入門教室 [日記]
昨日は(7月14日木曜)午前中は家で急ぎの仕事をする。頭の中で構想を描くのだが、実際にとなるとうまくいかないものだ・・
気がついて将棋教室のテキストも作成する。最近はどれもピッチが落ちてきているようであるが、しょうがない。
金太郎はおとなしかった?昨日のように私も妻もほぼ一日家にいるときは、気持ちも安定しているようだ。出かけたときの後が崩れて荒っぽくなっている。さみしがりなのである・・
じっとそのままにしておくと、いつのまにかこんな感じでプリンターを噛みに来る。みごとなくらいあっという間に蓋をあけて、中のものを噛んで砕き始めるのだ。
隣の庭の朝顔だが、子どもの学校の宿題のようでもある?夏はやはり朝顔がいい。夏休みの象徴だった。
夕方からピピアめふ5F会議室で「入門教室」があった。いつもと同じなのだが、何故か久し振りの気がした。
初めに大盤で「中飛車」を教える。飛車を振って玉を囲うまでだが、素直なのですぐに真似て指すのだが、お互いに中飛車なので何故か「初めに5筋の歩を突き捨た方が負けていました」手伝いの坪井1級が苦笑していた。
大盤のあとは指導対局と子ども同士の対局だ。指導は八枚落ちから五枚落ちまでである。今は25級から16級までだ。やはり「終盤の寄せ」が難しいらしくて、なかなか捕まらない。
六枚落ちでこれも中飛車でうまく指しているのだが、5七桂成と突撃してしまう。桂は使うのが面白いらしくて、このパターンが多い。
ここで飛車を逃げるので、手を止めさせる。1七角成、同金、同飛成、5三角、1八竜、7九銀と進んだ。ここから力が必要だ。入門から初級の将棋のポイントは、玉を捕まえるとき「攻め駒不足のとき、自陣の駒を使う」ことかもしれない。
銀を持ってどこに打つか?ヒントは「王手をかけないで、次に金を打って詰ます場所」である。ここから玉を詰ますまでが、大きな道のりだ。
最後は大盤で「今日の反省」である。前回よりは何とかいけたようである。子どもの場合は崩れると手の打ちようがなくなってしまうこともある。将棋の面白さに入ればOKなのだ・・
夕食を済ませて、また仕事に取り掛かる。
夜は「渡る世間は鬼ばかり」を見る。しがらみというか、それぞれに環境があって、どう対応していくか、これもさまざまである。価値観の違いと言ってしまう前に、ある基本線は守らないといけないものがあるようにも思う・・
自分の無知さや無力感をひしひしと味わいながら、道を選んでいく・・人生はその積み重ねなのだろう。年齢を経ても変わりないのが情けないのだが・・
人を見て指差しているとき、残りの指は自分に向いている・・そういう言葉があったと思うが、そういうもののようだ。