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入門コース 5月10日木曜 [日記]

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  昨日は(5月10日木曜)夕方から「子ども入門コース」だった。入門コースの適正人数は微妙で、少なくても多くても大変だ。ひとりひとりの特徴がつかめれば、アドバイスも指導もしやすくなるが、かといってスンナリいくかというとそうではない。

 入門の指導は、子ども達のわからない面を一緒に向き合う姿勢が必要なのかもしれない。わからないことを教えるというのは、答えを伝えることではない。頭でわかることも、体で身につくまでは、やはり堂々巡りなのだ。根気よく伝えることなのだろう。

 将棋に限らず、「わかった」「わかっている」ことほどあてにならないことはない。「わかっていてもできない」「わかっていても同じ失敗をする」のである‥

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 八枚落ちで下手は独自の攻めだが、ここから4五桂で受けなしだが、実戦は2五桂。これでも受けがないのだが、4八玉、1七桂成、6六金と進んだ。3六歩、同歩、1九角成と指せなかった。①歩を損したくない②歩を突いて角が成れるのがわからない③桂を成るだけでも十分、入門コースでの壁がこの辺である。何が理由なのか・・その追求が大切な気がする。

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 これは六枚落ちで下手勝勢だ。9筋を破って竜を作ってからの攻めで、成香ともう一枚と金を作るように指導したら、飛躍的に下手が勝つようになってきた。「小さな駒で確実に守りの金銀を取りに行く」この作戦である。上手がきつい‥

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これも似たような作戦で下手勝勢。ここから終盤の寄せだ。上手の手番で5八金、同竜、6七金、6五金、同玉、6七竜、6六金、6四金まで下手勝ち。

 こういう局面からもすぐに逆転する。同竜では6六成香、同銀、5八竜と指せればすでに入門は卒業だ。

 6七金で成香を外されて、6四歩と指そうとしたので止める。この6四歩が入門らしい可愛さだが、これは困る。6五金、同玉、6七竜は実は入門では高度なテクニックなのである。「駒を捨てて取り返す」

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 夕食の後で金太郎を出す。坪井1級が入門コースの手伝いの後で棋譜調べをしている最中だったが、金太郎が邪魔をする。坪井1級は見慣れているので甘えているのだ。歩を咥えて落とした。それから駒台に乗る。

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 しばらくほおっていたが、また繰り返したので、ケージに戻す。

 夜はネット将棋の時間だ。それを終えて金太郎をまた出した。今度はメガネ外し戦法だ。

 疲れが残っていて、仕事にならないので、風呂に入って早めに寝る。寝ながら今後の方針を探る・・

 枕元に昔、出版の予定で(理事になって中止した)ゲラまで取り掛かっていた「スーパートリック」の次の一手の資料が出てきて、見直す。答えも変化も忘れてしまって解けない。自分で作ったのだが(詰将棋でもこういうことが多い、自分の問題が解けない)難解だ。

 検討も大変で苦戦の最中の状態だったようだ。付録で使ったものが中心だが、いつか出版したいなあと思う。

 そういえば「スーパートリック」の本が自分の手元にないので(管理していない?)困ったことがあって、ネットで注文したこともある。意外に高いので安心した???


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