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普通の一日 [日記]

 

  柘榴が割れてきた。不気味な赤だ。いい色合いだ。

 今日は午前中、詰め将棋の創作とブログを入れる。私はながら族である。その後で宝塚南口にある新響楽器に、妻が楽譜本を取りに行く。私はその間、ガストでデジカメの本を読んでいた。

 玄関に下りて、源さんが外に出たいとしつこく意思表示する。外の空気を吸うのが好きなのだ。

 トビオと源さん、私はいつもふたりに挟まれる。

 帰宅して、すぐに昼食で、その後はトビオとクロ、源さんのサークルと部屋の掃除をする。終わってひと寝入りして、また原稿の仕事だ。最近は忙しいのか暇なのか、どっちも正解で、自分でもよくわかっていない。

やっぱり源さんの目は隠れたままだ。口ばしは見える。これがけっこう固い。

 ピアノノレッスンが始まった。幼い子が次から次からやってくる。ときどき私と顔を合わすと、興味深そうに見る子と、怪しそうで不安な表情の子に分かれる。発表会などで聞き覚えのある曲は、知らない間に覚えているが、弾いている子は知らないので、当日はそれもまたおもしろいのだ。

 原稿をメールで送るとほっとする。一休みしていると、源さんが来て私をつつくのだった。ときどき熱中して、本当に痛いときもある。指の間の柔らかいところなどは痛いのだ。これは一体どういう仕草なのだろう?

 夕食を終えて、K-ズ電気に、修理に出していた妻のデジカメを取りにいく。部品を変えたそうである。今度は大丈夫かな・・

☆産経新聞夕刊に掲載の「棋怒哀楽デジカメ時代」。アップするのを忘れていた。いつもながら締め切りに追われて、あわてて書いているが、今回はデジカメについての話。

 


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