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A級順位戦最終局 [日記]

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 昨日は(3月2日水曜)オフだったが、原稿の仕事を忘れていてあせる日々である?金太郎と遊ぶのが日課になったが、何だか積み木遊びのようである。ガチャンと落として私が拾って、またガチャン・・

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 昼前に宝塚に出て用事を済ます。ついでに外食になった。飲食街を回った末に、中華のミンミン?に入る。私は得意の中華丼とギョーザである。

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 帰宅してダウンする。仕事があるのだが、起き上がれない・・ドロのように居眠りのはずだったが、金太郎のおしゃべりですぐ目が覚めてしまう。でも体が動かない。しばらく休んでようやく心身が目覚めた。

 衛星中継とネットでA級順位戦最終局を見る。また仕事が手につかない。

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 チビのいなくなった小屋はしばらくそのままにしておくことにした。ときどき朝、トビオとクロの次にチビの餌をと、自然に体が動作する。チビへといつも買っていた食パンや牛乳、ソーセージを買わないでもよくなったのがさみしい・・

 隣の人がいたので「チビが22日に病院で亡くなりました。いままでありがとうございました」と挨拶をした。いつも「ああ、チビちゃん」と呼んでくれたが、耳の遠いチビは気づかないこともあった。「エエッそうだったのですか。さみしくなるなあ・・」そう言ってもらった。

 チビの深夜の放浪と悲鳴に?迷惑をかけたこともあったが、「気づきませんので」と言ってもらっていた。チビが外に逃げ出したときも、近所の人からの連絡ですぐに捕まった。近くの溝にへたりこんでいたのである。チビは何でも匂いをかぐクセがあって、別に脱走とかしようとしたのでなくて、ウロウロするのである。

 老齢だったので、散歩はほとんどしなかった。庭を行ったり来たりしていたが、ときどき遊ぼうよの姿勢を取るのが得意だった。歩くのがきついときも、まれにそうやっていたが、自分でこけたりして、かわいそうなのだが、ユーモラスな面もあった。体が固くて方向転換が鈍いのである。

 お腹が空くと窓ガラス越しにやってきて、私が気づくとスタスタ戻っていく。それで玄関の扉が開くのをひたすら文句も言わないで待っているのだ。

 将棋教室のときは小屋の周りに仕切りを作っていたが、教室が終ってもときどき忘れてしまっていることがあって、そういうときは「キャアアーン」と泣いて知らせた。チビはよほどのことがないと泣いてアピールしないので、うっかりするのだ。

 小屋に入るのも、体が大きいのでときどきヘンな姿勢になる。まれに動けなくなって「キャアーン」と泣いたこともある。少し動けば大丈夫なのだが・・またときどき紐がからまって、動くほど締まるようになっていたこともある。チビは不器用なのだ。

 夕方からA級順位戦を観戦する。

 衛星放送を観ていると他が手につかなくなってしまった。

  木村一基八段と三浦弘行八段の将棋が終わって、木村八段の降級が決まった。終局の場面は無念さ伝わってくる。

 藤井猛九段と高橋道雄九段の将棋も終わり、結果的に高橋九段の完勝だった。藤井九段も降級が決まった。右の角二枚の遊び駒がつらそうである・・。それにしても高橋九段の後半の善戦はすごい。

 谷川浩司九段と郷田真隆九段戦は郷田九段が勝った。降級がからんでいないとほっとするものがある。なるべく修羅場を見たくないのは?自分のエネルギーの衰えだろうか。

 丸山忠久九段と渡辺明竜王の将棋は、丸山九段の勝ちとなった。対局中の丸山九段の表情がきつくて、その割りに頭のてっぺんに貼ってある白いものが(不謹慎かもしれないが)おかしかった。一向に気にしないのが丸山九段らしい。観ていても力が入って身を乗り出す一局だった。

 森内俊之九段と久保利明二冠の将棋は、もっと早く終わるかと思ったが、久保二冠の巻き返しがすさまじくて、逆転ムードだったようだが、そこからが森内九段の本領発揮でかろうじて逃げ切った。名人戦の挑戦者は森内九段に決まった。

 しかし久保二冠の底力をまざまざと見せ付けた将棋だったと思う。観ていてもうなりそうな終盤だった。

 気がついたら深夜の2時になっていた・・余韻さめやらぬまま寝る。


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