源さんの水浴び [動物]
朝目が覚めて一階に下りようとすると、トビオ、クロ、源さんが一斉に鳴き出す。「早く起きろよ!」の催促に聞えるのだった。本来は動物達よりも人間の方が先に食事なのだが、我が家ではたちまち合唱が始まり落ち着かない。「甘やかすからよ」と妻に言われるが、その通りだろう。私は動物に甘いし、甘くも見られているようだ。
トビオとクロの夜のおやつの時間でも、いつのまにか①牛乳少し②ジャーキー③煮干④クッキーを少しづつ与えるクセがついてしまった。まず形ばかりに外に飛び出し①から順番にご褒美のような儀式を行なう。たまに①②③をまとめて与えても、何故か②③④を催促してくる。どれもほんの少しづつなのだが、一日の楽しみとばかりに9時近くになると、必死の懇願の眼差しを受けるのだ。
甘いというのは、ごねれば言い分が通ると思われていることかもしれない。何度か躾けようとしたのだが、パグという種類が向いていないのか、無理だった。パグは怠けグセがあるのだ。有馬のワンワンランドでドッグレースがあって、パグも出場していたが、案の定手抜きをしているようだった。
トビオが子どもの時に、躾け教室に行ったことがあるが、「はい、飼い主さんのところに戻って」の号令に一目散におやつを持っている人のところに走って行き、参加者から爆笑されたこともある。ちょうど妻がそのビデオを撮っている最中の出来事なので、証拠も残っている。権勢症候群どころではなかった。
今日は昼間、あれこれと雑用を済ませて、仕事に取り掛かる。ようやく仕事モードになってきたら、すぐにバテてしまうのだった。一日の過ぎるのが早く感じる。
夜は少しドライブして、帰宅して「交渉人」を見る。迫力満点のアクション、サスペンス映画だった。当たり前だが、冷徹なくらいの冷静さが交渉人の条件なのかもしれない。危機管理能力は、その人の冷静さ、判断力、そして大局観が大事なのだが、理屈でなくて、体ごとぶつかっていく捨て身の精神が根底にないとダメだろう。
物事は理屈で理解して青二才、膚で感じて半人前、捨て身になって一人前なのではなかろうか・・
<源さん水浴びアルバム②> 2007,9,20
ジャバジャバして遊んでいる
今度はになたぼっこで羽を乾かす
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