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ヴォーリズ六甲山荘と名人戦前夜祭 [日記]

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 昨日は(5月30日月曜)台風と梅雨の影響の大荒れの天気が、すこしづつ回復にむかってほっとする。週末の後で今日も留守になるので、朝に2回、金太郎を出した。珍しくリビングで遊ばせる。

 11時過ぎにYさんが来られて、六甲山頂方面に向かう。少し道を間違えて遠回りしてしまったが、宝塚ICで高速に乗って、それからまた阪神高速7号線に乗る。それからすぐに降りて、六甲山頂方面の山道を登る。

 途中で故障車があったが、この急な坂道のカーブは運転すると疲れる。道幅も狭くて、対向車線はあっても、Uターンできそうな場所がないのだ。それで今日は、雨上がりのせいもあって、Yさんの車に乗せて行ってもらうことにした。

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 分岐点で「ヴォーリズ六甲山荘」の看板があった。ここからは細い道に入る。Yさんに「ここからはすぐ近くなので、自然の中を歩いてどうぞ」と奨められる。

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 天気はまだ悪くて森林浴とはいかないが、自然の空気を吸う。寒いのだが心地よい時間だった。

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 人は誰も通っていない。イノシシが出そうな?道でもある。

 

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 池があって、その向こうはゴルフ場のようだった。

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 ヤマツツジが咲いている。静かに散策する道でもある。

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 このあたりは別荘が多いようだが、使われていないのもあるらしい。昔は別荘からゴルフ場に出入りできて、そこからプレーしたそうである。

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 ヤマツツジが雨にぬれてひときわきれいだった。

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 ヴォーリズ六甲山荘の入り口に着いた。建物は見えない。昔、建てたときにそういう規則があったらしい。

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 敷地の中に入れてもらう。静かすぎて雰囲気になじめないのは、普段が騒がしいせいだろうか?現代は人間の精神が騒がしいのだろう。

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 入り口のベル

 

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 シャガも咲いていた。怖い花?だが、上品だ。

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 少し靄がかっている、霧にもみえる・・いろんな樹が風に揺れている。山水画の世界である。

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 本では知っていたが、ヴォーリズ六甲山荘の裏に回る。

<気が遠くなるような長い時間の中ではぐくまれてきた厳粛で神秘的な森、よどみのない水、豊かな実りをもたらす土、そして自然や生活と長い間、優しいハーモニーを奏でてきた民家や街並みの数々>アメニュティ協会のパンフレットより

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 これはホンモノではありません。

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 裏から見たヴォーリズ六甲山荘全景だ。

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中に入れてもらった。暗い中にモダンな電灯が似あう。

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 映画のシーンのような情景だ。懐かしさと色濃いドラマが待っているようだ。

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 それぞれの部屋を案内してもらった。1934年築、ヴォーリズの山荘建築を代表する作品で、現在は「国登録有形文化財」「近代化産業遺産」に認定されているそうだ。

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 これは和室の部屋にあった照明器具だが、気品がある・・

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 廊下を見るとホテルのようでもある。

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 寒いのでストーブをふたつつけてもらった。

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 囲炉裏に火をつける。けっこう難しい作業で、私には無理である・・

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 囲炉裏のそばで弁当を食べ終わってから、ティータイムになった。贅沢な時間である。

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 外に出るとますます靄がかかっていた・・幻想的な風景だ。

 

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冬は寒くて雪も積もっているので、使わないらしい。夏向きの別荘なのだ。

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 この静けさは弟子の将棋の合宿にもよさそうだ・・

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出口から車に乗る。

 ヴォーリズ六甲山荘を出て、また同じコースで連れて帰ってもらった。あっという間に過ぎた時間だった。「あそこにいるとやることがいっぱいあって、すぐに時間が経ってしまいます」Yさんの言葉に納得である。

 ありがとうございました。

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 家に戻るとすぐに義父がやってきた。金太郎が珍しく平気でおしゃべりしたので、びっくりしたようだ。

 しばらくして、宝塚南口の「宝塚ホテル」に向かう。夕方6時から「名人戦第五局」の前夜祭があって、A記者に「奥様と一緒にどうぞと」声をかけてもらっていたのである。あわてて準備したが、ギリギリだった。駅を出たところで十三棋道館のKさんに会って、ご一緒する。

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 夕方6時に開宴で、宝塚市長、主催の挨拶の後で乾杯となった。こういった会ではたいてい半分以上は知っている人なのだが、今日は久し振りのせいもあるのか、会場を見渡すといつもの顔ぶれとは違う人が多かったように思う。

 もともと人の多い場所は、実は私は苦手である。昔、理事をやってからはさすがに仕事になったので平気になっていたが、今は元に戻っている・・(単に面倒くさがりでもあるのだが)

 途中で対局者の挨拶があった。

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 森内九段の挨拶

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 羽生名人の挨拶と前夜祭の会場

 いろんな方と挨拶して、あっという間に時間が過ぎた。

 帰りは二駅なので楽である・・宝塚で名人戦が開かれたのはとってもうれしい。

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 帰宅して、金太郎を出す。今日も一日でかけていたので私と遊ぶのがうれしそうだった・・

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 長い一日だった・・

 

 

 

 


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