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松寿会将棋大会 [日記]

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 首を伸ばして小さな駒台を落とす。これは以前からの得意芸である。金太郎もそろそろ拾うことも教えないといけないかなあ?

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 昨日は(10月17日月曜)パ〇ソニック〇工松寿会の将棋大会で、指導を依頼されていた。松寿会はパ〇ソニック〇工を退職された方の憩いの場で、将棋の他にもいろんなジャンルで同好会があるようだ。いつも稽古で通っているコースを行く。

 太陽の塔に近づくと無意識にデジカメを出して、窓の外を眺める。最近は、くじけないように暮らしていく・・激励の塔にも思える。

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 膝の痛みが出てから、電車の乗り降りがスローになった。今はたいていどこも元気な人が中心の社会構造になっている気もする。数秒で走れば乗れたのだが、待つことにした。

 昔、本間爽悦七段(当時)という先生と駅のホームで一緒になったとき、本間先生は足がご不自由なので決してあわてなかった。「森君、一服吸ってから乗ろうよ、電車はひとつ遅らせよう、ハっハッハ」そのときに、急ごうとする私は何かをふと感じたのだった。自分の思いやりのなさに呆れたのと、本間先生のやさしい言い回しと誇り高さである。

 本間先生は対局の後で深夜にたいていお酒を飲んで、始発まで過ごされたので、住み込みの塾生だった私は一緒に付き合わされた?でもいろんな話を聞かせてもらえるので、酒飲みのくどさを我慢すれば?楽しかった。「森君、君の将棋はだめだ!」「はい」塾生部屋での練習将棋をみてもらっていたのだ。「もっとてきぱき筋を読むことだ」「はい」

 将棋も数局教わったが、でも何回か続く間に「森さん、君はナンコウさんの弟子だが、友達だワッハッハ」甲高いがていねいな言葉使いで、透き通った大きな声が本間先生の特徴だった。

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 何人か先に帰られた方もいたが、表彰式の後で記念撮影となった。

 昨日は平手の指導が多かったが、実戦の鍛えの入った将棋の手ごたえがあった。みなさん腕力がありそうだったので、序盤から中盤はやや慎重に指した。最後に優勝されたAさんとの角落ちは終盤で負けになった。寄せ合いで力負けしそうだったので参った・・

 大会が終わってから幹事のTさんとHさんとで打ち上げで居酒屋に連れて行ってもらった。いつもの稽古日はもっと夜の遅い時間なので、何となく不思議な感じだった。

 いろんな熱っぽい将棋のお話をうかがって、エネルギーたっぷりの充電をさせてもらった。ありがとうございます。

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 家に戻ると、金太郎が喜んでいた。お通夜のようだったらしい。それからすぐに部屋に出すと、今度は妻に歌をねだる。決して私には歌をねだらないのだ。

 金太郎の好きなフレーズはこうやって身震いする。羽が一本々々逆立ってくるのである。感情の昂ぶりのようだ。そして人がいないときに、こっそり練習するらしい。人見知りとこっそり歌の練習がヨウムの特徴らしい・・

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 真剣な表情で、ポツリと「ポン」とつぶやいて歌をねだる。「ポン」は歌のおねだりだけでなくて、私や妻を呼ぶときのサインにもなっているようだ。

 この写真が金太郎の股旅スタイルなのだ。

 


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