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カルチゃー、特訓、三段リーグ最終日9,7 [日記]

 ☆カルチャースクールと土曜特訓、三段リーグ最終日 9月7日

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 土曜日の午前中は年2回の大阪教育大付属I小学校のカルチャースクール、将棋講座で出かける。今回は31名で入門が3名だった。

 低学年の子が多いので、教室の机も低い。初めに挨拶をしてから二つのトーナメント戦と入門は大盤を使って指導をする。

 それから対局が終わった子どもから六面指しで六枚落ちをする。手合いは八枚落ちの子どもが多いのだが、それだと時間がかかる?初心者から初級者までの初めての場合はたいてい六枚落ちを出発点にしている。

それでも昔と比べてレベルが上がったように思う。将棋はクラスで流行るのがきっかけで覚えるケースが多いようだ。子どもを教えるのは子どもが最適?かもしれない。子どもの背丈になって教える感覚が大切なのだが、根気と明晰な分析力が必要な気がする。

  飛車をタダ捨てる子がいて「もったいないやろ?」と聞くと「いいいの、こう指したいの!」と強がる。「でもな、こっちに行った方がいいと思うで‥」懐柔する。人質事件の現場交渉?みたいな面もありそうだ?

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 金太郎はエアコンの少ない日々でうれしそうだ。ジメジメ、ホカホカが好きなのである。

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 午後から「土曜特訓コース」だったが、欠席もあり少な目だったので、Y君、Iさん、F君も指導する。今は椅子でやっているので指すのは楽である。

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 最近の戦法はすっかり様変わりして、ついていけない面もあるが、力の激闘になるのは変わりない気がする。やはりバランスが大事のように思うが、勝つ、強くなる、その目的意識をもってしても、ハイレベルなものが要求されているようだ。指導するのも同じで、果てしないものを感じるが、確実に抑えるポイントもあるように思う。

 カンのいい子で早く強くなると伸びにくい面もある‥遅く強くなったほうがいい面もあるが、どちらにしても手探りながら、手ごたえをみながらでないといけない‥将棋は個人差があるのでよけいに指導は難しい‥常に疑心暗鬼、暗中模索しながらである‥

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 この日は三段リーグの最終日でもあった。これだけ人数が増えてくると狭き門というよりも狭すぎる門のような気もする‥電話が鳴って聞く。西田三段は次点だった。上がれないのは残念だったが、ラス前とラスで1-1,1-1の結果でこれは好い運をもたらした気もする。私も微妙な心理だが、上がれなくても「次点」の結果は素直にほっとした。緊張の糸を切らさないように奮起してほしい。

 藤原三段は今期は不調だったが、最後の二連勝が次回のステップとなってほしい。荒木三段は1-1-だったが、今期の経験を生かして正念場にむけて取り組んでほしい。石川三段は0-2だったが、地道に反撃して盛り返すタイプなので、期待している。

 三段リーグの戦いはきつくて、気になると師匠の身がもたない‥それ以上に本人たちの精神面の圧迫度、深刻度は想像にあまるが‥日々の鍛練以外に道はない‥

 何のかんので日々眠れないことも多いが、生きているからこそ‥とも思っている。しがみついてでも生き抜こう‥年齢が増して穏やかな日々と思ったがそうでもないなあ‥

 夏が過ぎ 秋になっても 日は暮れる 当たり前やなあ‥

 


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おじゃまま

お久しぶりです。
先日、家人が、「君、まだ森先生のブログに行ってるか?」と聞くので、
「いや〜、休んでるから〜・・・どしたの?」
「この詰め将棋、答えが違うと思うんやけど、聞いてみて欲しかったな〜」
「どれ?」
2日かけて(!^^;)私が解いてみたら、家人の単純な思い間違いでした〜(笑)
先生にお尋ねしなくて、よかったですわ〜(笑)

金ちゃんの尾羽、見事に大きく真っ赤になりましたね!
by おじゃまま (2013-09-10 01:05) 

モリノブ

おじゃまま様
 ご無沙汰しております。私の詰将棋の場合はきわめて人間的で(ミスがある?)信用度8割と思って下さい。2割はお詫びの覚悟です。どうぞ遠慮なく質問してください。
 金太郎はいい青年になった感じです。
by モリノブ (2013-09-10 08:54) 

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