澤田四段来訪

　昨日は（７月１３日水曜）前日までとうってかわって澄み切った青空が広がった。すでに真夏の空である。白い雲が沸き立っている。

　金太郎が朝、水入れの狭いところで水浴びをしようとしていたので、ケージを外に出して水浴びをさせる。といってもシャワーだが、目が粗いので水の出方も荒っぽくて、どちらかいうと怖がっている。

　後でネットで妻が調べて、シャワーの目の細かいのを探して注文したようだ。

　水浴びの後で日に当たって体を乾かせる。柔らかい毛並みになるので気持ちがいいはずだ。それでもまだ怖い表情だ。

　庭のザクロはほとんど花が落ちてしまって、実がなるのは数えるほどのようである。以前に数百個なっていたのが嘘のようである。しかし大事に育って実をつけてほしい。

　まだ花が残っている。そばでミツバチが飛んでいる。受粉しないと実がならないのだ。恐いのだがほっとして期待する。ざくろの実が割れるのは秋である。

　少し急なことだったが、澤田四段が夏の挨拶で来訪したので、宝塚の「がんこ寿司」に行く。以前にも来たことがあるが、ここは古い邸宅を改造して作ったので趣のあるところだ。店の中も広いのでいつでも行きやすいのだ。

　澤田四段は前日の順位戦に勝って、多分ご機嫌である。もともとは無愛想なタイプなのだが、私の方も気を使わなくていいので、楽な弟子なのである？かといって無神経でなくて、自分のスタンスをきちんと守っているのがよい。

「昨日の将棋も、順位戦の一局目も、終盤はスリル満点やなあ」と言うと、真顔で「終盤は危なかったですが」と返事が帰ってきた。観ていると気が気でないスリル満点のきわどい局面が出現するのだが･･頼もしいのだ。

　食事しながら近況など聞く。プロレスの話しや普段どんな暮らしをしているのか･･妻が質問攻めである。想像がつきにくいのが澤田四段のあやしい魅力である？

　食事が終って、セルフタイマーで一枚ともう一枚は店の人に撮ってもらう。個室がいっぱいだったので寄り合い室？だったが、落ち着いた雰囲気だった。

　駐車場は日の当たらないところに案内された。これは武庫川である。水が恋しい季節になった。

 

　帰宅して、しばらくして金太郎をケージから出した。スプリングクリップを外してしばらく置いていると、金太郎が金庫破りのように、あっさりと開けて部屋に出た。

　この写真の左の上に金太郎がいる。ここから人形を次から次から落とすのだ。お客さんが来ているときに多いので、金太郎のサービス精神だろうか？「ドテン」と落ちてくる。

　ケージに上って部屋の様子をうかがっている。

　とうとう意を決して、澤田四段の頭の上に乗った。澤田四段は以前にも経験があるのだが、金太郎は今、やや爪がとがっているので大丈夫かな？スズメの頭のような澤田四段の頭の上に乗る金太郎だった･･

　あきらめた表情の澤田四段に、落ち着いて乗っている金太郎。

　夕方から夜は急ぎの仕事に取り掛かる。７月のスケジュールを見ると、どうしてこんなに忙しいのか？というくらい、私には珍しく厳しいスケジュールである。これで普通の人並みなのだろうなあ･･その合間に気がかりな受験者研究会がある。

　体調を崩さないようにこころがけて、この夏は仕事の夏にしよう･･