木曜、金曜の日記 8月4日、5日 [日記]
☆木曜の日記 8月4日
大石四段と園田競馬に行く
8月4日(木曜)は夏の挨拶に来た大石四段と園田競馬に行くことになっていた。弟子と一緒なのは初めてである。弟子の園田行き第1号が生真面目な大石四段なのは意外かも知れないが、大石四段は成人のときにお父さんに阪神競馬場に連れていってもらったそうだから、多分OKなのである・・何よりも師匠孝行の筆頭かもしれない?
園田競馬は久し振りである。オフの火曜日に月2回小学校に指導に行くようになったのと、夏場は体力に自信のないせいもある。それに懐具合だろうか?ストレスがたまらないように、少しだけネットで競馬をしている・・でもやはり現場がいいものだ!
パドックの大石四段、まじかで馬が見られるのが大きい。馬券よりも馬の可愛さも園田競馬の醍醐味だろうか。パドックでの馬の様子をみるのが好きなようだ。弟子と一緒でさまざまであるが、競争馬の選手寿命はたいてい長くない・・怪我も恐い。それでもけなげに疾走する姿に胸打たれるものがある。
パドックを出てレース場に入って、返し馬を見に行く。騎手によって、馬によってレース直前の調整の仕方が異なる。パドック、返し馬、予想、馬券購入、レース観戦この作業を続けていると体も脳もスグにばててしまう。どれかを手抜きである。
昨日は晴れていたので真夏日だった。こういうときの馬場は案外、先行逃げ切りよりも差しが決まるそうである。だから雨の日のほうがいいタイムがでる。
園田初日の大石四段は馬券は不調だったようだ。でもそのほうが将棋の成績はよくなる?はずである。運の流れはそういうものだ?
私は少し当たっているが、どれも本命サイドで安い配当ばかりだった。堅いレースが多いはずなのに、案外取りにくいのがこの日の馬券だった。
真剣な表情の大石四段だが、この日は歯車がかみ合っていなかったようだ。途中から負けん気の表情がでたが、馬券は厳しい試練だ?
川原騎手はいつもエネルギッシュだ。馬券は意表をつかれて困るのだが?
5Rの2番ビザンローズ(小谷騎手)
5Rの8番カミノフローレンス(下原騎手)
サラ2才のレース、1番8番7番と入った。私の馬券は3連複590円だった。
伊丹空港を離陸する飛行機だが、今日はひときわ高く大きく見えた。
子どもが馬券で遊んでいる。私の子どものころも競輪場で同じ様に遊んでいた?
9Rのパドックで、1番芦毛のゲイリーマイハートとともに大石四段。
ゲイリーマイハートは11歳の高齢馬だが、今もハナを切って勢いよく逃げる。芦毛の馬は年齢とともに白が濃くなる。
9Rで勝ったのは8番マルハチヘラクレス(木村騎手)だった。ゲイリーマイハートは直線で差されたが3着に残った。エライ!
逃げるゲイリーマイハート
10Rが終ってから家に帰る。大石四段も一緒に戻って感想戦である?
夕食は家でビールを飲みながらだった。
金太郎が餌箱の隙間から首を出してきた。「あぶないよ」というと「キンチャン、アブナイヨ」と返事が来る。そのイントネーションがぴったりなのだ。
久し振りのオフだったが、競馬を堪能した一日だった。
金曜日の日記 8月5日
☆受験者研究会
金曜日は受験者研究会だった。金太郎はケージからでると、ときどきこうやってカギをくわえて落とす。
和室ではいつもこうやってプリンターの上に上って、こちらを覗きこむ。それからプリンターの蓋の開け閉めで遊ぶので困る。叱るとよけいにムキになるのが金太郎だ。
受験者研究会はこれからがヤマ場で連日になる。ほとんど合宿のスケジュールだが、今年は近い子が多いので、ほとんど宿泊をしていない。
あれこれ課題は多いのだが、試験まで時間もなくて、本人よりも私の方があせってしまう?のだが、何でも積み重ねであると思っている。自分を信じて鍛錬していくよりないのだ。
夜は小雨が降っていたので、宝塚花火大会は中止かなと思って、買い物に出かけていたら、花火が上ったのであわてる。
Y君を誘って、あわてて図書館の裏に走る。
毎年花火大会は、弟子と一緒に観ていることが多い。震災で亡くなった船越隆文君の遺影の写真も、花火大会のときに私がたまたま撮ったものだった・・毎年それを思い出しながら見る・・
花火は刹那的で、瞬簡の美である。はかなくも美しいのだろう。真夏の夜なのでよけいにそう感じるものがある。
終わり頃になって、やはり雨が降り出したので退散する。花火大会は明日もあるので、また楽しみにしよう。
金太郎が歌う「ハナビガポン!」そのものである。
本当の花火の音には恐がりそうだ。
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