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入門教室 [日記]

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 朝、金太郎を出すのは一番最後になる。トビオとクロ、それからチビの順に餌をやる。それが終ってゴミ出しなど雑事を素早く済ませて、ようやく金太郎だ。まずケージから出して、水代えと餌代えである。そのときはおしゃべりの時間でもあって、いろんな言葉をしゃべる。それからいったんケージに戻して餌を食べさせて、またしばらくして出す。「キンチャンイイコカ?」と確認すると「アソボ、オイデオイデ」と返事するが、今度は少し遊びの時間である。

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 初めはこんな風に部屋のあちこちで探し回って、噛んで落とす作業を繰り返すのだが、金太郎はいったん目を付けるとこだわりがあって、しつこい。「キンチャンイイコヤナア」といいながらもねらいは外さない。

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 今日は子ども教室の資料のあたりで遊んでいた。目を反らすと何をしでかすかわからないので、注意するのだが、しばらくすると必ず私の頭の上に乗ってくる。それからパソコンに向かっていると、まわりで遊び始める・・これが日課だ。

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 金太郎は蓋をあけるのがうまい。一歩間違えるとコソ泥のようである?悪気は無いのだが、あけてから中のものを取り出して噛む。

最近は低い声で「キンチャンアトデナ」という言葉を連発する。私の真似である。後で出すからな⇒出してなという意味だ。またオハヨがうまくなってきた。以前はオアヨとかいいにくそうだった。ヨウムはおしゃべりの練習をするのだ。

 妻が教えた、大岡越前風の「キンタロウ!」もうまい。人前で言わないのでもったいないが、キンタロウのレパートリーが広いのだ。

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 ちらしなので大丈夫だが、みていないと何でもこんな風にされる。ポッポポ、ポポポッポとリズムをとるのもうまい。体を揺さぶりながら歌う。ヨウム、ヨウム、オヤドハドコダ、チッチチ、チッチチコチラデゴザルとも歌う。但しオヤドコダになったり、コチラゴジャルになったりする。

 「キンタロウキンタロウ、ゲゲゲノゲ、ジョウズジョウズ」と自分で言う。「キンタロー、キンタローララララッラ」もうまい。「アッチビ、キンチャンバイバイ、トビオバイバイ」「キンチャンドドドドーン」「アッコワイコワイ、カイテーカイテー」「キンチャン、エエコヤナ」「トビオ、バイバイ」「キンチャンキンチャンチッチキチー」※今実況で聞きながら書いている。

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 トビオはこんな風にテーブルの下でじっとしていることが多い。ガスストーブの熱風がすきなのだが、自分がどんな熱くなっても平気なのであぶない?弟子がいるときも同じだが、犬きらいの人の下にはいかないのも不思議だ。

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 アクビするトビオ

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 金太郎を日向ぼっこさせる。外は寒いので、玄関の中で日差しを浴びさせる。でもこのアクリルのケージ’(日差しを通すのでいいらしい)にはいるのをいやがる。わかっているので逃げ回る。閉じ込められた感じがするのだろうか。安全度から言ってしょうがないのだが・・

 午前中と昼間は仕事をする。ハイピッチでやっているつもりだが、効率は悪い。少しやってはゴロンと横になる。あらゆる分野で自分の許容量が減ってきているのだろう。それがつかめなくてバランスを崩しているかもしれない。

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 夕方からはピピアめふで、「将棋、子ども入門教室」があった。ちょうど開講して三ヶ月になる。人数も8名〈今日は見学1名)で、これから増えるように期待しているが、その分内容も充実させるように取り組んでいる。まず16名目標でその人数を2名で教えられるシステムを考えている。

 今日は駒落ち指導で手ごたえがあったが、子ども同士の平手戦がクシャクシャだった。なかなか全部がうまくはいかない。初心者から初級者への指導内容がテーマなのだが、頭で考えるのと、実際に子どもの体験を照らし合わせて進めている。

 素朴なことだが「将棋が強くなる」具体的な証は案外わかりにくいものなのだ。だから逆算で「何がわかっていないのか」を探るのが大切な気がする。

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 平手戦、どうやら①駒落ちの端攻め②棒銀の攻め、その片鱗が見受けられる。ある意味で子どもの絵を見るような局面である。

 終って坪井1級とも相談して、入門教室の子ども達の級を決める。25級から始めることにしているが、子ども教室が20級からなのでバランスを考えた。私の方針は、子ども達がきちんと将棋に向き合って「早く強くなる」ことが目標である。遊んだりしない間に?将棋の面白さを技術的にも身につけてもらって、将棋に集中できるものを掴んでほしいのだ。

 夜は「渡る世間は鬼ばかり」を見る。今回は最終シリーズのせいもあってか、身につまされる話しが多い。シンコクであるが、それは世の中の反映かもしれない。今は全般にはしゃぐ大人?と厳しい子ども?の状況で、何かのバランスが崩れているように思える。いい方向に進んでいるのかいないのか、つかみにくいのだが、将来をきちんと見据えていないと、とんでもないことが普通にやってきそうな怖い要素もある・・

 堂々とやっているのが、もしもとんでもないことだったら?風潮や数の多さに流されないで、出来事を冷静に底を見据えることが大事な気がする。それは誰も教えてくれないし、社会も大人も全部は信用できないぞ・・でも社会も大人もほとんどを信用して生きていくことも大切だ・・この矛盾を糧に生きていく・・(この文章も矛盾を抱えている?のだ)

 小さな分野のプロ意識とプロの姿みたいなことが貴重になってくる気がする。自分も与えられた中で、それを目指したい。

 

 

 

 


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