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大舟寺の枝垂れ桜 [日記]

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  悪い目でいたずらしている。こういうときは手を出すと噛みに来る。自分の楽しみを邪魔されるのがイヤなのだ。「キンチャン、イイコヤロ」何度も目を見て話すと、今度は静かに手に乗ってくる。

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 日向ぼっこも慣れてきて、怖がらないようになったが、遠くでカラスの声などがすると、耳を傾けて警戒する。

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 昼食の後で、道の駅猪名川に行く。午後なので野菜は少なかったが、いなぼうの銅像が出来ていた。他の人も写真を撮っていた。これからマスコットになりそうだ。

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 戻ってから三田の大舟寺に行く。ちょうど枝垂れ桜が見頃だった。境内に人はいなくて静かだった。

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 山門と枝垂れ桜の風景。以前に一緒に来たトニーホスキンがいたら喜びそうな風景だ。

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 今年の桜はひときわ物悲しい美しさである・・

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 祈るしかないことを味わうと、すべてに言葉がつまり、言葉が出て来ない・・

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 山手の方に進むと、小さな池があり、お地蔵様がいる。自然そのものの景色が見られる。昔のお墓が積み重ねてあって、一本亭芙蓉花という人の墓石があった。帰宅して調べると江戸時代の狂歌の人だった。実在の人物だったのだ。

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 椿がひときわ美しい。汚れた中にあってきわだつ美しさだろうか。

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 弘法大師が書いた文字が残されているそうだ。

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 埴輪のような昔の貴婦人のような石仏があった。未来を夢見るよりも過去を偲ぶ方が心が安らぐ・・すでに自分の心は、過去の世界に入りつつあるのだろう。そのほうがホッとしたりする。知らない方がよかった、見ないほうがよかった、世間はそういうことも多い・・でも生きていることはそういうことも含めて、自分が関わること向き合って、自分の大局観を信じて(あるいは疑って)どう対処していくかなのだろう。

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 この板を見ただけで心が引き締まる思いがする・・それは錯覚で、一瞬のみだ。また怠惰な自分と向き合うしかないのだ。

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 大舟寺の全景

 買い物をして帰宅する。いろいろ手をつけないといけないこともあるのだが、気力が足りないようだ?

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 金太郎と遊ぶ。

 原発関連のブログに目を通す。この問題はいろんなことが含まれていて、考えさせられるのだが、世の中はしっかり目を見開いていないと、とんでもないことがさりげなく存在する・・そういう怖さを感じないことがもっと危ない時代のような気がする。

 知事選は民主がらみが敗北だったようだが、この選択の10年先はどうだろう・・威勢のいいリーダーに?かき回されて、社会全体は地盤沈下していく、そういう社会構造が浮かび上がりそうなイヤな予感がする。でもこれも全体の選択ならしょうがないのだろう。

 単に数の勝負としか思えない?民主主義の不合理さ見たいなものを感じるのは、私の無知さと偏見なのだろうなあ・・私は威勢がよくなくて乗りも悪いしさえないから(気が重い時代だから)よけいに肩の力を抜いてひっそりと暮らして生きたいと思う。

 

 


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