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子ども入門教室 [日記]

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 今日は午前中、子ども教室のテキストや入門教室のテキストの作成と、他の原稿などで追われる。一段落したので、山崎医院に行った。数日前から少しセキの出る風邪だが、鼻水も熱もなく体もだるくないので、初期なのだろう。こういうときは早めに病院に行くのがよい。診察の後で吸入をして飲み薬をもらって帰宅する。

 昼食の後も仕事をしながら、横になる。薬が効いてきて知らない間に寝てしまった。また起きて仕事をする。寒さがこたえる季節である。

 今日の入門教室は6名出席だったが、初めに一手詰めと「詰めろ」の勉強をした。盤面の駒を数字で呼ぶのに少し慣れてきたが、もういちど復習をする。次は平手の指導対局で、以前よりもはるかに進歩した。途中で止めて全員の将棋の局面の解説をする。

 次は駒落ちで「六枚落ち」である。これも徐々に慣れてきて、されぞれ個性的な指し方である。これはほとんど詰むまで行ったが、全局のポイントを解説した。今は人数が少ないと可能なグループレッスン風である。

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 それから子ども同士の対戦だ。なかなか勝負が付かなかったが、今日はみんな三局させたようだ。すでにチェスクロック使用で、5分切れ30秒の持ち時間にした。習うより慣れろで子どもはデジタルの分野は早い。

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 ★これは困った、上手の方もやる手がない・・引き分けにした。

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 ★子ども同士の対戦で、見事に棒銀の攻めが決まった。

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 ★ここで下手がどう指すか?銀を逃げないで9六歩は教わらないと指せない一手だ!

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 ★ここで4五同歩、4四歩、5三金、5四歩、6四金と進んだがまだ難しい。しかしこの局面では9五角が好手だ!

 ☆子ども同士の平手戦を見ていると、勝負の決着は序盤で大きな駒損がほとんどのようだった。また六枚落ちの定跡と平手の戦法を一緒に教えると、平手で端歩をついていくことがあるので注意である・・

 大きな駒損とは、角の頭を攻められたときの守りのミスなど、要するに駒をタダで取られたり、損な交換をしたりするのだ。まずは平手の居飛車は序盤で自分の角をどうするか、角の頭を守りきれるかが大きいようだ。

 目的がわからないと、序盤でも中盤でも終盤でも、どの駒を動かせばいいのかわからない・・しかし、将棋はわからないなりにいつしか終盤になって、玉を詰ましたり詰まされて勝負がつくのだ。普段は一手々々の意味付けを考えることはないので、こうやって分析していくと、自分の指した手には必ず何かの意図が含まれていることに気がつく。

 キリがないので終わり。でもこうやって子ども達と入門教室を体験して行くと何かが生まれるようで楽しい。

 最近は将棋界のニュースに疎くなっているが?竜王戦は渡辺竜王が4-2で防衛、王将戦は豊島六段が挑戦、めまぐるしい動きなのかどうかわからないが、流れが変わりつつあるのも事実だろう。

 

 


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