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土日の日記、土曜特訓、奨励会と日曜コース [日記]

 土日の日記

◎土曜日の日記 6月4日

 子ども土曜特訓コース、奨励会例会

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 土曜日は土曜特訓コースだった。この日は申し込みが少し少なめだったが、それでもフル回転する。さすがに後半はバテ気味だが、淡々と指す?

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 朝は金太郎を出して、少し遊んでから、特訓コースの準備をする。部屋の掃除と盤駒の準備と、チェスクロックのセットなどだが、私はせっかちなので10時開始でも9時にはほとんど準備OKである。子ども教室のときは9時までに掃除を終えて、それからの準備は阪上二段が担当である。

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 平手戦で今は中飛車が多い。私は対策をあまりしらないので、昔ながらの陣形である。これから中盤戦だが、位を取って終盤で勝負という感覚はもう古いかもしれない。ただ中飛車を教えると、表情が薄くなるのが気になる・・だれが指しているのかわからない・・とはいえ中級者にも有力な戦法である。

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 やはり終盤のパワーがないとあっけなく技が決まる。ここから6二銀で勝勢だ。技を決めさせない・・これが大切だ。だからこの前の4八成桂ではともかく4一歩である。平手の特訓は序盤を無難にこなす、中盤は互角を目指す、終盤は一手違いの感覚を覚える・・これが目的だ。

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 私の方が優勢のはずだが、なかなか決め手がない?7五同歩に3四歩、同銀、2四飛、2三金、2八飛、7六歩、同銀、7五歩、3五歩と進んだ。何とかごまかした?

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 平手の場合は居飛車、振り飛車を交代で指すようにしているが、相居飛車のこういう棒銀模様は、何が急所なのかわかりにくいかもしれない。どう教えるのか難しい。しかし棒銀は明快で威力がある。平手でも駒落ちでもOKなのもよい。

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 奨励会の例会は、最近はもうひとつ気持ちが入らない・・全体の弟子の成績がぱっとしないのもあるが、生存競争の厳しさも伝わってくるので、単純にガンバレと言いにくいのだ・・ガンバレという言葉は今は使い方が難しくて、ともすると無責任のような言葉になってしまうが、それでも弟子にはガンバレとしかいいいようがない・・

 橋詰雅斗2級が2連勝で1級に昇級した!おめでとう!

 これが口火となって、弟子にはどんどん結果を出してほしいものだ。今は全体がレベルアップしてるので、どこで勝負がつくのか、どこで負けてしまうのか・・分析も総合的に判断しないといけないようだ・・そんな中できっちり結果を出すのは容易でないが、結果を出さないと切り開けないのだ・・

 夜はHさんとサイゼリヤに行く。

 その後で、棋譜調べをする。石川初段、坪井1級、山口4級、古郡6級が泊まり組で、星田5級が帰った。全部を観ているとバテてしまうので、途中から交代する。

 弟子の成績に一喜一憂しているとキリがないので、どちらかいうと鈍感になっているが、最近はそれでも、その日の結果は何らかの凝縮されたものと思うようになった・・あせることはないが、のんびり構える余裕も猶予もあまりない・・負けの痛みが薄らいでいくのはまずいのだ。もう少しみんな勝負に過敏になって、向き合った方がいいように思う。

 年数が経つごとに、勝負なれしてきて、勝ち負けの感度が鈍くなっていくのだ・・勝とう、勝ちたい、勝たねばと思って勝つのは大変である。力を出し切るのはむしろリラックスして、イメージトレーニングして・・そういう要素もあるが、でもやはり負けて泣く痛みを味わって、こんちくしょうと思う気概が必要な気がする。

 とは言っても、そうあれと言っても、もうひとつ実感が伴わない・・仲間と一緒に居すぎると、どこかで慢性化してしまって、本能が退化するように思える。真剣な空気の場をもつのは、なかなか難しいのである。

◎日曜の日記 6月5日

 日曜コースA、B

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 今日は午前中「子ども日曜コースA」だった。今は子ども教室も少し低年齢化しているが、それだけ楽しみである。しかし同時になかなか思うように上達してくれない面もある・・

 将棋は基本的に「攻め切って勝つ楽しさ」が大きい。「受け切って勝つ楽しさ」よりは子どもにはわかりやすいからだ。どうしても初心から初級の間は「相手のミスで勝つ」ことが多い。端的な例が端から角を打って王手をして、相手が気づかないと玉を取ってしまって勝つ、というものである。

 きちんと指して戦う・・これが基本だ。

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 今日も私が下の方の担当で、指導をする。坪井1級が指導対局のメインである。私は八枚落ちから四枚落ちくらいまでの担当だが、勝ち負けよりも中盤の戦い方を重視している。きちんと戦ってくれればうれしい。よくみると「攻め方がわからない」ことが初級のいちばん大きな迷いのように思う。

 竜と馬を作っても、八枚落ちだとなかなか勝ちきれない。こういうときは「終盤の玉を寄せる」という意味が難しいのだ。

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 八枚落ちではたいていこんな感じで、初めは飛車を動かすパターンが多い。そして負けるときは何故か次第に狭い方に行ってしまう。

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 坪井1級の指導対局

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 午後からは「日曜コースB」だった。少し少なめだったが、指導はみっちりである。手ごたえは充分にある。中終盤も粘っこい子が多い。しかし・・どうも中盤がみんなうまくない・・?腕力はあるので、それを生かすように緻密な序盤にこころがければ、もっと勝てるだろう。

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二枚落ちで、3四金に3二銀と打って守られた局面だ。よくぞ辛抱した銀打ちだが、この後もうまく指された。駒落ちは中盤の後半あたりで、短気をおこさないでていねいに指すことである。必ずチャンスが来るのだ。

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 勝負どころで上手が7二飛までの局面だ。ここから6二歩、7八金、同成銀、同飛成、3六桂、3七銀で難しい形勢になった。

  教室が終って、安田記念を見る。14番のリアルインパクトが勝って馬券はパーになった。あと一頭増やすのなら買っていた馬だが、競馬は常にこういうことが多い。アパパネは中盤で包まれたようになって危ないと思った。1番のストロングリターンが伸びで二着、3番スマイルジャックが三着に食い込んだのでよけいに残念である。

 WIN5は今日は完敗だった。

 教室が終っても、阪上二段と坪井1級、石川初段と古郡6級が将棋を指していた。

 夜はHIROに行く。それから帰って金太郎を出す。今日も泊まりの石川初段がいるせいか、金太郎は私に擦り寄って来る・・人間の子どもと変わりない行動なのだ。

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 ケージから出そうと思って、スプリングクリップを外すと、すぐにこんな風にガチャリと巧妙にトビラを開けた・・そしてあっけらかんである。ヨウムは脱走の天才なのだ?

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 何となくごまかしながらケージを出る金太郎。脱出成功だ?

 最近は寝るとき遮光カーテンを全部閉めないで、半分開けるようにした。そうすると何となく納得するようだ。金太郎は自己主張が多いので、きちんと聞いたやらないといけないのだ。

 

 

 

 

 

 

 


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