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一門新年会の予約 [日記]

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 金太郎はここ数日はやや悪い子である。いたずら半分だが私の耳をきつくかんだので、すぐに電気を消してつかまえてケージに戻す。しばらくして出すと、やや殊勝な姿勢になって頭の上に飛んでくる。子どもと同じかもしれない。大人になる過程なので、距離感も難しい。自分が出たいときは「キンチャンイイコカ?アソボ、キンチャンイイコヤネ」いろんな言葉を駆使して出してもらおうとする。

 おしゃべりがうまくなるのは案外そんなときで、必死でサービスしているのだ。きちんとした子に育つだろうか・・私は甘いので増長させそうで?やや不安もある。

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 10時に野間五段が来て、1月17日の一門の新年会の昼食会の件でホテルの予約をしに一緒に行く。毎年恒例の行事にしているのだが、来年は震災で亡くなった弟子の船越隆文君のお母さんが来られることになった・・今度の幹事が野間五段である。

 個室があいていて予約もできてほっとした。震災の日が近づくと、気持ちの上でどこか落ち着かない状態になる。自分が悔いなく生きているのかどうか、自問自答するからである。船越君の亡くなった現実は消えることがない。10年間は宝塚に足を踏み入れられなかった、お母さんの心情を思うと、自分が出来ることは弟子をきちんと育てることかなあと思う・・

 弟子はなかなか育ってくれないのだが、自分にできることはそういう姿勢を貫くことなのだと、勝手に決め込んでいる。今は自分の呼吸を維持しながら暮らしていくことすら大変な時代である。ともすると、自分の性根がゆがんでしまいそうなことに直面することも多い。

 自分も含めて、どこか無節操、無手勝手?無神経な体質になっているのが現代人かもしれない。お互いの思いやりが薄い時代なのだろう・・そんな甘いことを言っておられないのである。そう思うと世の中を引っ張ていく立場の、いい年をした大人にさえない人が多い時代(もちろん自分が最たるものだ)なのだろう。子どもは鏡である・・もっとおおらかな時代になってほしいものだ。

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 宝塚に出て三人で昼食にする。中華料理店に入る。私はほとんどノータイムで中華丼とギョーザである?たまにチャンポンとギョーザだ。

 その後でピピアめふに立ち寄って、来年の「第14回ピピアめふ子ども将棋大会」のちらしを野間五段に預けて、関西将棋会館に持っていってもらう。大会の回数が増えてくると、告知の動きが鈍い・・慢心はまずいが、他に悩みが多すぎるせいもあるだろうか・・

 帰宅して少し休み、あわてて仕事に精を出すが、なかなかはかどらない。どうも数日前から風邪模様のようである。たいしたことはないのだが、微妙にペースが落ちている。

 夜は金太郎の冬用のヒーターの電球の取替えでヒゴペットに行く。レジにいた店長さんが「やあ、この間の夕刊の金太郎クンの写真は素晴らしかったですね!」と感激された。それから妻とあれこれ長々と話が始まった。この店長さんはいつしか鳥のような風貌で?さすがにプロといつも感心する。

 帰宅して、また仕事だが、ウトウトしてきたので寝ることにした。


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コメント 2

おじゃまま

子供も、怒られると、いろいろ考えてコトバが増えます(笑)
またまた悪い子になっているのは、寂しいんでしょうか?
冬ですものね。
by おじゃまま (2010-12-16 14:35) 

モリノブ

おじゃまま様
 悪い子になるのは、さみしいのと大人になっている過程の証でしょうか。なかなか難しい金太郎の心理です。
by モリノブ (2010-12-19 09:03) 

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