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将棋教室などの一日 [将棋教室]

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  昨日の晩は風と雨が強くて台風のようだった。深夜に雨の中をチビがしきりに部屋を覗くので見に行くと、不安げだった。何故か小屋に入らないのである。ひょっとして恐いのか、心細いのか?・・玄関に入れてみる。初めはなじまなかったが、一晩入れたままにしておく。紐で繋いでいたのでイヤがるかと思ったが、朝起きてみるとこの写真のとおりでグッスリ眠っていた。

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 今日は午前中、自宅では「子ども土曜コース」だったが、弟子に任せて私は大阪教育大付属池田小学校に行く。PTA主催のカルチャースクールの将棋講座で、ほぼ毎年引き受けている。「将棋は人気があって参加は抽選です」うれしいことだ。

 今年は定員いっぱい30名くらいで、大盤解説、トーナメント(一般トーーナメント・敗者トーナメントA・初級トーナメント・敗者トーナメントBと四つある)その合間に指導対局をする。スタッフは保護者の担当の方で、すでに進行もなじみで手馴れているので助かるのだ。

 途中で賑やかなときもあったが?例年よりは手間がかからなかった印象である。今回は平手中心で指導をした。

 表彰式が終わって、控え室に案内されて、休憩して家に帰る。

 午前中の様子を妻に聞くと、教室の雰囲気はあまりよくなかったようである。一年でも波があって、なかなか平穏な将棋教室とはいかないのである。せっかちな私は、頭から湯気が出ることもけっこうあるのだ。子ども教室は子どもとの根比べみたいなところもあって、きちんと言わないといけないのである。でも子どもに根負けしないで、ひたすら自分のペースで将棋に取り組むしかないのである。レベルは別として、いかに将棋に目覚めさせるかは難題なのである。

 奨励会や棋士の弟子も似たようなもので?私から見ると、子ども教室の子ども達と、ある面ではさほど変わりない・・のだ。ゆえに師匠を尊敬しないにしても?師匠に似ることはないのだから、もっと勝負にのみ(他のことは鈍い方がいい)貪欲に、執念を持ってほしいものだ。

 師匠という存在は、弟子にとって実際に占める比率が少ないほどいいものなのだ。弟子に尊敬される師匠よりも、存在が薄い師匠がよい。そして師匠にとっての弟子は、弟弟子たちからあこがれる存在になってほしい・・それが本音である。

 教室が終わって喫茶キヨに行く。久し振りのFさんを交えて将棋の話題で盛り上がる。Mさんから先週の「飛び駒会に行ったのですが・・」言われてハタと気がついた。休会のお知らせを忘れてしまっていたので申し訳なかった・・

 帰宅すると居残り組のメンバーがいて、千田1級作の詰め将棋に苦戦している。どれどれと見たのがまずかった。解けないのである。「30分ほどして、S君、M君、T君、今度までに解いて・・」千田君はご機嫌で申し訳無さそうに帰って行った。

 こうなると意地である。また10分くらいしてようやく私が解いて、かすかな貫禄を示した?でも子ども達と張り合って解くのはからだによくない・・

 ふと気がつくと今日はバレンタインデーである。四十歳過ぎまで、かつてはイヤな一日だった。家に篭るしかないのだから?

 今はうれしい一日である。大好きなチョコレートをいっぱい食べられる!とはいかないが、コツコツと食べて行こう。これは小さな幸せ、そして大きな感謝なのである・・


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