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菊水賞制覇!ホクセツサンデー [日記]

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 昨日は(4月7日木曜)朝早くから金太郎を出していたが、長くなるとよけいに金太郎はケージに戻されるのがイヤみたいで、抵抗する。電気を消しても昼間はさすがにぼんやりだが明るいので、逃げ回る。追いかけっこが始まるが、何とか掴まえる。

 「バイバーイ」と言って入るのが何とも微妙だ・・ケロリとして水を飲んで餌を食べ始めるのである。成長する金太郎の気持ちを汲むのが大変だ?

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 遊び場のパート3みたいな場所である。この前にすでにハンガーを落としている。これももちろん落とす作業をしている。ときどき自分も落ちそうになって、「ギャオー」と叫んで飛んでいく。

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 「金太郎、じょうずやなあ」と誉めると取るポーズである。歌舞伎の見栄を切るのに似ているかもしれない。小さな目玉は何をみつめているのだろう?

  今日はゆっくり行きたいと言う妻を説得して、少し早めに出る。ちょうど2Rからだった。入り口専門紙の売り場のおじさんが「あれ、珍しいですね」いつもは火曜日なのだ。予想屋のおじさんは「いつもありがとう」今日は随分的中していた。ひときわ声も大きかった?

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  2Rの6番芦毛のリブ(山崎騎手)5着に終った。

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 2R

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2Rの4番フェンウエイバードの田野騎手が落馬で放馬してしまった。こういうとき、馬は必ず一着になる?終ってから他の仲間の馬と一緒の行動を取って、戻っていく。これは掴まえるシーンだ。金太郎を思い出す?この後はスンナリ戻っていった。

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 5Rの4番サンデーラインの平原騎手、返し馬にて。この場所に来ると、馬も騎手もまじかにみられるのでよい。

 後半は大阪スポーツのSさんのパドック解説があった。その後で予想するのだが、紙面での予想だけと違って、説得力のある解説だった。いつもは火曜日に来るので、なかなか聞けなかったのだ。こういうときはレース結果も気になるだろうなあ・・

 今日は4月に入ってまもないのと重賞があるので、スポーツ紙の人も大勢来ていた様だ。私はいろんなスポーツ紙を買ったり喫茶店でみたりするが、記者予想の相性はあるような気がする。

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 6Rの2番ハンブーライツィオ(瀬沢騎手)芦毛の牡馬12歳である。

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6Rの8番マサノチキータ(川原騎手)芦毛の牝馬4歳である。

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 6R芦毛の一着二着で3連単は55万の配当の大穴だった。芦毛ファンの私もよもやと思って買っていない・・12歳だったのでさすがに無理と思った・・だが反省する。結果は見事な芦毛ワンツーだった。しまった!

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 誘導馬のマコーリーである。4月から前半は誘導馬がいない。経費節約の一環なのだが、やはりさみしいものがある。自粛と節約、この言葉はあまり好きでないが、そうも言っていられない時代である。巡り巡って景気の落ち込みが大きいのだろう。

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7R 5番スナークサリーの木村騎手が逃げる

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 10R 

  ☆11R 第43回 菊水賞 1700m ホクセツサンデー制覇

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 11Rのパドック入場、今日のメーンの菊水賞に出走の3番ホクセツサンデーである。今日はホクセツサンデーの応援に来たようなものなのだ!

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 心なしか黒っぽくなったような?芦毛のホクセツサンデー、今日は難敵のオオエライジンが戦線離脱、実力馬グリーンアイズも出走取り消しで、一躍本命にクローズアップされた。仕上がりもよくて初の重賞制覇が期待できる・・それだけに、応援する私たちもドキドキである。

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 幼さも影を潜めて、パドックでもすっかり落ち着いてきた。見守る田中調教師も気が気でないかもしれない。何かそういうものにさせるものがある、それがホクセツサンデーだ。

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 川原騎手が騎乗する。初騎乗だが、川原騎手の表情に気合が感じられる。

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 いざ勝負の表情である。川原騎手は昔の武士のようだ?

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 パドックを出て、返し馬だ。ホクセツサンデーの首辺りを騎手と引き馬のふたりがポンと叩いて、励ます?

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 返し馬

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 11Rが始まり、川原騎手はスタート直後に気合よく鞭打って、2番の先行馬ナナクサの背後にピタリつける。これが作戦だったようだ。背後に6番エルウェーオージャ(木村騎手)が続く。これも怖い存在だ。

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 第4コーナの直線に入ると同時に、ホクセツサンデーがナナクサを差してそのまま逃げる。ナナクサもしぶとくて、差し返しそうだったが、途中からはホクセツサンデーが勝ちを見切った感じで、結果的には2馬身差の快勝だった。おめでとう!

 馬券は3連単も1000円ちょっとだったが、ホクセツサンデーの勝利は何よりもうれしくて、応援のしがいもあって、そして癒しになる。もっと強くなる馬なので、おおいに期待できるし、楽しみである。

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 表彰の前のお披露目である。

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 ホクセツサンデーはこのあとで、思いっきり顔で砂を蹴る。まだまだ幼いのだ。

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 表彰の後のインタビューである。淡々と調教師や関係者を讃えて、自分の勝利を抑える口調が素晴らしかった。川原騎手はプロ中のプロである。

 帰宅して夕食後はゆっくりして、夜「渡る世間は鬼ばかり」スペシャルを見る。いろんなストリーを絡ませているが、選んでいるようで流されている環境、流されているようでいて選択している環境、人のしがらみはさまざまである。

 今はさまざまなことで、ひとりひとり人間の値打ち、判断力みたいなものが問われている時代かもしれない。

 今まで信頼していた分野で、次から次から化けの皮がはがれるまではいかないが、中身のなさが見えて来て(そういう自分がそうなのだが)行き道を失っている気もするのだ・・

 基準となる価値観や指針がありそうで実はなくて、自分で手探りで求めるしかないのである・・

 逆に言うと今の社会の傾向で、人を見る目が養われていない・・ものごとを見る目が育っていない・・自分の進む道が曖昧で確かさが薄い・・確かなものの基準が損得だけ・・なのかもしれない。

 そういう中で、そうでないものを見極めるのが今は大切なことと思う。特に情報の多い状況の中で、まっとうなものを選んでいくのは至難である。騙されてしまうことが多いのだ。いつの時代でも真実というのは、強そうで弱い言葉なのだ・・

 大袈裟でなくて、日々の中で淡々と自分のできることのみに専念したい・・強くそう思うのだった。

  

 

 

 


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