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土曜コース、土曜教室 梅雨 [日記]

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 昨日は午前中、子ども土曜コースだった。季節的にはいちばん将棋に向いていて落ち着く時期なのだが、年齢の低い子は賑やかさに変わりない?ようだ。

 また今は新学期が始まり、ようやくペースがつかめて将棋教室に入る子や辞める子が重なる時期でもある。区切りのときはさみしいこともあるが、塾や習い事、クラブと重なり何とか踏ん張って通ってくれた子が多いので、ありがたいと思う気持ちの方が強い。

 将棋を教えるのは将棋だけではなくて、それぞれの個性、状況、環境に応じた関わりを理解することだろうか?そうはいってもあまり欲張らないで、それぞれの将棋の棋力アップを目標ににしたい・・但し強くなるならないでなくて、将棋を通じて何かを得るように、出来る限り個別に向き合うのがいいような気がする。

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 開始早々は正座して静かでいい雰囲気だ。この理想形は時間とともに和らいで崩れかけてしまう・・いったん崩れるとなかなか戻らないものだ・・まれにお手上げ状態になるが、急所は目を反らさないことだろうか。将棋の集中力と反比例なので、極端に言えば、さっさと皆を強くした方が指導も楽になるのだが・・なかなかそうもいかない。

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 攻めが失敗のようだ?ここで8七銀もあるが、9七同桂で上手よし。

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 上手のいい形と思う?六枚落ちもいっぱい指すと勘所がわかってくるが、急所は自分の陣地の駒の活用だろうか。手間がかかっても自分の駒を使うのが駒落ちの急所だ。

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 一見銀が死んだように見えるが、7六歩で大丈夫だ。同銀のとき同銀、同金でなくて6六銀もある。角を使った攻め筋を案外やらないのが初級クラスかもしれない。

 6六歩に同銀と突撃するのが初心者だ。子どもは景気がいい?のですぐに駒を捨ててしまう傾向にある。おおまかな駒の価値のようなものがわかるには実戦に体験が必要だ。

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 下手失敗の図だが、こうなると勝ちにくい。遅くとも確実な攻めがいいのだが、初級者ほど早くてすぐに切れる攻めをしてしまう。桂馬の高飛びもその例である。駒を前に進めるのが攻めでなくて、駒を交換する、タダで相手の駒を取るのが基本だ。

 午後からは土曜教室だった。指導陣は森七段、藤原二段、阪上二段、佐和田2級、高井君だった。私は四面指しで他は三面~一面指し指導である。この土曜教室は基本的に指導対局しかしていない。あまり宣伝していないのは、人数が多くなると指導ができないからなのだが、子ども教室向けの特訓教室だけでなくて、一般向けもいいかなあとも考慮中である。

 今日は終ってから大人も解散したので、少し特訓をした。みんな強くなってきているのでうかうかできない。私の場合は自分が強くなる必要はないので?あくまで相手を強く指せるための特訓である。しかし不思議なことにやるほどに自分の未熟さがわかってしまう・・どう指していいのかわからない局面が多いのだ。

 将棋はほぼ直感でわからないときは、たいてい最善手は指せないものなのだ。堂々巡りで迷路に入る。好手よりも悪手を指さないようにする・・これが大事だ。こういうことを考えながら指導をしている。

 

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 終って夕食にして、その後でHIROに行く。いよいよダービーだ。予想はしたが迷っていて土曜日には書けなかった。

 予想をするのが競馬の楽しみの醍醐味だろうか。本命を順番に買っていくのがほぼ正解のことが多いのだが、そうでもないことに縛られるのも競馬である。私は「競馬場の達人」の番組のファンだが、買い方も人それぞれなのが面白い。こだわりがあるのだ。

 当てるのと勝つのと儲けるのと、それぞれ分野が違う気もするが、当たらない、勝てない、儲けないはみんな同じ負け組の同志なのである?

 


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