日曜~水曜の日記 11月13日~16日 [日記]
日曜日の日記 11月13日
◎伊丹日曜コース 受験者特訓
伊丹日曜コースは欠席がいて少な目だった。私は3面指しの指導対局と終わりに大盤解説をする。助手と手合いは席主の梶井さんと、H君である。伊丹コースは清荒神の教室から振り替えできている子もいる。大人の見学がしやすい、椅子で指す、そういうところが違うところである。
攻めは集中した方が破壊力がある。今にもつぶされそうな上手玉である。どこかで8二飛と回ればそれまでかもしれないのだが‥端にこだわってしまうと怪しい。
飛香落ちの中盤戦。ここからどう攻めるかだ。
午後からは「受験者特訓」だった。この日は研修会もあるので少ない。その分みっちり特訓だ。
研修会の結果報告の電話があった。少しほっとするが気は抜けない。終わって夜はまたまた自分の仕事である。
月曜日の日記 11月14日
◎南野馨展に行く。
金太郎がおとなしいと思ったら、この造花をちぎって咥えている。こういったチマチマしたことが好きなのだ。
やれやれである。
大阪に出かける。阪急梅田の茶屋町口に出て向かう。この水槽は昔からあって、よく眺めた。福島や大淀に住んでいたころ、この界隈は週末になるとよく来た頃がある。
会場に行くのに道が渡れないのをうっかりして、横断歩道まで引き返す。JRAの場外馬券売り場を通って歩く。このあたりも大淀に住んでいたころに、ウロウロしていた。地下道があって自転車でオールナイト映画に行ったが、深夜に警察の人によく尋問されたものだ。「怪しそうな人は怪しくなくて、怪しくない人が怪しいものですよ」わけのわからない文句を言った?
会場の入り口で親切な人に案内されて、説明もしてもらった。「芝田町画廊」ここの画廊は以前に羽生さんが書家の人と対談したこともあるそうだ。開室一周年記念展示の看板があった。
南野さんの作品は2点並べられてあった。以前に初めにて見たときは面喰ってしまったが、何度か作品を見せてもらっていると、知らない間に惹きこまれている‥何かのオーラを感じるようだ。
一つの作品が500キロあって、床に重量の補充作業をしないといけないそうだ。学生が手伝って準備は5時間くらいかかって展示されたそうである。いろいろお話をうかがっていると、建築や写真や美術や陶芸やそれらを総合的にこなされているのがすごい。太陽の塔もそうだが、頭での思考でなくて、感性での対面がいいのだろうなあ?
「中西學展 眠らない水」も案内してもらった。
中津の交差点が見える。ここは写真の現像とプリントで通った。昔は「中津将棋センター」があって、指導に行っていた。
外を出歩くのは久しぶりでる。何もかもが新鮮だ?この界隈は古き大阪駅の雰囲気が残っている。
少し早かったが昼食は地下の三番街で「大同門」に入った。
帰宅して、また仕事に取り掛かる。仕上げの段階だが、根を詰めるのがきつくなっている?
火曜日の日記 11月15日
◎小学校に指導
少し出すのが遅くなった。金太郎は最近は特にコミュニケーションを求めに来ているのがわかる。一緒にいて、歌って、遊んで、過ごすことを求めているのだ。ほとんど人間と変わりない。
部屋のサークルにこもってばかりのトビオとクロを無理やり日向ぼっこさせる。そうしないとすぐに戻りたがる。クロは餌を変えてからすっかり若返った。トビオも同じ餌に変えることにした。
この日は小学校に行く。先週休んだ振り替えだ。この日の風景はきれいだった。光線がやわらかくてやさしい。
低学年の子が多かったが、六枚落ち、八枚落ちと詰将棋をする。名前はわからないが顔はすっかり覚えた。子どもでもすでに大人になったときの顔が想像できる?「K君は王手を言わなかったら、一生話さない」かと言ったと思うと「詰将棋はK君の隣でやる」言葉は時として裏返しである?
夕方になっても色彩のきれいな風景だった。
帰宅して夜まで仕事する。こんな風にまじめな生活をしているのは珍しい?自分のできることが案外限られていて、しかもたいしたことはない‥そう思うようになって肩の力が抜けたのか(緊張感がなくなったのか?)結果を気にしなくなった。たんたんとひたすら続けていくしかないのである。やめるか続けるか、その選択があって、決めたらちょとづつ歩いていくしかないのである。叱咤激励美辞麗句はいらない?
水曜日の日記 11月16日
◎ホクセツサンデー勝つ!仕事もヤマを越える
レーザーに行けない日が続いた。今も膝の痛みの薬を飲んで湿布は貼ってある。金太郎はこの場所が好きなようだ。パソコンの椅子だが、腰をすえるときは食卓テーブルのこの椅子を使う。
サーバーに行く。いい天気だ。冬が消えて春のような陽気だった。
クッキーとケーキの店に入る。
今日は園田競馬に行けなかったのでネットでホクセツサンデーを応援する。楠賞である。
古馬の強豪キヨミラクルを振り切って勝った。木村健騎手の負傷で(腰痛かなあ)田中學騎手に騎乗が変わったが、大丈夫だった。安定した強さを持つようになって3連勝のいい勝ちっぷりである。
弟子もあやかってほしいが?こちらは心配事ばかりである?
仕事も峠を越えて少し落ち着いてきた。