
S君やI君の結果を気にしながらも、「なんとかなる」という良い日本語に感謝しつつ、私はとぼとぼ過ごしています。
by じん (2007-06-17 22:17)
尚武帝 なお様
当たり前の礼儀がないのが当たり前みたいなムードがありますね。叱るよりも呆れて声がつまってしまいます。
わかってもらえるだろう、それが通用しないのが今の時代でしょうか。でもそれも大人の鏡でもあり、大人や親の存在、影響が大きいように思います。
奨励会どころか棋士の世界も・・しっかりした若手もいますが、身勝手でさえないのもいるような気がします。ちょっとさみしいですね。
by モリノブ (2007-06-18 14:12)
じん様
なんとかなる、どうにもならない、プラス思考、マイナス思考は本人次第なのでしょうね。
本人にその気がないとの意味は、将棋だけでなくて、なんと言うか、やさしさや思いやりみたいなものも含めてのつもりですが、これぞ徒労でしょうか。わかっている弟子などひとりもいない、そんな気もしています。
私もとぼとぼクラスの一員ですね。
by モリノブ (2007-06-18 14:19)