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土日の日記 将棋教室 [日記]

 ◎土曜日の日記(4月16日)

☆土曜コース、土曜教室 

 最近は2日あくと、その日に何をしていたのか記憶が薄らいでいる。土曜日は午前中、子ども土曜コースだった。私は週末がほとんど仕事で、平日は原稿や教室の準備などである。もともとは以前に平日はオフでのびのびと・・と予定していたのだが、さすがにゆったり隠居できるほどそんなに暮らしは甘くはない。当たり前だなあ・・人生は厳し自分は甘し・・である。

 もともとは仕事が大好きなので、何でも引き受けるのが(好き嫌いはあるが)得意だった。その仕事はいくらですか?と質問したことがないのは、プロ意識の欠如とビジネスの苦手さからである。したがって仕事は好きだが、どんな具合なのか知らない無知さを兼ね備えている。自慢でなくて負い目、引け目である。

 これは子どもの頃にあまりの極貧を経験しているので、無意識にお金のない人生はいやだ・・意識的にお金に振りまわされる人生もいやだ・・そういう人生観を持つようになったのだろう。仮に同じ体験をしても、その後の考え方や生き方は人によって違うと思う。私の場合は貧乏にコンプレックスを持たなかった。そんなこと以上に食って生きていくのが先決だからである。まずは働くこと・・だから自分の事に限らず人一倍、世の中で働く場を求める意識は強い。

 私はどんな体験も(受け取りようだが)マイナスでなくてプラスという感覚だが、世の中の善意と偽善は紙一重みたいな意識もある。(疑うのでなくてそういう要素をはらんでいる意味だ)でも言葉の善意よりも実のある?悪意の方がいい場合もある・・行動に疑いがついて回るのは、悲しい大人の業である?だから自分のペースで納得して生きていけば、他人の目とか評判を気にしなくていいのだと思う・・

 したがって私はボランティアの意識も欠如している。自分の仕事には一円でももらわないとイヤなのである。寄付をするのも苦手で、基本的にはしたくない。だから自分が寄付をするときは、慈善の意識は皆無で、ただ通りすがりにチャリンと100円募金をするスタンスだ。それっきりでまた明日みたいな距離感がいい。

 こういうのは個人々々の考えによるものが大きいだろうなあと思う。震災の復興に関しても、ひとりひとりが出来る範囲で息長く協力を続けるのがいいのだろうと思う。

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 子ども教室の子どもたちの将棋は、できるだけひとりひとりの特徴を掴もうと思って見ているが、その根底に「将棋はどうやったら強くなるのだろう」という命題が脳裏にある。興味があるといってもいいが、棋力アップは不思議な世界でもある。

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 姿勢よく、駒はきちんと並べてからスタートさせる。しかし崩れるのは千差万別で、さまざまである。「不幸にはいろんな形があるが、幸せはひとつである」そんな言葉を思い出す。あまり関係ないが・・上達の形もさまざまなのである。

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 指導対局は藤原二段である。私は下の級の子どもを中心に指導している。

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 子ども同士の対局を見ていると、心配な面と面白い面がある。玉を大事にしないことが共通点だろうか?それに攻めの準備が足りないことだろうか・・課題は多いが、それなりに決着がつくのも将棋の面白さである。

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 しっかり玉を囲って、しっかり攻める・・単純にそれが将棋の指し方の原則かもしれない。

 午後からは「土曜教室」だった。今日は休みも多かったが、みんなけっこうレベルアップして、内容的には指していても面白い。以前と比べて上手が苦戦している気がする。緊張感のあるのがいい。後半はバテてしまって苦戦の連続だった。

 終ってから喫茶店に行く。いつしか恒例のことになったが、井戸端会議みたいで?こころが和む時間である。

 夜はHIROに行って、明日の競馬の予想をする。

◎日曜日の日記(4月17日)

 ☆日曜コースA,B

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 明け方の4時半ごろに、鳥の鳴き声で目を覚ました。線路を挟んだ向こう側のマンションの樹のどこかで鳴いているようだった。外に出て聞いていると、遠くでも声がして呼び合っている。怪我をして困って鳴いているようではないので、家に戻った。

 早く目が覚めてしまったので、ブログを書いて過ごす。

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 午前中は「子ども日曜コースA」だった。土曜日と日曜日は重なっている子もいるが、微妙に来ている子どもの雰囲気が違うようである。

 以前は土曜日のみで、日曜日は教室をやっていなかった。代わりに木曜、金曜の夕方に教室をあけていた時期もある。今は子ども達も忙しくて、将棋に来てくれるだけでもありがたいと思っている。よけいにしっかり指導しないとと思うのだが、現実はなかなか満足のできる教室にはほど遠い気がするが、でもまあ甘く見れば全体ではまずまずだろうか?

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 六枚落ち戦で今3六歩と突かれた局面だ。これでしびれている。この後同歩、2八角成、同金、1六歩と進んで(先に1六歩のほうが正解だが)上手苦戦だったが、終盤で逆転した。やはり勝ちの局面から勝ちきるのが大変である。

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 これは見学に来た子の八枚落ちで、実にうまく指されていて、上手負けの局面だが、ここから4五歩は4五金がわからない・・意外に寄せきるのは大変なのだ。結局勝ちきれなかったが、惜しかった。

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 これは六枚落ち戦でほぼ完璧な指しまわしである。ここから7九成香~7八成香で必勝パターンになったが、やはり勝ちきれない。どのレベルでも将棋は地の底力みたいなものが必要なのだ。

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 これも六枚落ちで、ここから7四歩、9七角成、7三歩成、8七馬、7五銀、8一飛と進んだ。9七角成はあわてすぎで、同飛、7五歩、9四飛でよかった。この後は玉を囲ってから攻めればよいのだ。8一飛でも9四飛だった。

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 午後からは「日曜コースB」だった。風邪気味の阪上二段と代わり、午前中と同じく西田三段の指導で、これは二局とも昇級試験指導対局である。有段者は試験指導のシステムにしてから、昇級できそうでできないのが、棋力アップにつながる?と思っている。ずっと続くのでめげてしまうケースもあるが、踏ん張ってほしいものだ。

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 午後の日曜コースBは上位のクラスなので、参加は少ないが、持ち時間も増やしてじっくり指そうの意味合いである。このクラスを20人くらいにしたいのが目標である。

 私も指導の補佐をする。

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 この日はルンルンピアノの競馬仲間の?街野風景さんが、わざわざ遠方から来られるので、少し早めに教室を弟子に任せて出かける。街野風景さんとはもちろん初対面だ。

 教室のある日に競馬はやや気が引ける・・私は学校をズル休みが得意だったのだが、そういう気分でもある?違うのは歳月を経たことだろうか。

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 GⅡマイラーズカップは17番シルポート(小牧騎手)が勝った。有力馬のリーチザクラウンもゴールスキーもだめだった。有力馬が牽制しあったのか、シルポートの逃げが強烈だったのか・・あっけない幕切れだった。

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 二着はほとんど無印の7番クレバートウショウ(岩田騎手)私は前日の須田鷹雄さんがこの馬を推奨していたので、紐穴では買っていたが・・ここまで善戦するとは・・しかしふと考えると小牧、岩田と園田競馬出身の騎手のワンツーなのだ!

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 三着にようやく有力馬の一頭のダノンヨーヨー(内田博騎手)が入った。

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 牝馬の三冠だが、やや人気薄だったアパパネ(蛯名騎手)が意地を見せて(実力を見せて)4着に入った。私は評価が低すぎると思っていたので、紐には買っていた。

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 マイラーズカップのゴール寸前である。観衆も唖然の3連単123万馬券だった。

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 小倉の12Rを買いに行くと締め切りだった。こういうときは案の条、3連複ボックスだったが、入っていた。6千円くらいついていた。

 阪神の12Rは3連単一着二着は固定で当たっていたが、三着がミスだった。

 街野風景さんと「大阪王将」で食事して別れる。お疲れさまでした。

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 帰宅して、金太郎と遊ぶ。ストレス発散みたいに、遊びまわって金太郎はひときわご機嫌だった。相手する私も一緒に遊ぶ?

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 金太郎は間違いなくカメラを意識しているようだ?カメラ目線になる。金太郎は誉められるのが大好きなのである。

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 部屋中を走り回って、飛び回って遊んだ。さすがに満足したようで、喉が乾いたせいもあってケージに戻しても怒らなかった。

 

 


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