ガンバレ源さん

　

ガンバレ源さん

　昨日から少し風邪気味だったので、朝、山崎医院に行く。吸入をしてもらって（福沢諭吉の格言が貼ってある）少し楽になった。私は山崎医院の薬を飲むと、ほぼ一日で治るのだが、今回はたいしたことがないと甘く見ていたのがまずかった？

　昼食後に薬を飲んで寝た（必ず寝る）

　起きて、源さんをサークルから出そうとして、いつもよりもうるさかったので妙だなあと思っていたら、足をケガしていたようで出血していた。あわてて妻に動物病院の電話番号を調べてもらって（小鳥を診察してくれる病院）電話する。時間外だったが、何とか見てもらえそうで（以前から評判がいい女医さんのいる病院だと妻が探してくれていた）連れて行く。

「鳩ですね」「はい、ブハラトランペッターです」「その種類は初めて見ました」「爪の傷ではなくて、足元から生えている羽の元のところの出血ですね。足で擦って傷になったようです。新しい羽のところでなくてよかったですね。」

　「羽の生える元の堅い部分が折れたのか、もしも中途半端なままだと、もっと出血がひどいので、手で抜いて下さい。これからもこの出血が生じやすいので、原因を見極めて対処して下さい」とのことだった。

　消毒するとき、源さんがいやがって抵抗する「人間も痛いからねえ」源さんはいろいろ私に向かってアクションを起したり、鳴いてコミュニケーションを計りにくるが、全部をわかるのは無理である。でも鳴くときは、何か必ず意味があることだけはわかってきた。

　連れて帰り、サークルに入れると、さすがに居眠りしていた。でも数時間してもう元気になったみたいで、あちこち忙しそうにウロウロしているのを見てほっとした。

　今日は妻も風邪気味だったが、（私の貰ってきた薬を飲むのだった）ピアノのレッスンがあった。私も居眠りしていたが、夕食は毎月郵便局から送ってくるグルメで、たまたまステーキだったので、ふたりともバテていたのでちょうどよかった。

元気なトビオは私の居眠り用の毛布を、いつのまにか自分のものにしていた