金、土、日の日記12月9日、10日、11日 [日記]
金曜、土曜、日曜の日記
☆金曜日の日記 12月9日
澤田四段来訪、有段者研究会
金曜日は有段者研究会だった。6名と少人数だったが、なかなか開けない一門研究会の代わりのような感じになっている。
金太郎は朝はケージに戻すのが一苦労で、何か知恵が必要のようだ。味をしめたのかどうか、戻りたくない‥のである。そして反抗期の兆候もあるようだ‥
入門コースの手伝いで泊まっていた坪井1級を襲う?金太郎。
この日は澤田真吾四段も来訪だった。初めに昆陽池に連れて行く?そろそろ渡り鳥がくるころでもある。
いかにも冬の澄んだ風景
白鳥は見た目よりも荒い性格である。
一斉に毛ずくろいをしている。金太郎もよくやる。
ユリカモメはかわいい
餌に寄ってくるユリカモメの群れ
飛翔の風景
飛びながらうまく餌をキャッチする
澤田四段の正月用の写真みたいだ?
ユリカモメの足は細い‥
羽ばたく‥
金太郎と暮らしているので、鳥には親しみがわく‥
体の割に大きな羽だ
写真はパシャパシャ撮る。
凛々しい姿
金太郎のようだ?
昆陽池は「殺生禁断」なので生き物は大事にするところだ。
記念撮影をする
のどかな光景
足の水かきが見える。自然界は不思議だ‥
白鳥のカップル?
水辺の風景
澤田四段はいつも頭が気になる?
この三羽だけ隔離?保護?されているようだった。
ここから昆虫館に向かう。写真は後日掲載。
☆土曜日の日記 12月10日
土曜コース、土曜教室忘年会
土曜日の朝、あまり朝焼けがきれいなので外に出る。光の織り成す世界だ。
午前中は「子ども土曜コース」だった。この日は人数が多かった。対局開始の時はきちんとできているが、後半は崩れてしまう。平均が少し低年齢化したことと、仲間ができて親しくなった(いいことでもあるのだが)で集中力が欠けているように思う‥
久しぶりにややゲンナリする。指導の側の問題が大きいのだが‥以前もこういう状態が続いて、子ども教室をやめようかと悩んだこともあったが、やはりまず自分が将棋が何よりも好きなので、何とかそれを伝えたい気持ちで継続することにした‥
少し世代が変わってきたので、方針も変更、対応しないといけないようだ。本音はせっかく将棋教室に来ているのだから、集中してほしい、集中させないといけない‥のだが‥単に冬休み前なので落ち着きがない‥状態でもあるような気もするが。
以前は私が統括していたが、最近はメインの指導対局中心でやっていた。この日は手合いに回った。全体を見直さないといけない時期かもしれない。みんな伸びる要素を持っているが、あと一歩踏み込まないと身につかないことが多くて、将棋は集中や緊張感が大事なのだ。糸が切れてしまうとマイナス要素が増えてしまう。
そういう緩和したときも必要なのだが、私は苦手である。将棋独特の緊迫感が好きなのだ。
千田三段の指導対局、千田三段の、根っから、心底将棋好きが伝わってくる指導ぶりだ。
夕方からは「土曜教室忘年会」だった。近くの焼き肉屋さんで、数年前に手配が遅くて場所が確保できないときに、たまたま気が付いて融通をしてもらったのがきっかけで、ほぼ毎年ここと決めたのだった。
今年は伊丹将棋センターの梶井さんもゲストで来ていただいた。逆に私も伊丹将棋センターの忘年会の出席させてもらっているよしみもある。
司会はあひるさん?で、今年の質問は「来年の夢と、将棋に関して一言」だった。結構、子どもの受験につての話題も多かったようだ‥私はやはり弟子のことである‥期待感よりも悩みの倉庫のようだが‥それでも期待を抱くのだ‥
金太郎をやっと出して遊ばせる‥こちらも①ケージに戻すのが大変②不満なときに餌を外にまき散らす③外出することが減った、こういった悩みを抱えている。
私はやはり、忙しくて仕事に追われていたほうがいいようだ。そうでないでないと抱えきれない悩みがいっぱい出てしまう。無常観も大切で、自分に言い聞かせる作業も必要なのだ。すべては無になっていくもの‥なのだ。だからこそ目の前のことに最善を尽くすしかない‥
写真家の西川先生に「森寓」と裏の表札を書いてもらったとき、意味がわからなくてお聞きした時に言われた言葉だ。「森さん、この世は仮の世界で、家も仮の住まいなのですよ‥」
深夜に忘年会帰りの息子が来て泊まっていった。
日曜日の日記 12月11日
☆日曜コース
朝早くから起きていた息子の携帯が例のスマートフォンに代わっていた。いろいろ聞いたが私は普通のいいそうだ。息子が高校の頃で困り果てたときに、高校の恩師のO先生に相談した時「森君、10年くらいはたいへんやけどなあ、必ず落ち着くから‥」その言葉を今になって改めて噛みしめる思いである。
日曜日の午前中は「子ども日曜コースA」だった。欠席もいたので昨日よりは少な目で、でも内容は変わらなくて?後半は大変だ。将棋で楽しいのはいいのだが‥
心配していたが、全体の将棋の力はついてきている。指導の手ごたえで感じるのだ。だからもっと集中すればいいのになあ‥と思ってしまう。私は詰将棋と実戦で鍛える指導が好きなので、その効果を分析しているつもりだが、子どもの場合はやはり「習うより慣れろ」のようだ。そしてひたすら「指して身につける」のがいいように思う。
6枚落ちの終盤、ここからが勝負だ。
これも6枚落ちの終盤だ。成香とと金の活用がすべて。
6枚落ちの終盤で、上手玉に詰みがある。
午後からは「日曜コースB」だった。こちらは少人数だが、それだけじっくり向き合える。ヨコで受験者特訓もやっている。長く取り組む方針だが、どんなことでも常に新鮮な気持ちを持ち続けるのは難しい。気持ちの切り替えが大切だ‥
私はひとり遊びが得意だったので、将棋に関してなら飽きることはない。時間がいくらあっても足りないのだ‥勝ち負けに関しては苦手分野である?
金太郎を出す。週末は子どもたちが来るので、あわただしくて、金太郎もほっとするのだろうか?「ハイ、サヨナラ!」はそういうニュアンスらしい。子どもたちが帰ると、自分の時間なのを知っているのだ?
受験者特訓や研修会のY君の棋譜調べも終わって、ネットレンタルのDVDを見る。月に4本なのになかなか見れない。中国映画で「ようこそ羊さま」を見た。