伊丹イオンモールに行く

 昨日も（６月１７日木曜）宝塚に寄ってから、伊丹のイオンモールに行く。以前のダイヤモンドシティーだ。先日の西宮北口の西宮ガーデンズもそうだが、あちこちで人が集まる空間、都会的な洗練されたショッピングの世界に様変わりしている。これでは地元の小さな店は太刀打ちできない・・そう思いつつ足を運んでしまう面もある。

　いわば泥臭いものや、合理的でないもの、利益の上らないものは徹底的に排除か除外されてしまう競争の社会でもあるのだろう。それには全国的にチェーン化しないと生き残れないしので、全国どの街も似たような表情になる現象がある・・たいていの駅前がそうである。個性よりもブランドか・・どの世界もそうなっているのかもしれない。

　確かにそのほうが厳しい目線の中で選ばれたのだから、優秀で競争の中から生き抜いてきたよさもあるのだろう。ホンモノと言えばホンモノである。でも・・そういう世界だけでは息が詰まりそうになってしまわないか。まあ自分も淘汰されている、淘汰されていく側の人間だからだろうか、そう思ってしまう。

　思っている以上に厳しい世界になっていくのが、どの業界も現実の姿かもしれない。自分たちで首を絞めあいながら、値段を抑え目でいながらもゴージャスに酔いしれている・・そんなＳＦ映画を観ているようでもある。私の妄想である。

　昼食はいつもの出店が多い大きなホールだったが、以前よりもお客が多い感じがした。店も様変わりしている。景気のいい店を集めた感じで、どの店にするのか迷った。吉野屋と蕎麦屋がくっついたような、ざる蕎麦とミニ牛丼のランチにした。

　帰宅して金太郎をケージごと庭に出す。かすかに日が照っていたが、霧吹きを使って、金太郎を水浴びさせる。「キャアー」と大袈裟な悲鳴を上げながら、面食らって逃げ惑う。金太郎は警戒心が強いので初めてのことは過剰反応するのである。私が悪人になったようで、にらまれる。

　そのうちに水浴びをしたくなるはずで、金太郎はというよりもヨウムがとにかく臆病でもある。

　上から霧のような水が落ちてきて怪訝そうな金太郎

　また別のざくろの花が咲いていた。この凛とした朱色が好きだ。それでも今年は実が少なそうだ。

　帰宅して子ども教室のテキストを作成する。毎回新たに作るので手間をかけてはいるが、内容が伴っているか、効果があるかどうかは別である。最短で３時間くらいはかかる。やさしい１手１２問、やさしい３手１２問、やさしい５手８問は全部その場で作る。それに実戦次の一手１２問の内容だ。

　今日もピアノのレッスンがあり、終わって夕食だ。

　終わってから伊丹の新しい喫茶店「蔵〇」に行ってみることにした。珈琲セットで６５０円だった。ＨＩＲＯのような喫茶店がこれで二軒目である。競争が激しくなるのだろうなあ・・外食産業では以前は焼き肉ホルモンの店が乱立、今は讃岐うどんチェーン店と大衆食堂のチェーン店が多い。

　特徴なのは浮き沈みの波が激しいことと、どの店も工夫しないと生き残れないようなきつさがあることだろうか。ヤジ馬的に観ていても怖くなってくる。消費者の目が肥えている、ステイタスが高い、評判は容赦ない、いい店でも飽きられる、ことなどだろうか。

　帰宅して金太郎をケージから出す。一日一回になってからはいかにもうれしそうだ。初めは部屋中を飛び回る。襲い掛かるような激しさもある。それから妻と私のところに来て、遊び場ではしゃぎまわる。

　その後は私のパソコンのところに来て悪さが始まるのだ。１時間くらいして、満足したような頃に、電気を消してそっと押えてケージに入れる。何とか無難なシステム作りに成功した。「バイバイ」とつぶやいて入るのだった。それからケージにカーテン（光遮断用の）をして寝させる。

　夜はテキストをコピーしにコンビニに行く。夏が近づいたせいか、店の前で座り込んでいる若者が出始めた。

　☆夏は将棋教室の日程変更も多いのご注意下さい。

コメント 2

初水浴び、「キャー」ですか…！子どももプール開きで、
返ってきた時には声が出ないくらいに嗄れてました。
暗闇で「バイバイ」…かわいいですね…。
by おじゃまま (2010-06-18 11:11) 

おじゃまま様
　金太郎は初めてのことには極度に神経質なようです。逃げ回っています。でも多分慣れてくるとねだるでしょうね。
　バイバイはまあまあ納得の意味と受け取っています。
by モリノブ (2010-06-21 21:29)