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受験者特訓、最終日 [将棋]

 

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 今日は受験者特訓の最終日だった。研究会も含めて、この夏の間に12回開いたが、回数が多いのと成果は別である。やりながらテーマが見えてくる状況だったかもしれない。

 将棋の勉強法や修行法は様々である。どれがいいのかは個人差や指導者の思惑もあって、わからないものだ。最善のない世界かもしれない。常に流動的で、試行錯誤で、チャレンジなのである。

 自分のことを振り返ると、勝ちたいとか負けられないとかを考えたり浮かんだりしている間はダメだった気がする。まずは将棋漬けでどっぷりつかってからだろうか。いかに自分の暮らしの中に、将棋が位置を占めるかだろうか。

 わからなくなると常にイメージするのが村山聖だが、詰め将棋、棋譜並べ、実戦の三つの基本を体にしみこむまでやっていたように思う。勉強や修業という感覚ではなかった。将棋しかない、将棋がある、将棋との暮らし、そんな感じだろうか。長く伸びた爪なのに、人指し指だけ伸びていなかった・・気がする。

 まあこういう類の話は精神論に近くて、有意義でありそうで役に立たないものなのである。他人の話はほんどが無意味(という言いすぎだが)なのである。結局自分独自のものが大切なのである。そういうとわがまま身勝手さを奨めているようだが、その逆である。自分で苦しんでもがいて掴むものが宝物なのだろうと思う。

 たいていのことは自分の意に染まないことをやるのが、修業だろうか。そう考えると私は全く修業をしていない・・

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 最終日なので、昼食はみんなで鉄板焼きを食べた。子どもながらも?打ち上げである?成果はともかく休まずにこなしたのはよかった。ここまでくると内容には悔いもあるが、まあどうやっても物足りなさはあるだろう・・一年中こういう暮らしが理想だが、そうはいかないものだ。

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 合宿の終りの雰囲気だが、なかなか将棋は強くならないもの・・それが本音の実感だ。とにかく真剣に強くなりたい、その気持ちを膚で掴んでいるかどうかだろうか。手ごたえを確かめながらも、自分の力不足を感じると同時に、何とか自分もばてないでやれてほっとした。

 ここまできたら体調に気をつけて、悔いなく戦ってほしいものだ。大いに期待したい。

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 ゲゲゲの鬼太郎のおみやげをもらった。妖怪新聞に包まれているのがいい。

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 終って部屋の大掃除?をしながら、外食に出かける。太鼓亭のボリュームたっぷりの夕食にした。それからHIROに行く。珍しくアイスシナモンティーを注文した。

 自分の行動の基準は何だろう?飯を食うため、好きなことをやるため、ノルマとしての仕事、いろいろありそうで実は単純明快で「やりたいことをやっている、やりたくないことはできるだけ避けたい」この横着思想なのである。

 思考も人間関係も狭く狭くなっている傾向がますます意固地さとともに強いが、損得抜きでも損得ありでも、いいものは受け入れる、そういう懐は持っていたいとは思う。ある意味で世の中の理屈はほとんどへ理屈だが、屁理屈ほどくつがえしにくいものがあるのだ・・不合理、矛盾、不明瞭、不安、そういうものに包まれて生きているもので、正義や正論ほど空虚さが埋まっているものではなかろうか、そう思ったりする。

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 ☆いよいよ近づいたルンルンピアノ教室発表会のちらしです。8月21日(土曜)で17:30分開演、今回の会場は近所のベガホールでなくて西宮北口のプレラホールです。(西宮ガーデンズのすぐそばで駅から徒歩2分)どうぞお越し下さい。私は今年もビデオ係りです。


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