SSブログ

土日の日記、6月18日、19日  [日記]

  土日の日記

☆土曜日の日記 6月18日

 土曜特訓コース、受験者研究会

IMG-c_4224.JPG

 土曜日は「土曜特訓コース」だった。10時から開始で四面指しである。この日は午後からは少しゆったりめだった。

 この日は今年初に「受験者研究会」だった。正確には「受験希望者研究会」である。夏に向けてのスタートだが、7名で始める。何となく複雑な思いもあるが、日々あれこれいろんなことがある・・

IMG-c_4229.JPG

 土曜特訓コースは平手で二局対戦する。これは5五同銀までだが、4五銀と交わして私の方が有利になった。鳥刺しの作戦だが(まだ7九角と引いていないが)その対策が難しい。振り飛車の試験のようなものだ?「無理な仕掛けは禁物」

IMG_-c4231.JPG

 これは振り飛車が2四歩、同歩、同角、2二飛に3三角成、2八飛成、4三馬と銀を取って二枚換えで居飛車が有利の展開だ。そこで3九飛に6一角までの局面だ。さすがに居飛車が有利のようだ。「悪手を指さない」これが原則だ。

IMG-c_4244.JPG

 相振り飛車で微妙な展開だ。

IMG-c_4259.JPG

 相矢倉戦で、私の雑な戦いで難しい形勢。ここから5四歩、同金、1五歩、同歩、1三歩、4五金、3五歩と進んだ。手なりの戦い。

IMG-c_4264.JPG

 2四歩に同角(同歩しかなかった)2六飛、6六歩、同角で先手良し。

 しかしよそ見はできない?将棋ばかりで、特訓コースを始めた頃からすると全体に格段の成長と思う。課題は中盤の勝負どころで形勢が開かない指し手の継続だろうか。

IMG_-c4237.JPG

 角換わり棒銀で、私が自陣角で受ける。これは昔から好きな戦いだった。何でも指すのがよい?

IMG-c_4238.JPG

 二枚落ち、5筋位取りの戦いで、これをこなせば卒業が近い?

 受験者研究会のほうも18時くらいに終った。次は来月である。昨年に比べるとピッチを落としているが、課題は山積みのようだ・・

IMG-c_4270.JPG

 夕食の後で、島根から来海孝之2級がお母さんと一緒に、奨励会を退会の挨拶に来た。しばらく話をする・・教室に通っていた頃を含めて8年間の奨励会生活だった。無念さと残念さは親や師匠よりも本人が一番感じているだろう・・ここ2年は両立を励ましながらの奨励会通いだったが、さすがに次のステップのこともあり限界だったようだ。

 来海君とは長く関わったので、やはりさみしいものがある・・

☆日曜日の日記 6月19日

西区将棋大会、奨励会例会

IMG-c4271.JPG

 日曜日は朝から大阪市西区の「囲碁将棋麻雀大会」に行く。毎年恒例イベントだ。今年は行くコースを変えて、大阪からJRで野田まで行き、そこから地下鉄の玉川に乗り換えて、西長堀に向かった。いつものコースだと地下鉄の同じ駅での乗換えが遠すぎてうんざりなのである?

IMG_-c4272.JPG

 このあたりも懐かしい。昔はよく散策したものだ。

IMG_-c4274.JPG

 開会式のあとで大会が始まる。麻雀大会のみ場所を移動して催される。

IMG-c4276.JPG

 将棋大会はABC級とちびっこクラスに分れて行なわれた。初めからトーナメント戦だが、負けると敗者トーナメントもある。

 私は指導対局と次の一手、詰め将棋の出題だ。

IMG-c4277.JPG

 二枚落ちの指導対局で、下手の失敗形?戦う前に5四歩が大切だ。5五歩とされると攻めにくくなる。

IMG-c_4278.JPG

 ここからもう少し攻めの駒組みが必要だ。ていねいに指すなら2五歩、4二角~2四角、3三桂、4二飛から4五歩をねらう。「駒組みの準備の前に攻めてしまう」のが紛れる原因である。

IMG-c_4279.JPG

 ここから7七角成、同桂、6九銀、8八金、5八銀成、5四歩と進んだ。6九銀では6七銀、同金、7八銀(8七飛成)くらい荒っぽい方がいいかもしれない。

IMG-c_4281.JPG

 六枚落ちの下手負けパターンの図のようだ。角を成ったが攻め駒不足だ。

 大会が終わり、今日は打ち上げを遠慮させてもらって、帰宅した。風邪気味なのと、奨励会の例会なので、気になるのだ・・

IMG-c_4286.JPG

 奨励会の結果報告がある。成績はマチマチだが、総じて浮かない結果かもしれない。みんななかなか前に進まないが、大きな壁に向き合っているので、明快な順はない?

 ますます厳しさが増している感じがするが、いつの時代でも変わらないものもある。表現が難しいが、やはり将棋に真剣に向き合って、日々将棋以外でも隙のない生き方をしないとだめなようである・・そんな気がする。

IMG-c_4289.JPG

 棋譜調べ組が来るのは20時前くらいになるので、その前に金太郎を出して遊ぶ。

 金太郎は妻に対しては私とは別な態度になる。むしろ怖い表情で妻をじいっと見つめる感じなのだ。そしてたまにフイに腕をがぶりと噛んだりする。どうもその心理がわかりにくいのだ・・ときどき「ポン」とつぶやいて歌をせがむ。妻の歌を聞くのが好きなのだ。

 私には「ポン」と言わない。むしろ私には金太郎が歌のレッスンをしているつもりかもしれない?

 その後で私が和室に連れて行くと、こんどは幼稚になって遊んだりする。

IMG-c_4300.JPG

 とうとう加湿器を壊してしまった。

 棋譜調べ組が帰ってきて、遅くまで研究する。なかなか実らないが、日課にしたものは変えないのが鉄則だ。それは半年、3年間、5年間、10年間の周期のものがある・・と思っている。

 弟子が多くても向き合うのは一対一なので、あまり変わりないものだ。悩ましいことも増えてくるが、地道にコツコツ取り組むしかないのはいつの時代も変わりない・・

 いつもいつもだが、千里の道も一歩からという言葉の重みを感じるばかりである。

 

 

 

 


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。