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奨励会例会 [日記]

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 ホクセツサンデーの前足の蹄鉄(蹄鉄とは馬の蹄を保護する目的で打ち付けられている金属のこと)である。前のレースで使ったものをいただいた・・ものだ。

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 こちらはホクセツサンデーの後ろ足の蹄鉄。我が家の家宝になりそうだ。蹄鉄は縁起物でもあるそうで、弟子の活躍を見守ってくれるだろう・・

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 昨日は(5月5日祝日)木曜日だったので、ダイエーの木曜市に行く。朝一番で行くのは初めてである。もともと人混みは避けているので、木曜市は滅多に来なかったが、そうも言っておられないのだ?

 もっと混んでいると覚悟していたが、それほででもなかった。それでも「今日はえらい混んでるなあ」おじいさんがつぶやく。今は年配の男の人の姿が多くなったのも特徴だろうか。(私もそのひとりである)正直言うと冴えない人が多い・・その点主婦は買い物のプロで、押し車の使い方や買い物籠の持ち方商品の選び方見分け方、レジの並び方など?手馴れたものだ。

 商品の売れ具合を観ていると、シビアな主婦感覚に見合っているかどうかが大きく左右するようだ。要するにその日の値段だけでなくて、大きな流れの中で高いか安いか、いいのか悪いのか、そういう判断と見る目があるのだろう。

 不景気と言われる時代だが、デパートのオープンには客が集まるし、高価なブランド品も売れるのである。何となく思うのは、不景気なのは暮らしの部分の引き締めと、男の遊ぶ財布だろうか?

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 今日は奨励会の例会でもあった。比較的に上位陣は成績がよかったようだが、全体では前回と比べてまずまずのようだ。でも「こういうときは次回の奨励会が危ない。私には理解しにくいが、今の弟子達は少し勝つと満腹中枢が満足してしまう面があって、欲が浅い?気がしてならない。

 精神的には勝つと次が怖いものなのだが(負ける不安が大きくなって)少し勝つと精神が緩むようである。そして勝つのが目的でなくて、昇級するのが目的なのに、そのあたりの精神の緊張感がたまらないようで、ごまかしてしまう傾向を感じる。きちんとプレシャーに向き合って、結果を出すのがいかに大変なのかを知ってほしいものだ。

 負ける痛みを味わいたくない・・負けることの重みを感じたくない・・負けるのは自分の責任でなくて、ミスをしてしまったから・・自己責任転化は保護本能でもあるが、たまには深刻に向き合うことも大切なのだ。決して悪ノリでごまかさないことだ。だから親しい仲間とつるむのはよくないのである。

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 HIROに行ってから戻ると、来海2級とや山口4級と星田5級が来た。三人とも1勝2敗組みのようで?ションボリ気味である。私は演芸会よりもお通夜の雰囲気の方が好きなので、その点ではいいのだが?

 将棋をやって、冴えない、もてない、なにもない・・そのほうが好きである。そういう中から生まれるギリギリの根性が好きである。

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 負けた将棋を並べたり見ていたが、確かに負けると敗因はいっぱいあるのに、勝つと勝因は案外少ない。敗因の中で大きな順番を探していくのが、検討である。どの分野でもそうと思うが、自分のフォーム作りと作戦、策戦選びは異なるものだ。フォームを持つのが大きな課題だろうか。私が言っても説得力がないのでほとんど弟子にも言わないが、そういうことも含めて、自分の頭で考えて苦労するのが大切なのだろう。

 勉強とは苦労することなのだが、今は自分が有利な立場にたつため、戦うときに優位になるためとか、腕を磨くことにおいては似ているのだが、そういう有利さや損得の方に目が行き出すと、伸びが止まってしまう気がしてならない。

 「自分の力で考えること」これが基礎の基礎で応用の応用かもしれない。

 そういったことを考えながら、なかなか理屈どおりにはいかない・・こともイヤというほど痛感するのだった・・


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