名人戦最終局へ

　昨日は（６月８日水曜）名人戦第六局の二日目だった。朝からＮＨＫ衛星放送とネット中継に見入る。今期の名人戦は羽生名人の３連敗のときは、さすがに終ったかなと思っていたが、第四局を勝って、宝塚の第五局も勝って、この第六局で羽生名人が制すると最終局にもつれ込む。森内九段としてはなんとしても決めたいところだろう。

　本局も手に汗握る熱戦となった。なかなか最後まで形勢が傾かないのはさすがである。お互いに何度か危ない局面もあったと思うが、微妙に切り抜けて、最後までどちらが勝つのかわからなかった。終盤で森内九段の８三香と詰めろの香の局面では、羽生名人もこれまでかと思ったが、しばらくして５六角から８八香で玉が安全になってからは挽回、むしろ羽生名人に形勢が傾いたようだ･･

　形勢不明のきわどい局面が出現するのが、将棋の醍醐味だろうか。本局も堪能させてもらった。最終局も大いに楽しみである。ファンの目から見ると、どちらにも勝ってほしい？困った心境かもしれない･･

　昨日はＡ級順位戦も始まった。渡辺竜王が郷田九段を負かし、高橋九段が久保二冠を負かす出だしとなった。いよいよ順位戦の開幕だ･･

 

　昨日は昼間、二階の部屋の大掃除もした。衣替えを兼ねて、いろんな不用品の処分と整理である。年齢とともに「こんなものいらない」ものが増えてくるようだ。俗なことを減らして仙人に向かうためである（ウソ）

　しがらみを　落として部屋の　大掃除

　しがらみの中味が大事だが、さすがにこの年齢では、ほとんどのしがらみは相手次第のような気もする。自分の方からは何もいうことはないのだ･･そのかわり相手の言い分もほとんど聞かない？でいいのだ･･賀状不要の人の心境が少しわかった気がするが、私はどちらかいうと「賀状が届かなくなったら、いなくなったことです･･」そういう人の気持ちの方が近い･･

　

　この金太郎に近づいてカメラを向けると、すぐに飛んできて「ヒャヒャ」と言った甘えた声を出す。妻には出さない声らしい。その代わり「ポン」と歌をねだっているとき、私が歌うと毛づくろいをして、参ったなあ･･という仕草をされる。金太郎ははっきり妻と私を使い分けて付き合っているのである。

　「ポッポッポ、ハナビガポン、アシ、アシアシ、アシアシ」