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静かな一日 [日記]

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 昨日は(4月30日土曜)で、毎年の一門祝賀会の前日だったので、教室の予定も入れていないので、珍しくオフの一日だった。何もない週末は一年でも滅多にないので、不思議な気がする・・

 午前中はピアノのレッスンがあったので、その時間に競馬の予想をした。ネット馬券だが、予算がないので?各レース100円づつ馬券を買ってみた。ワイド馬券、複勝、連複、3連複をからませたが、12レースを各100円で総額1200円で購入して4レース当たったが、1100円の払い戻しだった。

 ①意外に複勝もワイドも難しい②本命馬の組み合わせだとなかなか儲からない③18頭のレースだと少しでも荒れると取りにくい④一日に何度か頭がかなり固いレースがある。⑤やはり逃げ馬は注意、こんなところだろうか。

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 午後から外に出て、妻と一緒に散策をする。清荒神の参道の途中から脇道に入った。毎年きれいに花を咲かせている場所があって、立ち寄ったがあまり手入れができていない・・世話をしている人がいなくなったのだろうか・・

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 ニャオンと声がした。猫が塀の上にいて呼びかけているようだった?近づいても逃げないので、人馴れしているようだった。

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 今日は緩めの散策なので、参道に戻って下ることにした。

 私はジョギングは苦手で、あまり興味がない。写真を撮るときけっこうよく歩くので、それが性に合っているのだろう。ようやく足が慣れてきはじめているが、まだすぐに筋肉が張ってしまうのだ。

 椎間板ヘルニアの前は(今はほぼ完治している)もともと坐骨神経痛だったので、いっぺんに長くは歩けないが、少し休むだけで大丈夫である。

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 参道に「俳句コーナー」があって、入選作が貼ってある。さすがだ・・情景が目に浮かぶ。俳句は目に浮かぶ情景が大切な気もするがどうなのだろう?

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 佳作が貼ってある。何と言うか日々の機微みたいな言葉がいいなあと思う。写真展などで祭りのシーンがあるが、私は写真を撮るときに特別な場所は苦手である。ごく普通の場所で、ごく普通の出会いがいいなあと思う。

 もともとは作家の故小田実さんの「人間チョボチョボ説」が好きである。

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 骨董屋さんの庭先のシーンで、ドキリとする。何かを訴えているように感じる?この店は開いているのか閉まっているのかわからないのが特徴みたいだ・・

 参道を下りて、私はいつもの散髪店に入った。「ヨウ!いらっしゃい。道で会うと引っ張ってこようかと思うで・・」毛が薄い割りにバサバサの頭なのである。散髪は春夏秋冬ならいいのだが、たまに1シーズン飛ばす場合がある?のだ。

 「議員さんは国も県も市もっと減らしてたらいいんやなあ」「今回の選挙は関心が薄かったですねえ」四方山話をする。

 刈った後に落ちた白っぽい毛を見て「白くなったなあ」とつぶやくと「まだあるからええんやで」と慰められた。

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 帰宅して、珍しく夕方に金太郎を出す。部屋の角のところに接着剤を使って(そうしないと金太郎が壊す)三角コーナーを作ったのだ。洋服をかけるというよりも、金太郎の遊び場だろうか。

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 掛けてあったハンガーは全部落としたが、うれしそうだ。金太郎は無表情だが、気にいるとこういう風に首を少しひねりながら遊びを繰り返すのだ。

 夜はHIROに行く。いよいよ本格的に天皇賞の予想である。当たり外れよりも、予想をすることが楽しいのだ。ギャンブルに限らず勝負の世界でさえないのは、威張ることである・・

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 いつの頃からか、自分が自分がというタイプが増えてきた気がする。その際にしゃべるしゃべらないは別である。故水津英夫さんの「ワシらの世代からでしょうな、子どもを甘やかしてしまったのは・・責任を感じていますわ・・今の若い人のほうがよっぽど冷静ですなあ」世界を旅して日本に戻ってきた、旅の仙人のこの言葉が印象に残っている。

 世代の価値観は1年2年で変わることはないが、10年20年単位で変貌するもののようだが、これからどうなっていくのだろう。少なくとも自分の持っている価値観が何かに共鳴している間は、まだ何とか生きていけるだろうが、その先はわからない気がする・・

 何を大切にするのか、どう伝えていくのか、どう伝えないでいくのか・・難しい。現実はひとつひとつに向き合っていくのだが、ひとつの出来事があっても、それがまっとうであるのか、まっとうでないのか、その判断がしぬくい時代である・・

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 部屋の片づけがほぼ終ったが、まだ散らかっているので金太郎も怪訝な表情だ。困ったときはすぐに私の頭に乗ってくるのだった。


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