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園田競馬 C級2組順位戦最終日 [日記]

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 昨日は(3月8日火曜)午前中、原稿の仕事をやってから、園田競馬に行く。前日にダイスポを買ってから、おおまかな予想をするのだが、すぐに眠ってしまう。勉強と同じで予習復習が苦手なのだ。馬券を買うのは競馬の知識と経験と判断力、それから直感だろうか。

 

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 もともと園田競馬は妻が女性モニターに応募したのがきっかけだ。そのときは競馬場の案内、厩舎の見学、誘導馬のマコーリーにも触れられて弁当も出たそうだ。それから妻が通い始めて、いつしか私も同調するようになったのだ。

 この写真は2Rで、パドックを出て返し馬のシーンだ。今日は不良馬場でぬかるんでいる。内に砂を補充しているので、内が固くて、少し外に向かって走ったほうが有利らしい?私はこういう知識が全くない。多分、自分が騎手でも痛い目に合わないと覚えないだろう。

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 3Rの3番オランジェである。今日もパドックの周回を拒否している・・怖いそうなのだ・・だから可愛そうである・・そして怖いから逃げを打つ。これでときどき勝つ場合もある。騎手も逃げの坂本騎手なので、一発がある。でもこの姿を見ているといじらしい?

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 3Rのパドック。最後に騎手が乗ってレース場に向かう。前のレースで勝った騎手はパドックに来ない。騎手が乗るとまた馬の様子も違ってくる。騎手が引き馬の人に話しかけて聞いている場合もあるみたいだ。

 誘導馬は味わいがある。でも地方競馬では経費節約で、誘導馬をなくしているところもあるそうで、さみしい。園田競馬ではずっと継続してほしい。今は経営が厳しい時代で、どの業種でも普通にやっているとジリ貧になる傾向がある。何故こうなってしまったのだろう?世の中全体できちんと分析できていない気がする。

 政治が悪いとだけ言ってもしょうがない気もするが、政治の果たす役割は大きい・・はずだ。声が大きくパフォーマンスがすべてのような政治家?が目立っているのがはがゆい・・地道さが大事だと思うが、虚しいものもある・・資本主義が終りのない競争で、民主主義というのは結局は数の論理なのだろうか?よくわからない。

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 4Rは9番ニホンピロルーシー(大山騎手)が勝った。私の馬券はかすりもしない?今日は不良馬場で荒れ模様だが、1番人気の馬が不安定で、他はそうでもないので配当は高くない。不良や重馬場では先行や逃げが残る場合が多いのだが、今日はそうでもない。

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 5Rの芦毛バンブラツイオで、可愛いが強くはないみたいだ。このレースも本命と対抗馬が飛んでしまった。さすがにどちらかは馬券にからむと思っていたので、これも大外れだった。

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 5Rの10番ミツルドリーム(山崎騎手)と11番マイネルジョイフル(平岩騎手)どちらも動きが危ういぞ?案の定終ってみると4着、5着だった。終ってみると思い当たる節がある。結果論ではしょうがない。これも馬券は大外れだった。

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 7Rの本命馬シルクダイドウ(大柿騎手)はさすがに強そうな雰囲気があった。パドックでの姿や動きを見て、自分なりに見る目を養う?ことが大切だ。私の場合の基準はお尻の張りと体全体の艶だろうか?

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 パドックでは周回した後で馬に騎手が乗って、また回る。早めに返し馬に向かう馬もいる。馬は何を考えてるのだろう。不良馬場のときは「早く終わって帰りたいなあ」?だろうか。

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 第8R

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 第9Rの4番マンシュウクロフネ(下原騎手)である。目下4連勝で抜群の強さで、今日もさすがに堅いと思ったが・・

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 9Rは一着が9番イルサルト(川原騎手)で、二着は2番シュヴァルフォルテ(木村騎手)で、三着にかろうじてマンシュウクロフネが残った。パドックのとき隣のベテランらしきおっちゃんが、女性に「木村と川原は一緒には来ないで・・」このセリフが脳裏に焼きついて買えなかった。無意識に聞いているのだ・・ 今日の木村騎手はゴール前の粘りがすばらしくて、強かった。マンシュウクロフネが敗れて、場内も一瞬シーンとなった気がした。

 きっと不良馬場なのでゴール前に無理をさせなかったのだ・・そうかもしれない?

 <馬券では馬を追いかけてはいけない>これも鉄則らしい。

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 10Rは妻が取ってほっとひと息している。私は今日はワイドが一回だけで、後は全部外れだった。前の勝ち分がなくなってきた・・勝負事は負けたくない願望が強いと後ろ向きになっているのかもしれない。守りの姿勢になると、見事に木っ端微塵だ。そういう日だった。

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 小雨模様だったせいか、夕暮れがきれいだった。

 帰宅してトビオとクロに餌をやって、金太郎と少し遊んでから、外食に出かけた。サイゼリヤに行く。あれこれ悩ましいことがあると、オフの一日が過ぎるのがつらい?明日から学校か・・そう思っていた月曜日、子どもの頃と変わりない。

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 夜はC級2組順位戦最終局に釘付けだった。昇級者枠のあと一人が誰か・・弟子の成績はどうか・・弟子の将棋を並べて見てから、他の将棋を順番に全局観ていく。今では当たり前になったが、このネット中継はいいものだ。家にいながらにして、緊迫感を味わえる。ある意味では他人事なので、冷静に見られる面もある。

 心臓に悪いこともあるが、これが勝負の醍醐味なのだ。私の場合は①弟子の将棋の形勢と勝敗の予感②全部の棋譜を並べて、将棋の戦法や流れを見る③どちらが勝ちそうか、予想する④次にどう指すのか「次の一手」を予想する⑤順位戦だと、成績順の表を見る、などだろうか。

 こうやって勉強して行くと、棋力アップにも大きい効果があるように思う。自分がそう思っているので、私にとっては数少ない勉強時間なのである?

 澤田真吾四段が勝ち。8勝2敗なのだが、上位三人の負けキャンセル待ちなので昇級には厳しい情勢だった。こういうときは相手の負けを期待するというよりは、静かに勝負を待つ雰囲気だろう。結局やはり届かなかったが、澤田四段のシンの強さを感じさせる成績だった。

 増田裕司六段が負けで、つらい結果になった。前局が惜しまれるが、また奮起してほしいと思う。流れが悪いときは、じっと踏ん張って待つしかない・・

 糸谷五段は最終局も勝って、昇級に花を添えた。糸谷五段にとってはむしろ遅いくらいの昇級だろうが、来期も続いてがんばってほしい。大きなスタートだ。

 大石直嗣四段は6連敗の後の4連勝で、降級点を免れた。連敗しているときは、さすがに痛々しい雰囲気だったが、後半を踏ん張ったのは大石四段の根性を見た思いである。どん底を体験したのだから、来期は必ず昇級争いに加わってほしい。(師匠の寿命を短くしないでほしいものだ?)

 昇級の後ひとつの枠は、稲葉陽新五段が勝ち取った。おめでとう!

 横山泰明五段と阿部健治郎四段の将棋が最後になったが、昇級を逃がした横山五段の心中を思うと、重いものを感じてしまう。

 勝負の結果は淡々と飲み込むのみである・・また今日も余韻を残して寝る。あれこれ浮かぶのだった。

 


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