SSブログ

来客 [日記]

IMG-c_3459.JPG

 昨日は(6月2日木曜)ようやく空模様も落ち着いてきて、全体に温度もあがってきた。冬服に逆戻りしていたのを夏服にまた変更だ?日によっては温度差が10度もあるので、どうしても体調がおかしくなってしまう・・

 午前中は9時過ぎにダイエーの「木曜の市」に行く。毎週一回この曜日に買い物をまとめてしておくパターンが定着しそうだ。私は買い物籠の車を引きながらついていくが、周りを見るとそういう似たようなおじさんもいるようだ・・料理ができるというか、身の回りを何とかこなせるのは、これからの男の必需分野かもしれない・・

 いい悪いでなくて、男は黙って・・という昔の時代はどこにいったやら・・である。

 午後に来客があった。長野の方から来られたNさんだ。初めてお会いしたのは確か4年前の森一門祝賀会だったように思う。ブログを通じての知りあいで、ネットがらみはなかなか難しくて、二の足を踏むこともあるのだが、Nさんは私も妻も大ファンである。

 Nさんのブログは学者さんのような専門知識と、何かのテーマがあれば徹底的に調べ上げるどん欲さと、執念深さ?と分析力があるので、読んで難しくてお手上げも多いのだが、わからないなりにひかれていくのである。信州の風景写真も素晴らしくて、長野の地元の歴史に関しても造詣が深い・・要するに森家のふたりにないものを持ち合わせておられる人なのである。

 今回も四国で依頼された講演があって、その行きに我が家に来られたのだが、その前に立ち寄られた場所が、宝塚にも近い西宮の「地ずべり資料館」だったのでNさんらしいと思った。 前日の夜に妻が調べたら「あれれ、木曜は休館だけど・・」どこにも隙のないNさんのポカがあってほっとした?

IMG-c_3461.JPG

 13時半過ぎにNさんが来られた。「資料館が休みでして・・」

 それからいろんなお話しをする。というよりも、興味深いことを妻と私が質問していくと、Nさんは淀みなく返事をされるのだが、どれも小学生に教える家庭教師のような感じである?歴史に付いて、地質学について、具体的には馬に乗った侍が刀を持って戦うのは無理であること、配水管は何で出来ているか?などである。

 しばらくして金太郎を出したが、金太郎は人見知りして貝状態になっている・・遊び場に行って小さな声で「ポン」「ポン」と言ったきりで小さくなっている・・

 それからHIROに行った。そこで話をしている最中に、ゼロ戦墓地にいくことになった。我が家の歓待ベスト1の地かもしれない?小林佐兵衛翁の木像をみてもらう・・ゼロ戦墓地に案内する・・いろんなところに行ったとき「こういうときNさんならどう行動するか?」実はそう考えて動くことも多いのである。

IMG_-c3462.JPG

 歴史上で会ってみたかった人物のひとりである。

 IMG-c3465.JPG

 ゼロ戦のレプリカが目を引く・・

IMG-c_3467.JPG

 この記念碑を見ると、複雑な思いになってしまう・・いつの時代も普通の人の目線が大事だと思う・・

IMG-c_3469.JPG

 ここでよくみかける猫である。以前は怪我をしていた猫がいたが・・

IMG-c_3475.JPG

 帰りに門のところで記念撮影をした。

IMG_-c3477.JPG

 家に戻ってから、少し休憩してから、清荒神駅に見送りに行く。そこでもセルフで記念撮影をした。またこれに懲りずに是非お越し下さい。

IMG_-c3478.JPG

 上にツバメがいた。せっせと餌を運んでいる・・

IMG-c_3484.JPG

 家に戻ると金太郎が、自分の知っている言葉のオンパレードでしゃべる。あんたなあ・・内弁慶の金太郎だった。

 夜は「渡る世間は鬼ばかり」を見る。そもそも恋愛ストーリーは苦手である。妻から見ると私は女性の心理を全く理解できない模範のようなものらしい。一応私は言葉に裏も表もないので、それが欠点になる場合もある。含みや深さや配慮、奥行きに欠けるのだ・・

 街を歩いていて、ときどき通る人をジロジロ見るのも危ないと妻に言われる。相手がヤクザ屋さんでも暴走族でもジロジロ観てしまうのでヒヤヒヤするらしい。暗闇の中に人がいてもじっと見てしまうのである。人を観察するときに先入観がないのだ?

 自分の持っている感性と他人の感性はそぐわないことの方が多い・・呼吸が合うほうが珍しいのである。人はそれぞれバラバラの感性を持って、別々の方向に歩いて行く・・そう思って向き合った方がいいのかもしれない。渡る世間を見ていると、現実のことを思うと、つくづくそれを感じる。

 そういう矛盾のなかで、ときどきかすかながらも一致したようなことに出会うとうれしい・・そう思って生きていったほうがよさそうである。「渡る世間は鬼ばかり」も終わりに向けてストーリが展開されているが、どうなっていくのだろう・・

 ときどき咳き込むので困る。風邪気味状態のままらしい。

 夜は妻に弟子のことで相談する・・結果が出ないと疑心暗鬼になってしまうことも多い。何処を向いても逆立ちしても?とにかく厳しい時代である。的確な状況把握ができていないことと、10年先を見据えての的確なアドバイスができていないジレンマだろうか。最後はまあ様子を見るか・・どちらかいうとやりきれないことのほうが多くなってきているのかもしれない。

 時代の難しさもあって、一概に黒白がつかないことも増えているのだろう。

 こんなときに政争・・管首相の不信任案をめぐって、政治が混乱しているが、普通の人から見ても唖然である。唖然の政治家が多すぎて、もう政治家も官僚もいらない・・そういいたくなる状況かもしれない。やりきれない現実である・・

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。