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日曜コースとエリザベス杯 [日記]

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  昨日は(11月14日)午前中、日曜コースAだった。偶然にも出席は昨日と同じ20名だった。私が指導対局で、坪井1級が指導対局手伝いで、阪上二段が手合い、平松6級が手合いの手伝いだった。日曜日はイベントで私が出かけることもあるので、きちんとできているかどうか心配なときもあったので、腰をすえて指導してみた。

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 教室の初めは①きちんと座る②きちんと駒を並べる③きちんとした姿勢で正座をする、これでいいスタートだ。これがどこまで持ちこたえるかが勝負だ?よそ見したり、雑談が始まったりが崩れ始める原因のようだ。不思議なもので将棋に目が向いてくると、騒ぐよりも将棋のほうが面白くなるものなのだ・・

 棋力に関係なく、①将棋はなかなか強くならない面と、②なかなか勝てない面と、③どう指していいのか難しい面がある。この壁をいかに突破していくかだが、①勝ちを多く体験する②玉を詰ます体験を増やす③熱戦の楽しさを味わうこと、などで、バランスが取れていくものなのかもしれない。

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 K初段の二枚落ち戦である。銀を交換して下手が有利だが、定跡形ではないので、力試しの局面が続く。こういう不定形なときは、①攻め急ぎししない②じっくり受けるつもりでよい③攻めるというよりも駒を活用する感覚がよい。

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 四枚落ち戦でお互いにほぼテンパイ状態だ。下手がうまく指しているわけではないが、駒落ちは悪手をしなければ、常にチャンスが残されているものだ。自滅しないこと、これが大駒落ちの鉄則である。また攻めて勝とうとも思わないほうがいいかもしれない。攻めなければいけないとプレッシャーになりがちだ。持久戦でがっちり戦う方針でよい。

 駒落ちは(八枚落ちは別だが)なるべく持久戦で、駒を活用させるのが目的の方がいいように思う。どちらかいうと①攻めの姿勢を持って、②きっちり受けることと③終盤は踏み込みを覚える、ことだろうか。要するに優勢になる指し方よりも、互角の結論でいいから戦い方を中心に教えるのがいいみたいだ。

 後半は崩れ気味だったが、何とか持ちこたえただろうか?

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 午後からは日曜コースBだった。知らない間に有段者が増えてきている。まだまだ物静かな雰囲気とはほど遠いが、将棋に目を向けている姿勢ははるかによくなったようだ。みんな序盤からきちんと指しつつある?

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 S準二段の飛香落ち戦だ。私の教室では3級からまず準3級に上がり、それからステップがあり昇級規定の成績で3級になるシステムである。これは子ども同士の対戦だと、ついつい甘くなる傾向もあるので、関西将棋会館なのでの棋力とレベルをあわすために考えたものだ。また有段者には昇級試験制度も作った。

 この将棋もそうだが、ここから無理な攻めをしてしまった。9六歩、同歩、同香、9七歩、7四歩、同歩、9七香成、同桂、同角成、同金、同飛成、8四角と進む。下手の駒損でも9筋の端攻めで突進してきた。この局面では下手どう指すのか難しい。やや駒組みが甘いのだ。こういう場合のアドバイスは序盤の作戦が大きなテーマとなる。

 <悪手はたいてい無理で急な流れを作ってしまった場合が多いものだ>

 午後も私が指導対局で、阪上二段と高井6級が手伝い、手合いは坪井1級と平松6級が手伝いだった。とにかく将棋漬けの教室にしたいものだ。

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 今日は研修会で、O君が3-1、YM君が2-2、試験のYD君が3-1だった。YM君が来て負けた棋譜を並べる。その後でYD君も来て棋譜を調べた。やはり負けるときは、全体のバランスを崩していることが多い。負けたときは何故負けたのかの分析が大事で、個々の指し手よりも大局観のチェックである。

 ◎GⅠエリザベス女王杯予想と結果

 私の予想

 馬連フォーメーション

  ⑨⑫⇔②④⑥⑩⑰  1000円

 3連単フォーメーション  2000円

 ⑤⑨⇒⑤⑨⇒②④⑥⑩⑰

 ⑤⑨⇒②④⑥⑩⑰⇒⑤⑨

  結果は一着が⑥スノーフェアリーで、⑨メイショウベルーガ⑤アパパネと入った。外国馬の勝利となったが、レース展開と3馬身差とあって完敗だった。アパパネの出来がよくないのと(疲れが残っている)メイショウベルーガの古馬強豪の存在と、外国馬の出来次第のレースの予想が多かった。⑫のアニメイトバイオだけが不可解な負けだった?4着だったが、⑰のリトルアマポーラの好調も当たっていたようだ。

 私は馬連は取ったが配当が安くてトータルは負けだった。3連単は取れなかったが、②④⑥⑩⑰⇒⑤⑨⇒⑤⑨のセットも勝っておけば取れていた・・でもネット投票でもあり、資金の問題もあって?やはり絞るよりないのである。妻も取ったが、少し勝ちだった。

 このレースは予想の段階から面白かった。結局はほぼ強い馬が順調に勝ったのだが、いろいろと考えてしまう・・競馬は確率と可能性と綿密な調整と実戦のリアルな状況などがかみ合ってくるので、当たっても自分の予想が当たるのでなくて、結果的に当たった・・のが現実のような気がする。

 私は強い馬が順調に勝つというよりも、しのぎを削る勝負を見るのが好きだ。そして何が起きるかわからない・・そんな人気薄の馬が鬼神のように勝つのも見るのが好きだ。

 競馬も単なる賭け事ならつまらないかもしれない。特にGⅠなどは回収率とか勝った負けたの数字でなくて、大きな勝負を味わう醍醐味だろうか・・私の場合は馬のひたむきさと、勝負の悲哀だろうか。それにリアルな収支が関わっているのが現実的でよい。どちらかいうと厩舎の立場?からの観点かもしれない。まずは無事であってほしいのである。

 

 

 

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 Youtube「金太郎、不良?」  NEWクリックしてごらん下さい。

 


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