SSブログ

違反者講習 [日記]

IMG_-c2914.JPG

 交通違反の点数が6点を越えてしまったので、違反者講習を受けないといけなくなった。折角の優秀ドライバーも取り消しらしい。免許の更新も5年から3年に逆戻りだ。私は何事も優秀でもないので、これが自然だろうか。

 以前は免許の更新も明石まで行っていたが、伊丹の方が近いのでこちらにする。9時からなので早めに出かけて、授業料を納める。Aコースは午後から社会参加活動(阪急伊丹駅近辺でボランティアの旗振りだ?)B-スはAコースよりも4000円ほど高いが室内で講習だ。週末のG1で稼いだお金が役立ったのかどうか・・少し迷ったが、やはり室内にした。

 中国では交通違反をすると、横断歩道で旗をふるが、次の候補者が現われないとずっと続けないといけないそうだ。それを思い出した。また風邪をこじらせたくないので選んだが、元気なら旗振りの方を選んだだろう?受講者はABあわせて30数名だった。

IMG-c_2915.JPG

 交通違反はいたるところで該当しそうな場面がある。でもやはり自分自身の怠慢なので、講習を受けながら初心に戻らないといけないと反省する。すこし慣れてきた頃が危ない・・この体験は身にしみているが、喉元過ぎれば・・の傾向もある。私は教習所が大好きだった(全体に叱られないで有名な教習所だが)講義に居眠りしながらも、基本的に授業というのが好きなのである。

 路上検定ではきつい試験官で、そのうえ大失敗で落ち込んだが、悪いなりに最善をと尽くしたのが良かったか、意表の合格をさせてもらった。免許を取ってからはほぼ毎日乗っていたので、自分でぶつけるパターンが多かったが、それだけ月謝を支払って身を持って体験している。普通の人よりも年間の走行距離は多いと思う。

 私は①譲る精神は上位のランク②向きにならない性格も上位ランク③大胆そうで?慎重である(慎重そうで大胆か?)④少々のことでめげないで、安全志向だ⑤車の多い道は極度に避ける、こういうタイプである。要するに車の少ない田舎道をのんびり走るのが目的なのだ。

 違反の内容は右折禁止・・である。

IMG-c_2916.JPG

 午前中の2時間の講習が終って、昼休みは妻に作ってもらった弁当を食べてから、時間があったのでJR伊丹駅を散策した。これは史跡「有岡城跡」である。織田信長に抵抗した荒木村重の居城である。

 信長は偉人かもしれないが、残酷さにおいても変な言い方だが、群を抜いている。もっとも戦国時代のことを思うと、生半可な精神では生きていけなかっただろう。いい悪いの評価は意味がない面もある。今の時代の政治もそうだが、どこを見るかによって政治家の評価は変わってくるものだ。

 地元民にとっては利益誘導型がいいし、お役人には官僚依存型がいいし、不況のときは声の大きな目立ちたがり型がいいし、様々である。今の時代の傾向は地味で堅実派が評価が低いことだろうか・・

IMG-c_2917.JPG

IMG-c_2920.JPG

 城跡の広場

IMG-c_2922.JPG

 広場からJR伊丹駅、イオンモールを見る

IMG-c_2925.JPG

 手前は井戸だ

IMG-c_2927.JPG

 昔の石垣が残されている

 

IMG_-c2934.JPG

 土塁もある

IMG-c_2939.JPG

 有岡城跡の全景

IMG-c_2941.JPG

 40年前に私が住んでいたころの名残がようやくあった。古いお寺である。

IMG-c_2942.JPG

 住宅建設地だが、遺跡のようでもある?

IMG-c_2943.JPG

 40年前に初めて集団就職で降り立ったのが、この界隈のJR伊丹駅だった。当時から身勝手な行動の多い私は、入社一日目から大失敗する。大阪駅集合なのに、よくわからなくなって、ひとりで福知山線に乗った。そして伊丹駅で降りようとしたが、何故か福知山まで乗ってしまった。ようやく会社の寮に着いたのが深夜だった。当然叱られた・・

 スグに同部屋の先輩にも説教される。やはり社会生活失格の片鱗が見られる・・

IMG_-c2945.JPG

 JR伊丹駅も様変わりした。昔はポツリあって静かな場所だった。40年の歳月の長さを感じてしまう。そして、自分が将棋で飯を食っているのも、こうして交通違反者講習を受けているのも奇遇である。想像もつかない・・

IMG-c_2946.JPG

 教室に戻る。

 午後からは「適性検査」と「シュミレーション」と「ビデオ」だった。私は適性は4(5段階)だったが、シュミレーションはよくなかった。

 ビデオを観て終わり、Aコースと合流して感想文を書いて、講習受講済みのスタンプを押してもらって終った。これで点数がゼロになった。初心に戻って安全運転を心がけよう。

IMG-c_2956.JPG

 夕方に帰宅する。出所祝い?ではないが、海鮮鍋だった。

IMG-c2953.JPG

 金太郎は微妙である・・無鉄砲さがあって賢さもあって、幼稚さもあって日々金太郎である。

 IMG-c_2958.JPG

 

 

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。