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木曜の市 [日記]

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 トビオとクロと金太郎

 昨日は(5月19日木曜)朝からダイエーの木曜の市に行く。我が家はこのパターンが定着しそうである。混雑がイヤで木曜日を避けていた頃もあったが、混雑を活気と考えよう?

 食料品売り場で唖然とするのは、似たような野菜を指で押えて、次から次から触れていくおばちゃんである。どれも同じと思うのだが、やはりキリがないようで、なかなか決まらない。ヘタをすると全部触っているようにも見える。凄いなあと思った。このたくましさ(品のなさ?)はどこからくるのだろう・・

 今は意外に遠慮のない時代ともいえる。本音をかくさずに、建前はムダとばかりに幅をきかせているフシもある。奥ゆかしさはもどかしさ、配慮は知らんふり、遠慮は無用、我慢は勝手、ズケズケと言わないと損をする・・これを品がないと受け取るのかどうかは人間性だろうか。

 昔、電化製品を買うときに、まあいいか買おうとすると「森さん、〇〇に行くと同じ商品が安いよ」と言われたが「行くのが面倒だからここでいいよ」と答えて呆れられたことがある。私は気取っているのでなくて、本当に面倒なのである。もしも自分が商売すると、「ここは商品が悪くて高いよ」ヒソヒソ話を聞いてしまう側であろう?愛想もなくてそのうちに倒産だろうか。

 今回の東日本大震災でもそうだったが、水や電池が調達できなくなる状況・・被災地に送られるだけでなくて、いざというときの備えに買い求める・・そしてパニック寸前で必要なときに足りなくなる。

 私の母はもともと200パーセントくらい用意周到で、いつもトイレットペーパーが山と積んである。妻は逆にそんなにいらない・・ギリギリまで動かない?無くなってあわてて買いに走るタイプのようである?

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 昨日は昼間はテキスト作成と雑用をこなした。

 妻のピアノのレッスンが終わり夕食の後で、HIROに行く。歯の痛みもようやく薬が効いてきて治まっているようだ・・

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 少しこのパターンが飽きてきたのか?金太郎は物足りないようだ・・金太郎は単純ではなさそうである・・最近はきつく噛まれることがなくなった。遊びで冷やかしに噛むことがある。それが結構痛いのはわかっていないようだ・・悪さを始めると電気を消す。そうすると私の頭に乗って羽繕いをしてじっとしているようだ。

 また電気をつけると、わかったようの素振りである。ケージに戻すときは気配で気づくようで、さっと飛び立つ。「金太郎、ネンネ」と言って電気を消してなるべくそっと掴まえる「バイバイ」とあきらめてケージに戻る。納得させて戻すのは根気がいるのだ。

 いろんなニュースを観ていて、素直に信じることもあるが、私は疑い深い性格なので裏のほうを詮索してしまうクセがある。新聞や週刊誌の記事は詳細には書けないはずだし、テレビは普通にすれば情報の画面を選ぶ切り取り作業があるはずだ。契約書の片隅に大事なことが書かれてあるのと同じで、真実はなにかを考えると、声の大きさや活字の大きさではないものがあるように思える。

 情報を伝える前に、情報の取捨選択に操作が入るのはしょうがないにしても、その判断が大事な気がする。何をどう伝えるのか・・それがジャ-ナリズムの根幹だろう。言葉のあやというのがあるが、東日本大震災、原発の情報をみるたびに、混乱してしまうものがある。

 ニュースで見る以上に、被災地ではもっと深刻な状況ではないのか・・例えば義援金のことでもまだ実際に渡っていない・・現実に仕事がない、まだ家族がみつかっていない・・いろんな現状があって、不満や不安な日々を過ごしている・・当事者でないと切迫感がないのはしょうがないが、それでも歯がゆいものがある。人の悲しい記事を読むのはつらいことも多い・・

 では自分に何ができるかと言うと・・何もないかもしれない。だから偉そうなことは決して言えない。まずは自分の身の回りのことをしっかりこなしいくこと・・それしかないのだろう・・


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旅のあこがれ [日記]

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 昨日は(5月18日水曜)オフで、のんびり過ごす。金太郎とトビオ、クロの餌などを買いに行くことにした。チビがいなくなって玄関はさみしい犬小屋になっているが、今でも覗き込む。出かけるときはチビがたいてい送りに来てくれて、それでまたさっさと小屋に戻っていく。未練追い?もなくて実に淡々としていた。

 ペットショップにはヨウムがいた。「おはよう」と声をかけると「オハヨウ」と返事があったが、ヨウムでなくて何とかインコだった。そういえばブハラトランペッターという種類の鳩の源さんも、ペットショップの片隅でひっそりしていた。つがいで二羽いたのだが、通うたびに値段が下がって「かわいそうやなあ」と妻だけは覗きに行っていた。

 私は関心がなくて、愛想のない鳩やなあと思っていた・・

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2006年12月22日の源さん。こんな風に私が詰め将棋を作っていると、上に乗って邪魔をしていた・・顔のない?飛べない鳩の源さんだった。私が居眠りしていると一緒に寝そべって添い寝していた。腕の中に入ってきたりもした。

 

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 金太郎は豆類それにニンジンも好きだ。食べるのは早い。エダマメを空になってもかじっているのが何とも言えない・・バナナやイチゴよりも甘い蜜柑類が好きなようだ。こういうシーンを見ていると猿に見える?

 午後は子ども教室のテキスト作成と詰め将棋を作る。

 夕方から名人戦第4局を見る。この将棋は今期の名人戦ではようやく羽生名人らしい内容のようで、優勢のままに終盤に入った。

 第五局は宝塚の南口にある宝塚ホテルで開催である。

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 金太郎の相手をするときは、ネットができないので、最近は一緒に遊んでいる。

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 こうやってうまく眼鏡をはずされて、その後はすかさず下に落とされる。うまいのだ。眼鏡を外されて金太郎に近づくと、身近に感じるようだ。私は度の強い近眼なので近づかないと見えないのだ。

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 名人戦は羽生名人の勝ちになった。これで宝塚での第五局になる。羽生名人の巻き返しの一局になるか、森内九段が押し切って名人奪取なるか、注目である。

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 久し振りにHIROに行く。妻の歯の痛みと私の仕事で金曜日以来である。何でも習慣になると、パターン化しているのでリズムが狂うと違和感がある。

 ほっとしたのでロールケーキを注文する。おいしい・・あれこれ悩みは多いが、こういうときに日々のつかの間の幸福感がある・・

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 今は金太郎がいるので一泊の旅もできないが、昔の家族の中国への旅を思い出す。毎年夏休みに、主に雲南方面の旅だった。もうこういう旅は無理かもしれないが、台湾や韓国の一泊二日の旅はどうだろう・・さっそく妻がネットで調べる。以前に、私の七段昇段のお祝いに弟子から貰った旅行券もまだ残っている。

 結局、強行軍になりそうなので、もったいない、無理のようだ・・近くで日帰りの旅しかないか・・旅の仙人、水津英夫さんは「何でもそうですが、望めば叶うものですわ・・」飄々とした中にも世界を旅した水津さんの言葉は重みがある。

 「ねえ森さん、森さんは定年を早めて私と同じ様に世界を回られたらどうですか?私はもっと早いほうがよかったと後悔しています・・」「先立つものがないのですが・・」「外国で暮らした方が、安宿なら日本にいるより安く暮らせますよ」そうは言ってもそもそも水津さんの体力はけたはずれなのである。そして精神力もあり、おおらかさも天下一品だ。そして健啖家でもある。

 やはり自分にあった世界をつくって暮らしていくよりないのだろう。

 新聞を見なが・・、自分のことを考えながら・・ときどきゲンナリすることもある・・幼稚な大人に対してアホンダラと言いたいことも言いにくい世の中・・どうなっていくのだろう・・まっとうな人が我慢するしかない状況が多すぎる・・そう思う。(もちろん自分がまっとうとは思わないが・・)

 

 


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オッズパーク、家で過ごす [日記]

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 昨日は(5月17日火曜日)園田競馬に行く日だが、妻が歯の痛みで安静にしないといけないので中止にする。それで銀行に行って振込み「オッズパーク」で園田競馬の馬券を買うことにした。オッズパークは相性がいいらしくて収支はプラスである。ただ困るのは間があいたり、わからないうちに勝手に精算されてしまうことだ?何度も銀行に通うのが面倒でほおって置くことになるのだ・・

 昨日は収支がトントンだった。

 詰め将棋を作りながら、ネットで馬券を買った。不謹慎だが私はながら一族である。このほうが効率がよい。最近はあるテーマで詰め将棋の創作を始めた。仕事でなくて、自分のノルマにした。こんな風に目に見えないことで、仕事でもない作業が、私は多いようだ・・尻に火がついてあわてるのも昔からである・・治っていない。ウサギとカメで、私はカメに見えるが?全くのウサギタイプである。汚い格好で非力ながらやや横着なウサギである。

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 環境は行動を左右する・・今はいろんな面でめまぐるしく環境が変化している時代に突入した気がするが、こういうときはしらない間に何かの価値感もずれていっている。やさしさや思いやりの針が傾いてきて、身勝手や自分中心の針がのしあがってきている・・そうしないと暮らしていけない、生きていけない・・そういう不安のなかの選択で微妙に傾いてきているものがあるのかもしれない。

 ささやかにつつましく生きている人も多いはずだが、声の小さい人や謙虚な人にかぎってお人よしなのかもしれない。善人は我慢を強いられる・・そんな時代だろうか。(私は善人になりたいが、不謹慎なので無理である)その逆に、横柄で傲慢、無神経な人ほど声が大きく、自分に負けのない設定ボタンを押しているので手に負えないのだ・・

 そういう人が世の中をよくするはずがない・・なのにそこそこの人気はある。それはたいていは今のどうしようもない閉塞感を打開してくれるかもしれないという理由だ。閉塞感のある時代は稚拙ながらも明快さがあるほうが、良く見えるものである。そして長い目で見てますます地盤沈下が進む(ように思う)

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 優位とか多数の論理が、普通であることや平凡の大切さを木っ端微塵に砕いているのかもしれない。それに抗う勢力が弱いのだろう。勢力が弱いというよりも、勢力を持たない立場の人が迷ってしまうしかないのだろう・・白黒をはっきりさせることの危険さを少しでも感じる体感が大人には必要な気がする。

 情報化時代ゆえに、情報で何を感じるか、どう思うか、その選択や判断が難しくなっている。情報はあくまで材料だから、その選択や判断をする思考力や基盤になる人間性が問われるようになっていると思う・・情報が多くなるほどそうである。しかし今はそれを左右しているのが、組織の利益が優先かもしれない・・

 流されまいとするとむしろ流されていて、流れに乗ったほうが流されていない?こともあるのだろうか・・

 

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 夕方も家にいた。

 妻に頼まれて、紙芝居を借りてくる。そして読まされた?「なきむしダイコン」という童話だった。

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 今度は金太郎と遊ぶ。今日はテンションがあがってハイ状態だった。こういうときは体にくっついてきて、悪さをする。

 「イイネエ・・ポンポンポン、ハナビガポ^ン、テッテイテキニ、テ、ア、シ」ご機嫌である。「イタイ、イタイ、イタイヨウ」妻の虫歯の様子もよく見ている。

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 最近は金太郎に噛まれても平気になって、どんどんはまっている?ので、金太郎も目の前まで寄って来る。

 「ポン」と妻に歌を催促するのだが、代わりに私が歌うと不満らしくいやそうな表情になる。そして妻の方に向かって「ポン」とひと言。

 昨日は22時になると眠くなってしまう。どうも金太郎の生活サイクルと似てきているようだ?


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美弥社会復帰促進センターに行く [日記]

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 昨日は(5月16日月曜)珍しく出張の仕事があった。始めに電話を受けたときは「エッ」と思ったが、即座にOKの返事をした。行き先は山口県美祢市にある「美祢社会復帰促進センター」というところで、<わが国初のPFI手法を活用した官民協働の刑務所>らしい。

 日帰りでしかも新大阪発が10:45分の「のぞみ号」だったので、割とのんびりできた。仕事の日は金太郎がぐずると困るので、少し早めに出して早めに戻す。

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 こうやって遊ぶのも好きだ。仲間か子分とみなしているようだ?

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 たまにはセルフで撮影・・十秒後の撮影だが、すぐに動くので引き止めるのが大変だ。

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 少し早めに出たが、新山口駅停車の関係で、この列車がいいみたいだ。ホームで待っていると見慣れぬ新幹線の車両が向かいのホームに入ってきた。さくら?だろうか。

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 窓際の指定席を取っていたので眺めがいい。私は車窓からの風景を見るのが大好きで、それが楽しみで乗るようなものだ。いつも自分がここに住んだらそんな人生だっただろう・・そう考えながら見る。

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 広島を越えて新山口に近づいてきた。工場地帯と海が見える。

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 こういう風景が好きである。おそらく幼い頃に育った環境に似ているせいだろう。

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 新山口駅はかっての小郡らしい。新幹線から山陽本線に移る。ローカル線の香りがする。

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 これは麦畑だろう。

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 暮らしがのぞく風景

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 人がいると暮らしの何かが見える

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 川は街の表情が出る

 

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 家が少なくなった。雑木林が多い。

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 曲がりくねった小道がいい。私に通じる道だろうか?

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 「厚狭駅」に着いた。打ち合わせの電話で担当の人が「あつい、せまい駅名です」と説明されて思わず笑ったが、アツサでなくてアサと呼ぶ」

 山陽本線はこの厚狭駅かた下関までは、今日は工事中で代替バスが運行している。私はこの駅で降りて、担当の人が車で待っていてくれた。

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 人がふたりいる。何かのストーリが浮かぶ。

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「厚狭駅から山中深く車で30分ほど走ります」今度はドライブになった。田舎の田園風景である。ふと気がついたが、ほとんど信号がない。しかも道はきれいだ。山口県は総理大臣の多い県なのだ?

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「美祢社会復帰促進センター」に着いた。初めに驚いたのが広大な敷地と洗練された建物である。刑務所のイメージは全くない。郊外にあるニュータウンのようでもあった。

 入り口で「カメラや携帯」をバッグに入れて預ける。そして来客用の名札とセ〇ムの名札?をつけて入館した。係りの人と打ち合わせをして、まだ時間があったので館内の施設を案内してもらう。刑務所のイメージではなくて、ビジネスホテルか新しい病院の感じだった。

 作業室にも入らせて貰ったが、重苦しい管理でなくて、自由な行動ができるシステムのようだだった。館内は少しの移動もセキリュティ機能が働いて、私にはさっぱりわからないが、とにかく社会復帰へのチャレンジの空気がみなぎっている気がした。

 パソコンもいっぱいあって、社会復帰のために全員が習うそうである。収容人員は男性500名、女性500名でそのせいか建物が左右同じものがある。今は女性300名が収容できる施設を建設中らしい。

 イベントの内容は①講演(20分くらい)②指導対局7面指し(40分くらい)で、1時間しかないのでおおあわてである?

 15時になって始まる。参加は80名くらいで場所は体育館だった。講演は将棋の話しなどで15分くらいで終った。私はもちろん話はうまくないので、内容を絞るのだが、あせるとついつい早口になる。途中で何をテーマで話しているのかわすれてしまう?最後は「大局観」の大切さで締めくくった。

 指導対局は各作業所の将棋好きの中で予選をして?代表の7名となったらしい。平手3名、飛車落ち1名、二枚落ち2名、四枚落ち1名だった。7面指しなので私が立って動くのだが、同時にカメラを持った人が局面を写し、大きなスクリーンに映し出して観てもらうようになっていたのだが、これが面白かった。私もピンマイクで感想を言いながら指していく。

 平手で序盤で私がポカをしてあわてた。負けたかなと思ったが、何とかかく乱して?ごまかせたようだ。初めはみなさん緊張していたが次第に慣れてきたようで、熱戦が多くて楽しかった。40分はあっという間に過ぎて、一局のみ終了で、後は差し掛けだったので、一局々々の感想と勝敗予想を言って終わりにした。

 なかなか内容にも手ごたえがあって、また大型スクリーンで将棋の局面が全部見えたのも好評だったようだ。最後まで指し継ぎたかったが、次回の楽しみにしよう・・

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 イベントが終わり、また少し雑談をした。小学館の人がいて「聖」の話になったが、漫画の作者である山本おさむさんもここに来て講演されたらしい。奇遇というかご縁である。

 担当の方やセンター長さんらに見送られて、帰る。

 みなさんお世話になりました。ありがとうございます。

 ☆参考リンク先

 美弥社会復帰促進センター

 社会復帰サポート美弥

 法務省 美弥社会復帰促進センター

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 厚狭駅まで車で送ってもらって、そこから新幹線こだまに乗る。厚狭駅から新山口駅に向かう。

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 新山口駅で乗り換えて「さくら」で新大阪まで行く。さくらを撮ろうとしたが、同じ様に撮る人がいて下がる。

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 また好きな風景に出会う。

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 これは大きな街だ。

 さくらに乗って、缶ビールとかまぼこを買って一息ついた。なかなか充実した時間を過ごせてよかった・・こういう仕事があっているなあと自分で思う。(旅が出来るのがいい?)

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 けっこう早く家に戻れた。妻は歯科に行って薬をもらって、少しほっとしたようだが、まだまだ痛みは取れないようだ。治療には時間がかかるらしい・・

 帰宅して、美弥社会復帰促進センターのことをネットで調べた。

 久し振りの遠出の仕事だった。


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土日の日記 土曜コースと京都少年王将戦 [日記]

 土曜日の日記(5月14日)

◎土曜コースと土曜教室

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 金太郎は目が覚めると、こういう風に羽を広げて伸びをする。人間が伸びをするのと変わりない。そして頭を下げて、撫でて・・という仕草をするのだ。少し撫でて終ると、手を甘噛みして催促する。

 土曜日は(5月14日)午前中、子ども土曜コースだった。朝は8時前から部屋の掃除と子ども教室の準備をする。子ども達が来始めるのは9時半くらいだが、それまでに細々した雑用が多いのだ。10時開始で10:10分まで個別に詰め将棋のプリントをする。それから手合いだが、指導対局と子ども達の昇級戦である。私は最近は下の級の子ども達の指導を中心にしている。

 後半は11:40分くらいから大盤を使って、棋譜解説をする。このときは一人につき1問は次の一手を出題する。レベルに応じてヒントを出す。それが終ると12時だが、テキストや月謝袋を返して、昇級者には将棋グッズを渡す。子ども教室のスタイルは様々と思うが、試行錯誤ながらも根付いているパターンは経験則でもある。

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 子ども教室の始めは気合満点だが、途中から危ういときもある?集中力が途切れるのはある程度しょうがないだろう。そこを踏ん張れるかどうか、それが子ども達も指導側も急所のせめぎあい?の気がする。

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 正座で始めるが、すぐにひじをついてしまう子もいる?よく勝つようになってくると、自然に姿勢もよくなってくるものだ。姿勢はほぼ成績順かもしれない・・教室の子ども達はやや指すのが遅いかもしれない。もっと素早く指した方がいいのだが・・気合をこめて指すことだ。

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 今日は千田三段の指導対局で、昇級試験もある。千田パワーで粉砕のようである?

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 五枚落ち戦で、まずまずの出だしだろうか。

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 これも五枚落ち戦で、ここから棒銀で9筋の攻め。

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 六枚落ち戦で独特の7筋攻め

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 八枚落ち戦だ。まだ目的がわかっていない?だからいっぱい体験を積むのがいい。

 やや持て甘し気味の子どももいるが、一人ひとり向き合うとかわいいのである?将棋を好きになって、欲が出てくるともっと面白くなる。無理強いるよりも自発的に望めばOKである。子どもは気持ちと裏腹のことを口にすることが多い。

 午後からは土曜教室だった。私は四面指しで弟子は二面~三面指しである。平手でも駒落ちでも構わない。私は両方を奨めている。土曜教室は原則指導対局オンリーである。ときどき将棋クラブと間違えて電話がある?

 最近は後半になるとバテ気味だ。

 終って喫茶店に行く。

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 教室が終って、みんながいなくなってから、夕食の後で金太郎を出す。最近は教室の最中におしゃべりも多くなった。慣れてきてわざとしゃべっているフシもある?

 夜はHIROに行く。

 

日曜日の日記(5月15日 )

◎第40回京都少年王将戦、第47回高校将棋選手権

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 日曜日は「第40回京都少年王将戦、第47回高校将棋選手権」の審判で京都に向かう。会場は京都新聞社の7Fホルであるが、今年も参加人数が多くて別室も使うことになった。一般の大会の参加者が減っているので、うれしい傾向である。

 小学校低学年の部、高学年の部、中学の部と高校選手権の部がある。すでに熱気ムンムンである。こういう雰囲気がいい。

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 高校選手権は団体と個人の部がある。運営は高文連の先生方である。京都はユニークな先生が多くて、独特のものがある?

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 指し手が早すぎて、あっという間に終ってしまう。気合がよすぎる傾向だろうか。形勢の針が揺れすぎで、観ていると迫力満点だ?

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 会場を観て回ると、相振り飛車が多くなったようだ。そのときの流行が将棋の感覚を決める要素もある。勝ちは遠くにありて、負けは身近なり?勝負の法則はそういうものだ。

 午後6時くらいまでかかったが、随時表彰式を行なう。

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 終ってからY先生と飲みに行く。京都新聞社から烏丸御池まで歩いて出る。ときどきこういった京都らしい老舗がある。これは薬屋さんだ。

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 かと思うと現代風の建築もある。

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 このレンガ色の建物も今昔隣り合わせである。

 以前来た地下の店に行くと、閉店だった。今は景気のめまぐるしさで商売も大変である。

 別の居酒屋に入る。全国チェーンの店である。こういう店ばかりになっていくのだろうか?

  慢性のストレスとともに?この一年くらいに貯まった話をする・・世の中の流れの悪さに、自分の勢いの衰えに、飲むばかりである?Y先生と会うとほっとする・・

 少し早めに解散して、帰宅したのは22:30頃だった。妻が(歯の痛み?)ダウンしていた・・

 競馬はブエナビスタがアパパネに負けた。適性距離の問題になりそうだが、私は安藤勝巳騎手を変えたあたりから、運が空回りしている気がしている。そしてスミヨン騎手でケチがついたのだ・・(スミヨン騎手に悪意はありません)ブエナビスタを目の当たりにしてファンになったので、今回はあえてブエナビスタの単のからませ馬券しか勝っていない。

 1,2,3番人気の絡み馬券なので寝ていても取れるのだが?馬券よりもブエナビスタに勝ってほしかったのと、もう騎手を変えるのはやめてほしい。岩田騎手で通してほしいものだ。

 


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永沢寺の牡丹園 [日記]

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 朝起きて裏を開けてみると、成長した紅葉が青々としてそこに日が差している。季節はどうやら春まっただ中にあるようだ。

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 トビオとクロに餌をやってから、金太郎を出す。少し早い時間のせいか寝ぼけている。遮光カーテンの中で声がしたときは、早くても出している。金太郎は幼いとき、止まり木でなくて下で寝ていた。妻によると私が幼児金太郎離れできなくて、木の上で寝ないのはそのせいだというがそうかもしれない。差し餌を食べなくなったときは少々さみしかった。

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 こういうときはだいたいお腹がすいているのだ。

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 こうやって和室に飛んできて、パソコンをしている私の邪魔をする。この次は眼鏡をねらっているのだ。

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 昨日は(5月13日金曜)天気もいいので、出かけることにした。迷った末に三田の永沢寺の牡丹園に行くことにした。まずは宝塚の西谷にある千刈水源地で休憩した。

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 永沢寺(ようたくじ)の牡丹園は観光シーズンでもあって、まずまずの人手だった。なかなか見事な牡丹が揃っている。

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 真っ赤なドレスのような、妖艶な雰囲気だ。

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 整った牡丹もいいが、不ぞろいの牡丹もいい

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 牡丹園は手入れが行き届いている。

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 格調高い牡丹

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 牡丹の色彩はフラメンコの踊り子のようだ?思わず引き込まれそうだ

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 華麗な牡丹は明るい誘惑

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 花の表情は人の心の映り窓

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 黄色は姿形に影響される色だ

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 白は舞台背景が引き立つように、厳かだ

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 蘭の花のような絢爛さがある

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 牡丹のひまわり?しぶいひまわりのような牡丹

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 ワルツを踊っているようなテンポがある牡丹

 

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 なかなか色っぽい艶姿だ

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 水芭蕉は少し前に終ったようで、名残がある。これからむくむくと大きくなる。

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 水車が少しだけ風景になじんでいる

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 タンポポはシャボン玉のようだ

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 今日は弁当だったのだが、記念撮影をした。蕎麦打ちの体験コーナーもある。

 牡丹園を出て、花のじゅうたんに向かう

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 入り口で「昨日、おとといの雨で芝桜が枯れてしまったのですが・・」2年前くらいに母と一緒に来たときは、満開の見事な風景だった。さみしい風景になっていたが、それも一期一会の味わいである。

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 「こんにちは」

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「いらっしゃい」

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 「・・・・」

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 ミゼットが展示してある。

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 永沢寺に行く。

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 オダマキの花らしい

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 寺の境内は花がいっぱいだ

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 スズラン?

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 シャクナゲ?

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 椿の花びらが落ちて真っ赤な世界を彩る

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 じっと見守る

 永沢寺を出て帰宅する。

 


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ピピアめふの入門教室 [日記]

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 昨日は(5月12日木曜)朝早く起きて(5時半くらいだ)ぐずぐずする。いったん目を覚ますともう寝られない。というよりも夜の23時頃になると、まぶたがトロンとしてきて起きていられないようになっている。昔は完璧な夜型で、寝るのが2時くらいが普通だった。

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 朝、母から電話があって、まだ頭痛が取れないらしい。どうも風邪が主たる原因のようだ。困ったものだが、風邪は万病の元なので用心しないといけない・・薬が効かないのがつらそうだ。近所の人(Sさん)がおかゆを作ってもってきてくれたみたいだ。とってもありがたい。

 母の住んでいる市営住宅は昔からのだが、すでに新しい入居者はない。今住んでいる人の代で終わりなのだ。その前の一部屋で家族四人暮らしていた狭い住宅から、ここに引っ越したのは私が中学3年のときだった。卒業までまじかだったので、特別に自転車通学を認めてもらって前の校区の学校に通った。

 もっともその前の住宅に引っ越した前は、祖母の家の物置のような部屋だった?小学校2年のときだった。そのときの引越しは荷車で押して移ったことを覚えている。家財道具もほとんどなかったのだ。

 途中でとってもうれしかったのを覚えている。引っ越した後で、家族でうどんを食べたのも覚えている。貧しいけれど、私はあまりそういうものを感じたことがない。あるがままの暮らしでしょうがないのだ。ただどういうことであれ、何かを理由に気持ちや性格はゆがみたくない・・そういうものは持っていた。そういう意味では母のおかげで鍛えられた気がする。それは今も変わりない・・

 以前に埋立地に土地を買うとか他のところに引っ越すとか、いろんな話しがあったが、やはり無理をしたくない母の性格と、住み慣れたところと仲のいい人たちがいるのでどちらも立ち消えになった・・宝物は自分の暮らした環境にあるのだ・・

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 木曜なのでダイエーの「木曜市」に行く。1週間の買い物サイクルが定着してきている。私も押し車を引きながら見て回るのが好きである。これで料理でもできたらいいのだが、これはセンスがない。一度味噌汁だけはがんばったが、初めはおいしいかったが途中で挫折した。理想はおいしい串揚げだが、どうも無理である。

 夕方からピピアめふに行く。相変わらず「阪急電車」が人気ですごい人だかりである。「入門教室」はその横の会議室でやっている。毎月第2、4木曜日の16:15~17:45までである。昨年の秋から始めているが、なかなか思ったようには上達してくれない?でも着実に前に進んでいる手ごたえはある。

 どうも私はせっかちなので、結果を求めるのが性急すぎる傾向はあるが、それがある意味で「熱」である。強引に引っ張りあげたい気持ちが出てしまう。こういうときはたいてい空回りするパターンであるが・・でもどの分野でも、自分の熱を発進するが伝わらないタイプ・・自分のことが次第にわかってきた。そのギャップの中で見出すものが自分のささやかな財産である。

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 六枚落ち戦で定跡手順で、角を捨てて1筋から攻め込んでいる。ここから6八玉、1八香成、3七銀、2九成香、7六歩、1八飛成、7七玉と進んだ。

 3七銀に1七飛成、4八銀、2八竜が正解だが、こういう追求ができるとパワーアップである。入門のときは、攻めの遠回り、迂回はしょうがない。むしろそういうことも含めての総合力アップが課題である。

 六枚落ちは優勢の終盤からスタートして、勝ちきるパワーが必要だ

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 この局面でストップしたのでヒントを与える。「角を使いたい」そこで3四歩、6六歩と進んだ。またストップしたので「7五銀が邪魔だな」とヒントする。そこで7四歩、8六銀、6六角で下手優勢である。

 六枚落ちの上手は、下手の自然な攻めを教えながら、抵抗する?

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 何度も8筋を攻めようとしながら、銀がバックする。ここで角を切って攻める手を教えるか、角を切らないで攻めの体制を立て直して攻めるように教えるか、指導する側の分岐点である。要するにここから8五銀、8六歩、7七角成、同金、8六銀、同金、同飛、7七角の局面で下手が勝てるどうかなのだ。

 ここから9四歩、8六歩、9五歩、3七金に8五歩と攻めて、同歩、同銀、8六歩、9六歩の攻めを教えるか、どちらがいいのかである。

 六枚落ちの攻めは、指導者と子どもの棋力によって異なる。

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 これも1筋攻めの定跡パターンで、上手が3五歩と変化して、同角の局面だ。ここから3六金、5三角、2五金、1六歩、同歩、同香、1四歩、1八香成、3七銀と進んだ。厳密に言うと2五金に2三銀とされると手も足も出なくなり、上手は無理筋だが、しょうがない。

 こういう場合にどう教えるかが難しい。

 六枚落ちは攻めだけでなくて、守りが急所になりやすい

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 今度は子ども同士の対戦を見て回る。4六香で王手だが、その前に9八飛が取れる?不思議で不可解な局面だ。でもこういうことは入門同士の戦いでは起きうることなのだ。

 この局面の9五角はあきらかに一手詰めをねらって王手をかけている?(この単純王手はいけないと教える)しかしこの図いい局面である。課題がいっぱいで、何を教えないといけないのか、優先順位を考えさせられる・・

 入門者に教えるときは、悪手の優先順位が問題だ。

 終ってから感想を言う。「今日は始めはみんな弱くなっていた。けど(連休のせいだろうか)でも指しいくうちに感覚が戻ってきたようで、まずまずだっね」その後でひとりひとりへのアドバイスをする。私の描いた理想図を持って、子ども達が進むように・・そうはいかないが・・

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 坪井1級と一緒に夕食は焼き肉だった。久し振りである。今は金太郎に似た?食事サイクルで、野菜が多いのだ・・

 その後でHIROに行く。小雨だったせいかお客は少ない。ほっとする時間だ。

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 戻って金太郎を出す。すっかりここが遊び場になった。

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 夜は「渡る世間は鬼ばかり」を見る。意外な進展も多くて、やや不自然で迷いがちなストーリだと思ったが?どう結末していくのだろう。

 このドラマは現実を見るようでイヤだという人もいるが、向き合っている現実にどう対処するかを考えるヒントになることもあるし、「どこかに行きたいときは、そう願っていると必ず実現するものです」旅の仙人の水津英夫さんの言葉を思い出す。

 理想手順を描き出すこと、そしてあきらめないで歩き出すこと、結果を考えてぶれないようにすること、そういうことかなあと思うのだった。

 


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園田競馬 不良馬場 [日記]

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 昨日は(5月11日水曜)朝から雨だった。金太郎を起こすのは早くとも7時過ぎだが、昨日は少し遅くなった。それでも遮光カーテンをはずしてケージを開けると、寝ぼけた金太郎が起きてくる。初めはこんな風にぼんやりしていて、手を出すと頭を掻いてー・・の仕草をする。手抜きをすると甘噛みで催促されるのだ。

 1,2分してようやく伸びをして手に乗ってくる。それから〇〇〇をする場所に連れていって、広告のちらしで受け取って健康状態を見る。金太郎はほとんど粗相をしないのだ。

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 まだぼんやりしている。部屋に出すと「チッチキチー、キンチャン、キンチャン、チッチキチー」と歌い始める。朝のおしゃべりタイムのときは、いちばんいっぱいしゃべっているようだ。私はケージの掃除と水換えと餌の掃除と換えをする。私が動くたびに私の頭の上に乗って歌っている。やりやすいのだが、次第に頭がスッキリし始めると、ケージに戻すのが一苦労なので、最近はまだ寝ぼけている間際にケージに戻す。

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 午前中、姉から電話があって「昨日の晩に母から電話があって、頭が痛いので・・結局深夜に救急車を呼んで病院に行った・・」との内容だった。結果は大きな病気ではなくてほっとしたが、風邪と蓄膿による頭痛らしい。その後は家に戻って、今日は向かいの母の友人のSさんんに付いていってもらって耳鼻科に行くとのことだった。

 昨日も母から電話があって、風邪をこじらせてしんどいと言っていたので、気にはなっていたが、夜になって頭痛がひどくて我慢できなかったらしい。ストレスもありそうなので話を聞いて、何となく私の感想を伝えた。悩みは身内のことなので辛そうだったが、それも現実である。私はそういったことに慣れてしまっているのか、余分なエネルギーを使わない体質になっている?

 やるだけやって、きちんと状況を把握して手を打ったら、後はどうなろうとしょうがない・・世の中は思うようにならないことに全面囲まれている・・我慢しても爆発してもさほど変わらない・・自己満足に終ってもしょうがないが、最善でなくて最良と思われる手を打つしかないのだ。そして(期待をかすかに持って)あきらめるしかない・・これが自然に身についた処世術?暗い重い無力な私の人生観のようだ。

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 妻が心配して「今日はやめる?」と聞いてきたが「行こう・・」園田競馬に行くことにした。何かあったら姉から連絡があるから大丈夫だ・・園田競馬も今日は重馬場~不良馬場だった。

 この日はなかなか当たらない。無理をせずにワイド馬券にしても、大穴かガチガチの本命といった配当だったので、難しい。何かが微妙にずれている感じで、的が絞れないままに終ったようだ。

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 どろどろの馬場で、馬たちも走るのがいやだろうなあ・・こういうときは故障しないで無事に走り終わってほしい・・願いも虚しく、結構強い馬が競争中止でトラックで運ばれていく。競馬でいちばんつらいシーンだが、だからこそ馬がけなげである・・

 失敗するとかつらいこととか、そういうものを避けていく人生も、できるだけみないで過ごすのも、向き合っていくのも、それぞれの人生でそれは選択だろうか・・

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 今日は前売りを買ってから、早めに帰る。馬がパドック歩いている姿を見ると、また来たくなるのだ。外れ馬券を背に?馬に会いにくるようなものだろうか・・私の来世の次の人生は調教師か厩務員か騎手か・・だろうか?

 なかなかレースは読みにくいし、勝負は厳しくきわどい・・それが醍醐味だ。

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 帰宅して仕事をしながら、ネットで競馬中継を見る。不謹慎ながら、私はもともと何でもいつでも「ながら族」なので大丈夫である。

 千田三段から電話があった「勝ちました」勝ちましたの報告の多いのがうれしい。相手がだれでも「勝ちました」期待している!

 母に電話をした。耳鼻科で診察の後に痛み止めの薬をもらったが、いっこうに頭痛がおさまらないらしい。何ともいいようがない・・

 夕食の後で金太郎を出す。ちょうど妻のパソコンで金太郎のYoutubeを見て幼い金太郎の叫び声が聞えて、金太郎がけげんな表情だ。

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 正面から見る金太郎は三枚目だが、ナナメからの金太郎はなかなかハンサムである?私は正面顔が好きだ。二枚目よりも三枚目がいいに決まっている?

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 羽繕いをしている金太郎。

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 ハンガーをわざわざ落として、また口に咥えて飛んできた。そしてまた落とす。どうも私に見せたいようである。それとも一緒に遊ぼうよ・・のようだ。ハンガーで遊ぶのはなあ・・

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 昨日は徹底的に金太郎と向き合ってみた。ときどき腕の裏をかむのは何故だろう?その心理分析もしてみた。

 私の眼鏡もすぐに外すので「金太郎?何故めがねをはずすのや?」質問する。じっと目を見ると「一緒に遊んでほしいから」そんな表情だ(しゃべったら怖い?)求めているのはコミュニケーションなのだろう。よそみをするとあかんのだ。

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 たっぷり遊んで戻すと、やはりスンナリ満足してケージに入った。金太郎もほっとしたようである。

 金太郎を寝かせて、外の嵐が治まったのHIROに行く。


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小学校に指導に行く [日記]

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 昨日は(5月10日火曜)家で「有段者研究会」があった。相変わらず来るのが遅い。多分それでも早く家を出ている方なのだろう。奨励会在籍が長くなると、昼型の生活から夜型の生活になりやすいので、学生でなくなると朝も遅くなってしまう傾向があるのだ・・

 そこから生活が崩れてしまい、自分で気づかない内にどん詰まりになってしまったりすることもある・・規則正しい暮らしが出来るかどうか、自由業の生活はそれがすべてかもしれない。これはすべて自分の貴重な?体験に基づいている。いったん悪い暮らしのサイクルに入ると、抜け出すのは容易でない。

 だから朝きちんと起きられているかどうか、それが目安になる。学生だと夏休みなどの生活サイクルがそれで、いったん崩れると普段の暮らしに戻すのが大変なのだ。

 今日は9名参加だった。

 私は昨日から、大阪の淀川区にある〇山小学校へ将棋の指導で、毎月2回派遣に行くことになっていた。その初日である。

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 阪急電車の十三で乗り換えて「南方」で降りて、徒歩10分くらいだろうか。小雨の中で一回だけ道を尋ねて、何とか行けた。

 〇川小学校の「いきいき活動室」でいわゆる「がくどう」の子ども達への将棋教室である。同じ部屋で将棋以外にやっている子ども達もいる中で、まずは3面指しの指導対局をした。参加は10名くらいだった。

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 私などはそもそも怪しまれる代表のような?姿格好なので、背広とネクタイをしめているとまだ緩和される?それでも子ども達とすれちがうときは、苦手である。小走りに去られるとつらいものがあるのだ?でも今の時代ならしょうがない・・

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 まずは希望者全員に、三面指しで六枚落ちで指導対局をすることにした。この将棋は子ども達が好きな桂馬を使った攻めで、ここで4四歩と我慢しないで5七桂成と突撃するパターンが意外に多いのだ。

 8六歩、同歩、同飛、8七歩、4六飛、同歩、同角の攻めもあるが、そうなるとかわいい初級者ではない。

 ☆桂馬を跳ねたら素早い攻めをねらう

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 これも端をねらうのはいいが、どちらも失敗している?

 ☆攻めは分散せずに集中させる

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 これも「桂馬の高飛び歩の餌食」のパターンだ。こういう指し方をして来る子にどう教えるかが、指導の力量を問われるのだが・・

 ☆攻めはまず歩を伸ばしてから考えよう

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 ここで4五桂、4六銀となりそうなので手を止めさせる。「それ以外の攻めを考えよう」少し間があいたが5六歩がみつかった。4六銀、5七歩成、同銀上と進んだ。それでも攻めが難しいが、そこで4六角と銀を取る手と、4五桂と跳ねる攻めがある。

 ☆歩を使って攻めるようになると、手が続くようになる

 15時から16時半まであっという間に過ぎた。将棋を指すのがほとんど初めての子もいたが、全体には思ったよりは指せるので、次回からが楽しみだ。

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 小雨の中を駅まで戻る。下町の情景でなかなか風情のあるスポットもあった。

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 これは香港を思わせる。

 

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 昔懐かしい風景。この風景が普通だった。

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 慈愛という言葉がいい。今は自愛が多いけれど。

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 駅の光景。学生が多い街だった。

 思ったよりも早く帰宅した。有段者研究会は竹内三段が優勝で、荒木二段が二位だったようだ。後半は棋譜調べである。21時過ぎに終って解散だ。

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 ようやくケージから出られた金太郎・・うれしうそうだが、態度はよくない・・この表情は「あれれ」とやさしい声を出しながら噛むときだ?でもストレスもあるのでおおめに見よう・・

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 いつもの遊びになった。

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 こうやって木をかじるので困るが・・あまり悪いと電気を消す、鳥にとって暗闇は怖いのだ・・そういうときは、そっと私の頭に乗って神妙にじっとしている。スグに電気をつけるが、また飛んでいくのだった。そして「ガリガリ」と音がする。

 


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仕事モード [日記]

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 今日は(5月9日月曜)オフだったので、のんびり過ごすつもりだったが、あれこれ用事を済ませた。連休が終ってから全体に仕事モードになったようで、電話も多かった。

 午前中は寝転んで詰め将棋を作りながら、ぼんやりする。昼前に歯科に行く。今日は上の虫歯の治療で、少々響いた。その後で虫歯の歯につめものしてもらった。

 帰宅して昼食だ。それから迷った末に西宮にでかけて用事を済ませに行く・・

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 夕方に帰宅して少し休む。この連休は子ども教室もなくて、弟子も家にほとんど来ていないので、割と静かに過ごせたが、そういうときほどあれこれ心配事が浮かんできて、今朝も夢でうなされて目が覚めた。

 このブログを始めたきっかけは何だったのか、すでに記憶が薄らいでいるが、多分、写真を掲載することだったように思う。文章を書くのは苦手なので(だからいい加減で書くのは早いし、間違えてもほとんど直さない?)それが目的ではなかった。もっともらしく書くのは苦手を越えてゲンナリであり(自分の書く文章が)自分の表現力は舌足らずの曖昧さがたっぷりで、要するにいい加減なのである?

 ハガキを書くときも書き始めてから困っているので、妻に「何故書く前に考えないの?」と呆れられている。考えて見ると、これが自分の人生を象徴しているのかもしれない。動き始めてから困り果てて、それで必死に考えて、帳尻をあわすのに明け暮れる・・後悔はしないが、悔いのない日々でもない・・

 

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 夕食を済ませてHIROに行く。今日は早かったので駐車場もOKだった。以前に使っていた広い駐車場が閉鎖して、これは店にとってかなりな痛手かもしれない・・?

 昨日のNHKマイルの記事を読みながら、競馬の馬たちは選手寿命も短くて、1戦1戦の占める勝負の度合いが大きい・・そう思った。人間はやり直しが利く・・もちろん年齢とともに選んでいく道の選択肢は狭まっていくのだが・・自分が果たして何の道が適していたのか?いまだにわからないものを抱えている・・考えてもあまり意味はないのだが。

 それは希望に満ちたプラス志向の意味でなくて、むしろ何をやってもどっこいどっこいか・・という、どちらかいうとマイナス志向の意識である。大きな悔いという獲物を撃ちながら、そろそろ弾が切れかけてきている・・そんな感じだろうか。

 武器がなくなると、素手で戦うしかない。昨日はそういう夢だった・・現実と同じか・・

 今日のYoutubeは「金太郎の初の動画 2009,9,7」である。我が家に来た日にデジカメの動画で撮っていた。

 5月から開始の藤原新也オフィシャルサイトの中の「藤原新也WMCATWALK」に申し込んだ。ネットを通じて藤原新也さんのすべてを配信する・・そう解釈している。有料なので誤解もあるそうで、今の時代のやりにくさも抱えているが、楽しみである。

 今は自分が標的にならないために、他に標的を作って安心する・・そういう社会かもしれないと思う。知らない内に妥協点を見出すばかりの行動でしかない・・ようだ。

 今はきちんとまっとうに世の中を見据える大人の目が少ないのだろう・・私も意気地なしなので、強く生きるには程遠く、無縁の世界である・・非力さや弱さを痛感しながら、遠くから小石を投げるような、せめてそんな風でありたいなあ・・と思うのだった。

 意を決して発言している人の覚悟には圧倒される・・しかし居直るわけではないが、弱い人間がなかなか強くなれるものではない・・また強くなってしまうと、何かを失うものでもあるのだろう。

 まずは冴えない自分を見据えることからだろうか・・

 


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