SSブログ

園田競馬 不良馬場 [日記]

IMG-c_6944.JPG

 昨日は(3月1日火曜)朝から金太郎の相手をして遊んだ。動物霊園の待合室に貼ってあった、「虹の橋」もそうだが、「十戒」も胸にジーンとくる文章だった。その中で「あなたには仕事先や友人がいますが、私にはあなたしかいません・・」飼っている動物はたいていそうなのだ。一生を飼い主に預けるしかない・・

 年配の人でペットを飼う人が多くなっているのは癒しを求めている・・それだけ人間同士の付き合いは神経をすり減らす・・そういう意味も含まれているのかもしれない。

 以前競馬になじめなかった理由のひとつが、馬がかわいそうに思ったこともある・・今もレース中に事故があって予後不良になると、胸が痛む。馬も命がけなのである。でもそういう面も踏まえて、競馬には魅力がある。騎手が乗り、馬が疾走する姿に魅入られる。

 鳥インフルエンザで全国各地の鶏が処分されているが、そのニュースもあまりにも聞き慣れてしまっている自分が怖い。今はいろんな面で感度が鈍くなっている。速報性や広域性、ネット社会の怖さかもしれない。ひとつひとつの出来事や事件には、リアルな現実があって、数行のニュースではわからない面が秘められている。もっと小さなことを重く受け止めて大事にしないといけない気がする。

 今日の朝日新聞の社説の中の「なんでも知っている馬鹿もいる」内田百閒の寸言らしいが、今の時代には特に強烈なメッセージでもある。思い当たる人間がいっぱいいる・・自分で気づいていない人も多い?だろうが、おっと自分もそうかもしれないぞ・・

 そして社説の最後の夏目漱石の言葉「人間の不安は科学から来る」「進んで止まることを知らない科学は、かって我々に止まることを許して呉れた事がない

 こういう時代に生きているのだ・・そういうものを切実に感じる日々である・・進歩とか科学とか一体何なのだろう・・素朴な疑問だ。

 IMG-c_6953.JPG

 雨模様だったが、園田競馬に行く。いつのまにか、今はこの園田競馬通いが癒しになっている?「いつもありがとう」入り口の競馬新聞のおじさんと、「いつもおおきに、ありがとう」予想屋のおっちゃんである。私は何でも習慣にしてしまう癖があるようだが、同じ行動パターンのほうが悩まなくて済むからだ。

 予想屋の予想と、スポーツ紙の予想、それから専門誌の予想を並べて、コメントを見て、自分の見立てを加えて馬券を決める。競馬の知識というよりも、馬券買いの知識かもしれない?多分、将棋で言うと8級くらいと思うが?馬券の買い方に興味を持ちすぎるので、上達が遅いのかもしれない。

IMG-c_6958.JPG

 不良馬場なので、騎手も馬も泥んこだ。観るファンもレースにならないと出ない。

IMG_-c6961.JPG

 不良馬場は強い馬と弱い馬がある。また先行や逃げの馬が残りやすい。そう思ってマークするのだが、結局強い馬が勝つ。しかし雨の日は、対抗に来る馬が何を基準にするのか予想しにくいのだ。今日は3連単を中心に外れ目を(本命からの配当の高い馬券)押えて買った。

 どうもわずかな外れで当たらない。わずかが曲者で、勝負はわずかに当たらないときほど傷口が広がりやすいのだ。3レースほど外れたので、がむしゃらに当てようと、本命から五頭のワイド馬券を買った。

IMG-c_6985.JPG

 週末の疲れが残っていて、途中で居眠りした。珍しいことだ。体が重くてパドックに足も向かない。こういい日は慎重にしないといけないのだが、体力がないと我慢心もないのだ。

IMG-c_6986.JPG

 ひっそりと鳩に餌をあげているおじいさんがいた。

 6Rにようやく3連単フォーメーションを取った。4090円の配当でややがっかり。

IMG-c_7008.JPG

 9Rはパドックに行った。9番のメモリーパーミットだ。

 

 

 

 

IMG-c_7010.JPG

 10番は芦毛のグリームバイオ。

IMG-c_7022.JPG

 9番メモリーバーミットの川原騎手。今日は8Rではずしてまたも相性の悪さが出たが、買うと来ない、買わないと来るパターン?だ。最近は一応押えることにしている。川原騎手が着外でも、園田の口悪ファンの厳しいヤジがない。それがすごいことだ。

IMG-c_7029.JPG

 5番セイカミカワの木村騎手。最近は以前ほどの馬券にからむ手堅さがない?ゴール前で以前ほど伸びない印象がある?

 後半は外しっぱなしで、結局トータルは負けだった。馬券は全部が外れるわけでなくて、例えば五頭を抑えても、着順や馬券の種類によって当たったり外れたりである。買っていない馬が入ったときも、自分の予想の何番目かの順番のズレなのだ。要するに当たりそうで当たらないのが馬券だろうか?

 最近は本命筋二頭の馬を軸に、本命筋の対抗と、穴目の対抗のどちらかのラインに絞るようにしている。そこから馬単や3連単、馬連を組み合わせる。本命筋が怪しいときは、五、六頭の馬連やワイドのボックスにする。

 競馬新聞のコメントは貴重で(最近特にわかってきた)厩務員や調教師の人は正直な人が多い気がする。毎回、難問にぶつかるのが競馬の魅力だろうか。

 

 


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。