一門研究会：森信雄の日々あれこれ日記：SSブログ

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一門研究会　[日記] [編集]

　最近は私やトビオ、クロが起きても金太郎は８時前まで、遮光カーテンをして綴じている。夜が遅いのでなるべくゆっくり起こすためである。カーテンを取ると、まず「オハヨウ」「「オウ」で始まり、金太郎は伸びをする。それからケージから出して遊び場に向かう。金太郎はそこで〇〇〇をするのだが、私がきちんとキャッチする。

　便の状態を見ると体調もわかるのだ。但し、遊んでいるときもときどき、私の頭や衣類にかけることもある。初めは困ったが、今はそういうとき仕草でわかるようになったのだ。

　遊び始めてしばらくしてケージあたりに戻ってくると、お腹が空いたときのシグナルの仕草である。そういうきは水を換えて敷物の新聞紙を換えて、餌を換えているので、そっと掴まえるとおとなしく入るのだ。初めはたいてい水を飲む。栄養剤入りの新鮮な水である。

　昨日は（１０月３１日日曜）一門研究会だった。いつものように奨励会の次の日でないので、旅行者はいない。出席は１２名と少な目だった。研究会の日に終日私がいるのも珍しいのだ。たいていは伊丹コースや出かける仕事が入っている。

　一門研究会は２０年くらい続いているかもしれない。やめようかと思ったこともあるが、成果や効果やプラス面ばかりで判断するよりも、マイナスの要素があったとしても継続していえることである。何でもそうだが、長く続けてわかることが私は好きある。常に新しい心で自分で会得する、新心自得と揮毫していた時期もあったが、やはり似合わないのでやめた。

　人間もそうだが、環境や状況や年齢で変わっていくものだが、実際は変わるのでなくて何らかの意思で変えているのである。押えていたものが出てくるのである。だから私は人を信じきらない面と、はじめからそういうものを前提に、人を信じている面がある。好きかきらいかが出発点で、そこからの主観と客観のバランスが人間性を作るような気がする。主観だけで生きているのは幼児性の主である。客観だけで生きているのは柔軟性のなさである？

　自分はどうかと言えば、主観を抑えきれないで、客観でブレーキをかけている・・ように思う。今はブレーキをかけないで暴走する大人が多い？時代かもしれない。ブレーキをかけすぎても走れない面もあるが・・

　昨日は千田三段の連続優勝だった。二位が藤原二段で、三位が坪井１級で４位が橋詰雅人３級。十秒将棋トーナメントは藤原二段で、千田三段が決勝で敗れた。　

　雨が降っていたが、誰ひとりとして傘を持って来ていない・・これも読みの訓練？みたいなもので、やや心配になる。

　途中でＧⅠ天皇賞があったが、家でテレビを見られないので義父の家に行く。研究会があると、確かに居場所が減るのである。鈍い感性の私がいうとヘンだが、弟子にはこういうところも感じるような読みがほしいものだ。　

　教えられないが気づいてほしいこと・・感じてほしいこと、うまく言えないが、それが阿吽の呼吸である。これからの時代には必要のないものかもしれないが・・人間はすべて阿吽で始まって阿吽で終る・・人を信じるか信じないか、常にその判断が待ち受けている。どちらも盲目的なものは危険であるが、それでも決断するしかなくて、間違っても間違ってなくても、それが人生でもあるような気がする。

　ＧⅠ天皇賞は３連単で取った！喜んでいると、配当を観て少々がっくりである。少しの勝ちでしかなかったが、馬券を買う際の手ごたえがでてきてよかった。ブエナビスタの強さは本格化してきた・・そんな印象だ。でも二着のペルーサは劇的だった。ゲートでまたしくじっての強烈な追い込みの二着である。賛否があるが、私は好きなタイプの馬である。

　ブエナと対等の勝負はこの馬だろうか・・