土日月の日記 8月27日28日29日 [日記]
土曜日の日記 8月27日
☆土曜コース、土曜教室
私の手に乗る金太郎、こういうときは力を緩めて握っているのだ。ケージに戻りたくないときは、きつく掴んで離さない。
この日は午前中、子ども土曜コースだった。夏休みもそろそろ終りになってきて、休み気分も取れつつある?私が指導で藤原二段が補佐をする。従来の体勢に戻したのだが、後半は少し騒がしかったかもしれない・・
指導対局は三面指しで、各10分切れ30秒である。有段者の昇級試験の場合は5分増やす。全体ではみんな落ち着いて指導を受けているように思う。ややパワー不足だろうか。
五枚落ち戦で、ここからは7二飛から7四歩の反撃がよい。
二枚落ち戦で、ここでは4三金の活用がよさそうだ。実戦は5五歩、6五銀、同銀、同銀、6四歩、4四桂と進んだ。
将棋は「終盤力によって指し方を変えたほうがいい」かもしれない。終盤の力によって、先の展開が変わるからだ。この辺が難しいところだ。
微妙な戦いの局面だ。8八馬、5七香と進んだ。
午後からは土曜教室だった。前回よりは少なめだった。終ってから喫茶店に行く。この時間は割りとのんびりできる。
金太郎の夜の遊びタイムである。夜は電気を消すと真っ暗なので、いつでもケージに戻せるので私の方にも余裕がある?金太郎もわかっているので悪あがきはしないのだが、ときどき悪さをする・・すかさず電気を消すとじっと困ったような表情をする。
「金太郎、そろそろネンネ」というと飛んでいってハンガー遊びをする。まだ寝ないよの意思表示である。そこで遊びに付き合う。
第二の遊び場だ。
最近はますますハンガーを落とすのがうまくなっている。
襖の桟にぶら下がり木の部分をかじる。我が家はある面で金太郎の好き放題だが、その分、いっぱい癒してくれる、おつりがくるほどだ?
私のパソコンの回りで遊ぶとき、プリンターをいじらせないように、こうやって遊んでごまかすのだ。金太郎はでんぐり返ってうれしそうである。いつものポーズだ。
日曜日の日記 8月28日
☆子ども日曜コース
朝、ケージから出すときもときどきわざと放っておくと、こんな風に自分で金具を開けてでるのだ。理屈どおりに落ち着いて素早くするので驚く。ヨウムは脱走の名人らしい。
金太郎は朝と夜に出すのだが、朝はカーテンを閉めて電気を消してもまだ明るいので、いざというときに捕まえるのが大変だ。たまに逃げ回ることがある。
金太郎を戻して部屋の掃除のときに、電話がかかってきた。急用で車を走らせる。何とか片付いて教室の準備を始める。
午前中は子ども日曜コースAだった今日も私が指導した。西田三段が補佐で、阪上二段が手合いだった。
この日は試験が二局あった。規定の成績を挙げれば昇級試験だ。勝つまで何回でも対局するのだが、何ヶ月かかかるケースもある。これは有段者の昇級を厳しくする制度である。その代わり堂々たる昇級になる。
飛香落ちでほぼ定跡形だが、ここから9八歩と垂らして6五歩と攻める筋になる。飛香落ちではやはり「終盤力」が大切だ。攻め潰そうでなくて、終盤の寄せを勉強する感覚がよい。
二枚落ちの昇級試験の将棋だが、この辺での対応が勝負を分ける。
六枚落ちで我流?気味だが、こういう風に上手の金銀に盛り上がられると勝ちにくい。やはり端を破る序盤の方が明快だ。
午後からは日曜コースBだった。阪上二段が指導で、私が補佐で西田三段が手合いだった。このコースは人数が減ってきたのと、内容がもったいないので?(指導陣が多い)何か案を考えている。指導と昇級システムと特訓を兼ねたようなコースにしたい?
私も指導するのだが、平手もOKにしている。将棋は指導の場合駒落ちと平手の両方がいいように思う。
8月の最終日曜日なので、息子と義父と義母らが集まって食事会だ。奨励会試験やその他も落ち着いて、ようやく遅れてきた我が家の夏休みの一環である。
食事の後は妻の手品とクイスコーナーだった。手品はうまくなった?もちろんタネは教えてくれない。こういう場合は観客の私はやりやすいそうだ。
終って息子を交えて歓談する。今は食っていくのも難しい時代だが、あれこれと悩ましいことも抱えないとしょうがない・・私自身もこれから数年はいろんなことでフル回転しなければと思っている。おもうようにままならないことばかりだが、そんな状況でも確実に言えるのは、自分にできる身近なことをこなしていくことだろうか。
月曜の日記 8月29日
☆加古川に行く
我が家の夏休みがきたと思ったら、8月もほぼ終わりである。
妻の歯科通院帰りを待って、ドライブに出かける。金太郎がさみしがっていたが、キリがないので我慢させる?
加古川に行くスケジュールを立てたが、高速に乗った途端に火災車発生のため渋滞6キロの表示が出る。たまのドライブなのに・・今は夏休みのせいもあって、どことなく車が多い。しかも危なっかしい?運転が多い気がする。
初めの目的地「ポプラ」で食事をする。妻の情報収集能力はすごいので、私はお任せである。何も考えないで遅れた昼食にする。
ドカンと出てきたのは「Cランチ」である。890円なのだが、トンカツ、コロッケ、カラアゲがどっさりと、何と言っても驚いたのがご飯だ。私の1週間分がどっさり出て声を失う・・「減らしてください」ということも忘れて思わず見入ってしまう。
ようやく妻のねらいがわかった・・そういう料理がドカンのレストランなのである。
がんばって食べるが、もちろん中投げ、投了、完敗である・・店の人にあやまってコーヒーをもらう。「あのう、先に行ってもらえば減らせますので・・」感じのいい兄ちゃんが気の毒そうに教えてくれた。レジでも「また来てくださいね」敗者をいたわる?言葉をかけてくれた。
あたりを見回すと、レストランや喫茶店が多い。「大食い街道かなあ・・」車を走らせながら、そういえば神吉七段も加古川だったなあと思い出す・・
今度来たときは何を注文しようか・・
次は加古川の市内に向かって走る。以前から気になって訪ねたかった「ニッケの社宅」探しである。
昔風の雰囲気がある風景がいっぱい残っている。
暮らしのにおいがする?
子どもの頃を思い出すような空気を吸う。
ニッケの工場があった。社宅は点在しているらしくて、よくわからない。暑いので歩き回るのも無理である。
川を隔てて2箇所に工場があり、映画のロケに使われた社宅は駅のほうのようだ。
結局あきらめて、また次回に出直すことにした。季節がよくなってゆっくり散策したい。
子ども達は元気だ・・
帰りも宝塚トンネルあたりで事故渋滞で8キロの表示が出たので、三田ICで降りる。176号線を走った。
久し振りのドライブはやや不完全燃焼だった。
19時にT君一家が来て話をする。懇談である。
21時過ぎに終ったが、昼食の余韻でお腹が空かない・・コンビニでカップうどんを食べることにした。
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