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小学校の指導日 [日記]

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 昨日は(6月28日火曜)午後から十三の小学校に行く仕事があった。午前中は梅のジュースや梅酒を作る瓶、氷砂糖を買いに行くが、シーズンと重なっているせいかあちこちで売り切れていた。震災のときの電池や水を思い出した・・買占めではないのだろうけど・・

 呑気なほうの我が家はたいてい遅れを取るのである?逆に私の母は買占め?タイプで、ひとつでいいときでもたいてい三つくらい買っている。

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 買い物を待つ姿がいい。上品だ。犬は飼い主の鏡・・なのだろう。駐車場に入るとき、おじいさん車が強引に割り込んできたのとえらい違いだ。車の運転は楽しいが、事故等のときの人のいやらしさに触れてからはゲンナリも多い。少々の割り込みなら私はたいてい譲る。走行中に後からピタリとつけられると、脇に寄って道を譲ることも多い。へっぴり腰運転に徹している。

 以前、ホームの最前列で電車を待っていて、相手からあれよあれよで座れないことがあって、妻に呆れられたことがある。譲りすぎなのである?

 今は学生も老人に席を譲る光景も減ってしまった。あつかましいというよりも、そういう風に人間に無関心なのが気になる。世の中「自分がいちばん、自分がすべての感覚」は大人のある意味の本音だが、小さな身勝手を積み重ねて長い目で見ると大きな損を被る・・それも世の掟かもしれない。しかしその逆もあるので、世の中は微妙である。理屈でないことが多い・・

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 高速道路の高架には都市のエネルギーを感じる。

 

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 小学校に指導に行くときは、毎回コースを変えている。散策も兼ねているのだが、こう暑いとどうにもならない?早足になる。

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 通りがかりの団地の庭にいっぱい咲いていた。

 今日は16名くらいいたのだが、四面指しでこなしていく。八枚落ちから六枚落ちまでである。まだ一手詰めがおぼつかない子もいるのであぶなっかしいが、それなりに楽しんでいるのがうれしい。「みんな楽しみにしていますよ」

 同じ子が二局目の指導のときは、攻めのパターンを教えながらである。先々のことも考えて、棒銀がいいと思っている(駒落ち~平手まで通用する)

 下手が勝っても意味がわからないときがあって、「これで詰み」この言葉の説明の難しさを感じる。それでも子どもは直感でわかるようになるものだ。大雑把でもいいのである。

 終ってから帰りもコースをときどき変える。ここからは新大阪駅や十三の駅も遠くないことがわかってきた。大阪というのは大阪駅が川を渡って先にあるので、電車がそれぞれに随分無駄な走行をしているのである?横のつながりを見ると、よくわかる。

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 帰宅して夕食を終えて、また梅の瓶を買いに行く。氷砂糖も何とか間に合ったようだ。梅の香りが心地よくて、楽しみである・・梅のヘタを取る作業を手伝う。土筆のハカマ取りのようなものだろうか。

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 暑いのでエアコンをつけるかどうか(節電の言葉がチラリと脳裏をかずめるのである)迷うが、素早くつけて無理な我慢をしない方がいい気もする。熱中症になるのは老人が多くて、それは育ってきた環境で、ついつい我慢するせいもあるそうだ。

 例えばみんなで節水しましょうというとき、庭の花の水遣りなど微妙である。こういうときは具体的に例を挙げたほうがいいかもしれない。

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 暑いのでアイスを買いにいこうと思った時に、電話が鳴った。H君からだが、昨日の将棋を見ましたという・・そうなるとうれしくて、長話しなるのだった?

 なかなか将棋も勝てないので、たまに勝つときのうれしさは、子ども達と似ている。いくら負けても負けても最後に一回勝つとうれしいのである。勝負の機微だろうか?人間の機微かもしれない。勝ちまくっていても一回負けると口惜しい・・そういうこともある。

 どちらにしても、自分にとって精神衛生上いい方に考えたいものだ・・そう思わないと生きていけない面もある・・逃げるのはダメだが、自分なりの戦果は喜びたい・・

 

 

 

 

 

 

 


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