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月、火,水曜の日記 8月8日、9日、10日 [日記]

 月曜の日記 8月8日

 ☆村山聖の命日と受験者研究会、奨励会

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 8月8日は村山聖九段の命日である。あの日のことを思い出す・・私は鳥取の倉吉に出張で行っていた。高校の全国大会だった。当時は理事だったので、開会式の朝の仕事を終えてそろそろ帰ろうかと思っていたときに、電話が鳴った。広島の村山家からだった「聖が・・危篤・・です」それから急いで支度をして、大阪方面から広島行きの電車に飛び乗った。

 車内でも携帯の電話がときどき鳴っていたが、家からと村山家からの電話だった。トンネルで聞えない状態のときだった「さとしが亡くなりました・・」とぎれとぎれに聞えてきたのだが・・間違いなかった。そのときの空も夏の抜けるような青空だった。このときの記憶は忘れることはない・・頭が真っ白で、悲しさは境界を越えると無の世界になるのかもしれない・・そう思った。

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  月曜日も「受験者特訓」の日だった。そろそろみんなもバテてくる頃だが、私は案外、今年は元気である・・しかしエネルギーを注ぐのと結果が出るかでないかは別なのである・・

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 毎朝、金太郎と遊ぶのがささやかな楽しみである。最近は特に擦り寄って、甘えた声を出すので、妻が少し心配していたが?私は間違いなく、人間よりも動物に好かれるようである?

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 プリンターで遊ぶので、布で邪魔をする。そうすると今度はどさくさ紛れにやつ当たるするのだった。

 特訓はあまり深く考えないで、淡々とノルマをこなすのがよい。今は将棋の棋力のレベルがあがってどの位置にいても大変だが、自分を信じて将棋と向き合っていくしかないのである。鍛錬という言葉の中に「謙虚」という言葉がないと、いくら将棋が強くなっても・・虚しいものもある。将棋を強くなろうと思ったら、謙虚さに磨きをかけないといけない・・そうあってほしいものだ。

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 最近はあわただしくて、ブログ日記も遅れがちである。怖ろしいのは3日も経つと記憶がすでに薄らいでいる・・

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 金太郎はますます男前だ・・身びいきだろうか。

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 最近は私のメガネを外して、そばに寄ってくる。息づかいが聞えるまで近くにくるのである。

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 右足が面白い。股旅ものを連想する。

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 右のオモチャは伊丹将棋センターの梶井さんにいただいたものだ。木の中におやつを入れて、グルグルネジをまわして開けると食べられる仕組みだが、金太郎はさりげなくあっという間に開けて食べている。

 この日は奨励会の例会日でもあった。成績が気になるが、どうも完全燃焼してくれない?ことが多いようである・・成績にも波があるのだが、チャンスをものにするには、普段の精進しかないのである。

火曜日の日記 8月9日

☆受験者研究会と学校に指導

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 ナタマメの花が咲いている。どれだけ大きく育つか楽しみである。

 火曜日も受験者特訓で、指導は佐和田2級である。

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 今年も我が家のザクロは不作であるが、かろうじて実をつけてくれそうだ。

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 夕方前に学校に指導に行く。夏休みなのでがくどうの生徒も少ない。早速八枚落ちで指導する。二局目は教えながら指導対局だ。子ども達は覚えるのは早いが、忘れるのも早そうだ?後半は詰め将棋も交える。なかなか上達してくれないが、千里の道も一歩からである。

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 帰りもまっすぐに戻る。

 この日の受験者特訓は夜まであるので、夕食後は私が指導した。

 夜はそれぞれの家に電話して、現況を報告した。その合間の急ぎの仕事にも取り組んでいるのだが、そちらもエネルギーを費やした。

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 みんな帰って金太郎の出番だ。「サヨナラ」と皆に声をかけているが、案外「早く帰りよ」と言いたげでもあるようだ?末恐ろしい発想だが、金太郎ならやりかねない?のである。

 昨日は記録が早く終ったので、明日の研究会に備えて石川初段が泊まった。

水曜日の日記 8月10日

☆有段者研究会

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水曜日は「有段者研究会」だった。どっぷり私が家にいられるのは珍しい。

 研究会の将棋をのぞきこみながら、私は急ぎの仕事を最終的に吟味したのだが、キリがない。

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 イスに座った、正面顔の金太郎はあどけない。

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 妻の行っているヘアサロンの店の息子さんが、甲子園に出場で、しかも1年生で5番を打っているらしい。その応援で義父の家に行く。我が家では研究会があって、テレビを見られないのである。相手のピッチャーが強すぎて?惜敗だった。

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 このおもちゃの鐘を外してしまった。その鐘で水を飲んだり、餌を入れて食べたり、どうも人間の食器代わりらしい。

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 きれいな夕焼けだ。

 夕景に ただ惜しみなく 染まる駅

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 優勝は荒木三段で、二位が増田六段だったようだ。対局の後は棋譜調べである。21時過ぎにそれも終わった。片づけが始まると、やはり「サヨナラ」と金太郎が催促している?

 研究会が終わって、みんな帰宅して、いよいよ金太郎の出番がやってきた。 火曜と水曜は少し眠い状態で書いた日記だが、頭は茫洋としている・・ようやく更新できる。

 将棋と仕事漬けで、何とかノルマをこなしていっているが、こうやっていられるのもありがたいことである・・自分に何にもなかった20代の初めの頃を考えると、今は自分のことだけでなくて苦戦続きで悩ましいこともいっぱい抱えているが、それが生きている証かもしれないとつくづく思う。

 もうすぐ「村山聖杯、怪童戦」で広島に行くが、村山聖のお墓参りにもいけるのも楽しみである・・今なら村山君とどういう話をするのか、弟子のことなどどういわれるだろうか・・「みんなだらしないですね・・」いや「他が強いからしょうがないですよ・・」だろうか。弱くなった村山聖を連想しながら、園田競馬に一緒に行っていったかな?

 お盆が近くなると、いろいろ浮かんでくるのだった・・

 

 

 

 

 

 

 

 


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