津軽百年食堂

 今日は（６月１０日金曜）オフで、午前中はＫ歯科に行く。奥の虫歯の型が出来て、次回の最終チェックで通院が一区切りになりそうだ･･雑用を済ませて、午後から買い物に行った。

　昨日の夜に作成した、奨励会受験者研究会の資料を関係者に送る。昨年のことを思えばスローなスタートだが、ここ数年を振り返って、そして今の状況を考えると苦戦は必死のようだからあわててもしょうがないかもしれない。

　奨励会もそうだが、力んだりあせってもしょうがないのだ･･どこかで腰を据えてじっくり自分と向き合って、なにをなすべきかを考えるしかない･･つくづくそう思う。どこかで一区切りをつけて立ち止まり、自分の姿勢を正して全体を見直す･･そんな作業が必要だ。

　いろんな弟子を抱えて、今となってはそれ自体も責任が大きすぎて、いささかの無謀さも感じているが、常にその時点での最善の策を練っていくしかない･･言い訳に近いが、自分に向けてもそう思っている。

　ふと気がつくと、我が身の不安さを忘れていた？面もある。そういうことを含めても苦戦はしょうがないが、弟子の奮起には期待したい･･選挙カーの同じセリフのようだが、そう願っているのである。

 

　

　夕方、昨日の延ばしたピアノのレッスンがあった。発表会が近づくと、２階から流れてくるそれぞれのメロディーを無意識に覚えてしまうので、音感のない私でも、当日は聞き覚えのあるメロディーばかりなのである？

　終って「金太郎の記事」のコピーを子ども達に渡している妻の声が聞こえてくる･･今日はＫ歯科にも配ったのである･･金太郎の記事は大いにクッションとなって、私もいろいろと結果的に助けてもらっているのである？

　食事をさっと終えて、シネピピアに行く。今日は１９：２０分から「津軽百年食堂」という映画を見に行った。先日の名人戦も開かれた「弘前」が舞台のストーリーだった。大森一樹監督の映画は初めて観たが、いい映画だった･･東北らしい人間味あふれる内容で、弘前の桜も、津軽蕎麦が食べたくなった･･日帰りで青森は無理かなあ･･妻も同じことを考えていたようだ･･

　阪急電車もそうだが、ある意味の主役である、その土地のストーリーがいいのかもしれない。

　余韻を残して帰宅する。すぐに金太郎をケージから部屋に出した。

　今日は妙に強く甘えてくる･･例の、犬が鼻を鳴らすような声を出して、擦り寄ってくるのだった･･金太郎はますますさみしがりになっているようだ･･一日中、一緒にいてもまだまだ足りない、そんな感じである。

　金太郎はここからプリンターの中に入っていくのが好きである。そして蓋を開けて噛んで壊そうとする。阻止するとにらんでくるが「いけない」と諭すのだった。

　プリンター乗って遊びそうだったので、こうやって目を反らせる･･布を広げて遊ばせる。すぐにお腹を見せてでんぐり返るのだった。