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土日月曜の日記  6月25,26,27日 [日記]

 ◎土日月曜の日記

 土曜の日記 6月25日

 ☆土曜コース、土曜教室

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 土曜日は午前中、「子ども土曜コース」だった。金太郎を早めに部屋に出して遊ばせる。最近はプリンターを壊す作業?も一段落して、もっぱら壊れた加湿器を使った遊びである。ある程度時間が経つと、電気を消して「金太郎、バイバイ」と前もって言っておく。それから捕まえに行くと、以前ほど抵抗しなくなって「バイバーイ」と素直に応じる。

 電気を消すのがサインなのである。このサインを送らないで捕まえると、人間不信になるようで、けっこう神経質なのだ。急に捕まえてケージに戻すと、猫なで声で「キンチャーン」とか言いながら手をがぶりと噛む。この騙す感覚は動物特有のものだろうか?

 金太郎 甘い言葉に 要注意

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 壊した加湿器で遊ぶ・・何かを壊すのはしょうがないようだ。金太郎の集中力はすごい。

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 これは中の部品だが、噛んでちぎる作業だ。食べることはない。金太郎は貼り絵が得意そうだ。

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 子ども教室も少しづつ年齢層が変わってきている。サイクルが早くなったのだろう。それだけ教える側もきちんと指導したい気持ちが強い。せっかく将棋を習うのなら、強くなってほしいし、礼儀も身につけてほしいし、何よりも大切なのは「真剣に将棋に集中する楽しさ」だろうか。

 とう思いはなんのその、子どもたちは成り行きで流動的である?

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 機敏な仕掛けだったが、4四同歩、同銀、7六歩に3五歩は勇み足だった。4六銀左でやぶへぶになる。ここは5三角や3三桂、4二飛など「攻め駒を集中させる」準備が必要だ。

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 八枚落ちで何とかここまでこぎつけた。ここから4五桂で下手勝勢になる。八枚落ちは序盤は少々いい加減でも、中盤でやはり「攻め駒を集める」テクニックを教えるのがいいようだ。

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 ここで9六歩と攻められるかどうかは、教えるしかない。またここで7七角成、同金、8六銀もあるが、9筋の歩が伸びていない場合だろうか。攻めは駒が当たっているときがチャンスなのだが、その分、タダで駒を取られる危険度も増す。これが将棋の難しさだ。

 将棋のチャンスはピンチなり

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 ここで上手は、2五同歩か3五歩か迷う。2五同歩に同桂、2六銀、2四銀が本筋だ。他には2五同歩、1五歩、同歩、同香、2六銀、1七香成の決戦もある。

 3五歩には同歩、2五歩、3四銀、2六銀、2二飛と2筋に攻めを転換させればいいのだが、下手も間違いやすい。

 駒落ちでもこのあたりの指し方がすべてなのである。六枚落ちといえどもあなどれない。但し攻めなければ負けることはない・・現実的にはそうなのである。攻めて勝つ指導法は負ける要素もたっぷりなのだ。実戦的には負けない指し方も教えた方がいいかもしれない・・

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 午後からは「土曜教室」だった。最近はちょうど目いっぱいの人数のようでもあり、もう少し増えてほしい?人数でもある。けっこう上達してきたので、指導もどっと疲れるのだ。駒落ちと平手の両方を指導しているが、手ごたえがある・・ようになってきたのがうれしい勝負勘がよくなってきた印象だ。

 夜はおとなしくしている。最近はHIROを休んでいる。暮らしのパターンを変えたら、時間の感覚が微妙に違って来ている。どんなに楽しいことでも、長く続けるとマンネリになるのだろう。

 楽しさも続くと当たり前になり、有難さが薄くなる・・これが人情のようだ。ときに見直すことも大事なのだろう。

  日曜の日記 6月26日

☆伊丹コースと日曜コースA、B、「G1宝塚記念」

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 ガブリとプリンターの蓋を開ける。

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 伊丹日曜コースは欠席と清荒神の日曜コースと重なって少なかった。静かな雰囲気と思いきや、あまり変わりない?

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 子ども達の桂を跳ねるタイミングがだいたいよくないようだ。早すぎて他の駒が動きにくいし、桂馬の高飛び歩の餌食・・が多いのだ。

 伊丹コースは私が時間を間違えて、早く終わりすぎてしまった。それから帰宅する。ちょうど日曜コースAが終る頃だった。

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 午後からは「日曜コースB」である。このコースも少し人数が減ってきたので今は中級~上級だが、普通の初級から上級に戻したほうがいいかもしれない・・将棋教室は常に柔軟自在に考えていかないといけないのだ。

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 指導対局は阪上二段で、こちらはふたりとも昇級試験だ。

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 二枚落ちで難しい形勢だ。ここから最善手は5四歩、同金、5三歩、同金、4四銀だろうか。その間に7四桂はあるが、上手に金がないので下手玉はまだ大丈夫だ。

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 ブエナビスタが阪神競馬場に来ているので、観戦に行く。多分、もう二度と阪神競馬場では見られない気がする・・競走馬は5歳になるとよけいにいつ引退してもおかしくないのだ。

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 ブエナビスタの騎乗は岩田騎手だが、私は今でもアンカツさんがよいと思っている。でも岩田騎手なら文句も言えない・・

 ブエナビスタはおとなしくてしおらしい馬である。ときおりチラリ回りをうかがう仕草もかわいいのだ。最近は不運が付きまとっているが、ブエナビスタは勝ち負けを超えて人気がある。デビュー時の豪快な勝ちっぷりをみてからだろうか。

 私はブエナビスタを観られるだけでも幸福感がある・・今回の宝塚記念では予想家の間では信頼が薄いが、よけいに期待する気持ちが強かった。

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 アンカツさんのエイシンフラッシュも実力馬である。

ブエナビスタとエイシンフラッシュのワンツーが理想だったが?

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 長い休み明けで出走するアサクサキングスである。そろそろ引退が近いのだろうなあ。がんばってほしいが、さすがに観るのがつらい面もある・・強くて活躍した馬が弱い姿を見せるのは悲しいものがあるが、それが競馬でもある。

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 ドリームジャーニーもこのレースを最後に引退した。小さい体で闘志満々の勝負師魂が光る馬だった。

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馬は一期一会が際立つ感じで、なかなか実物を見る機会は少ない。

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 優勝したアーネストリー、私は休養が長く必要な馬なので外したが、今回は体調がかなりよかったらしい。自信の勝利だったそうだ。

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 2番人気を背負って惜敗のルーラーシップ。4歳馬敗れる波乱?を招く・・

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 常に期待がついて回るローズキングダム

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 人混みが凄くて、スタート直後の「宝塚記念」大型スクリーンでしか見えない。

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 第4コーナーを回ったあたりだ。

月曜日の日記 6月27日

☆対局、勝ち

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昨日は(6月27日月曜)竜王戦6組、昇級者決定戦で田中魁秀九段戦だった。

図以下▲3三銀△同桂▲同歩成△同金スグ▲3四歩△同金スグ▲同銀△同金▲2三金△4三金▲3六桂△3五銀▲4四桂△同銀引▲同角△同金上▲同飛△同角▲3二銀以下森勝ち。

 ▲3三銀がねらいの攻めで、何とかつながったようだ。その後で△4三金に▲3六桂も手ごたえのある一着で、△3五銀の受けに桂、角、飛と切って寄せに出たのがよかった。

 携帯中継の将棋だったので威勢よく指そうと心がけたのがよかったみたいだ。気持ちのいい勝ち方だった!これで3連勝で、なんだか2年分勝った感じで気分もいい・・

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 帰りに偶然、山崎七段と一緒になったので、少し喫茶店で話をした。これも久し振りである。

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 対局に勝てて、金太郎と遊ぶのは最高だ!また次もがんばろう?

 

 

 

 

 

 

 


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コメント 2

95

おめでとうございます。田中九段に連勝ですね。2年分で満足しないで、この際10年分くらい突っ走って下さることを期待しております。
 暑い毎日ですが、3日には庭のスモモのジャム作りという名目で、みんなが集まります。
by 95 (2011-06-28 16:17) 

モリノブ

95様
 一年に数回の七夕のような勝利ですね。でもうれしいものです。ここで欲を出して負けるのがパターンですが?
 3日は夕方からピアノの発表会があります。私は京都で大会の審判もあります。皆様によろしくお伝え下さい。
by モリノブ (2011-06-29 20:45) 

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