トビオと金太郎 [日記]
今日は(1月20日金曜日)朝から、歯医者さんに昨日抜いた歯の後の消毒に行ってから、帰宅して子ども教室のテキスト作成をする。
仕事がなかなかはかどらない‥ので困る。(ネットで名古屋競馬の観戦をしながら・・なのがよくなかったかなあ)
トビオに餌をやるときは、餌の容器を上に持ち上げてやって、舌でなめやすいようにする。けっこう時間がかかるが、いつのまにかひとり分の餌を食べているのでほっとする。スープに少しエンシュアを混ぜている。回復してきて安心したせいか、どっと私に疲れが出る‥
夜に金太郎を出したとき、そっとトビオに近づこうとしたので、警戒警報を出す?以前はこんな感じで金太郎がトビオの頭に乗ったのだ。金太郎は様子をうかがっているがあきらめたようだ・
夕食は山口3級と一緒に焼きそばを食べる。それから、久しぶりにレーザー治療に行く。ここでも居眠りをしてしまう‥「お疲れですね」と言われた。その後でテキストのコピーに行ってようやく用事を済ませた。
夜は金太郎を出したが、部屋中飛び回って奇声を発するのだった?調子に乗って手を噛んだので電気を消してケージに戻す。金太郎を他の人が飼ったらどんなだろう?ふとそう思った。
弟子もそうだが、縁があって師弟になったのだが、私が適任なのかどうか自信がないときもある‥無念の思いも多いのだが、後ろを向くのはやめにしたい‥常に自分のできうることしかできないのである。無力で悪い面がでると特にそうだが、弟子はある意味で自分の鏡と思っている・・
なかなかいい打開策がなくて、思案するばかりのことが多いのだが、ともかく自分で起き上がるしかないのである。それを教えるのが師匠の仕事かもしれない‥育っていくのも、倒れていくのも、踏ん張っていくのも、去っていくのもしょうがないのである‥そう自分に言い聞かせる。噛みしめる‥
木曜の日記 1月19日 [日記]
トビオはかなり回復した。スープのようにした餌を、噛めないが舌でなめつくすように食べる。もともと食に関しては強欲だったのである。そして立っているときの足元もふらつかなくなった‥
クロと一緒のサークルから部屋に連れてきて籠の中にいれて、入院のようにしたのがよかった。そしてずっと一緒にそばにいるのがいいようだ。もともと甘えん坊でさみしがりのせいだろう。目が不自由になって、耳も聞こえなくなって、唯一の楽しみの食が細っていたのだ‥
パグの特徴だろうか、昔からマイペースで、他の犬にいたずらはするが干渉はしない。されてもあまり怒らないのも特徴だ。だから道を散歩していても、小さい犬が苦手で、大きな犬にはむしろすり寄っていくので、こちらがヒヤヒヤした。
トビオはペットショップの人が絶賛で「血統も何から何までいい犬です。自信を持ってお奨めします」その通り、パグの特徴をそのまま持って生まれたような感じだった。
外に向かって吠えたのは、何やらカーテンか何かの影で、それ以外はない。そのくせにラッキーやにわとりなどにちょっかいをだして反撃されていた。いつも堂々としていて存在感がある。
子犬の頃にしつけ教室があって参加したのだが、リードをはずして飼い主のところに戻る訓練のとき、まっしぐらに私のところでなくて、餌を持った人のところに走っていって、みんなに苦笑された。今は金太郎の時代?だが、かってはトビオが王様だった。
「チャララララ、クシャン」だみ声で歌う。私の真似をしているのだが、わざとしている節もある。昼間は庭に面してケージを置いているのだが、スズメが来ると「メシメシ、チョーダイ」とか友人を誘うそぶりを見せる。でもそれじゃあ友達ができないよ・・
いつもの遊び部屋に布団があったり、炬燵を置いていると、金太郎は怖がって(慎重なのだ)決して近づかない。そしていつもの慣れた場所で遊ぶ。youtubeを見ていてもヨウムはとっても神経質のようだ。
プリンターの中に入って、蓋をバタンバタンと開け閉めするので叱るがやめない。仕方なくプリンターの上の中に閉じ込めて暗くする。こういうときに手を持っていくときつく噛まれてしまう。そのときカーテンのような布でごまかす。
集中力と執念があるようだ。だからケージのカギを開けてしまう、ヨウムは脱走の名人なのだ。
トビオの世話や金太郎と遊ぶ合間に詰将棋を作ったり、テキストを作成する。
園田のネット競馬は今年はエンジンがかからない‥やはり現地に行きたいものだ‥なかなか行けない‥そういえば私はそろそろ還暦なので(あまりうれしくない、昔の感覚だと10年先だ)希望を聞かれて、弟子と一緒に園田競馬観戦と言った。実現するだろうか?
詰将棋ドリル②発売 トビオの具合 [日記]
詰将棋ドリル② 1手詰め、初・中級編 森信雄著 廣済堂出版
前著は1手詰め入門編でしたが、今回は初・中級編です。1手詰めに集中して取り組んだ本で、1手の詰めのエキスを満載しています。お手元に・・どうぞ!
1月17日の夜からトビオの具合が悪くなって、クロと一緒のサークルから出して、部屋に連れてきてこうやって休ませた。起きられない、食べられない‥もうすぐ17歳の高齢なので心配だった。夜は横で一緒に寝ることにした。
1月18日も同じ状態で、水も飲まない、食べない、起き上がれない‥だったが、午後を過ぎて夕方になってから、(病院は休みだった)水を飲むようになり、おやつをかじるようになり、そこで少しエンシュアを混ぜて飲ませた。
1月18日の夜になって、回復してきた。体の動きが出てきた‥
1月19日の朝、おかゆのような餌にエンシュアを混ぜて食べさせると、何とか食べた!
高齢なので油断はできないが、まずはひと安心だ。妻と私とトビオのそばにずっと一緒にいたのがよかったのだろうか。
金太郎はトビオをじっと見ていた。さすがに部屋に出しても、以前のヨウニ「トビオの背中に乗ったりしない。どこかいつもと違うものを感じていたのだろう。
金太郎は最近は、朝は自分でいったんケージに戻る。「メシメシ、ピーナツ」としゃべりながらである。それからまた出すのだが、今度は元気いっぱい遊ぶ。
トビオはもっとやんちゃで、3歳までは手に負えなかった。金太郎も今年で明け3歳になる。どうなっていくのだろう?
震災の日、一門新年会 [日記]
幹事の山崎七段と、山崎七段と昔一緒に暮らしていた息子である。子ども同士で仲がいいのか悪いのかはわからなかった?私が待ち合わせの時間を間違えて早く来てしまい、向かいの喫茶店に入っていた。
震災の日は朝、一門が集まって船越隆文君の住んでいたアパートの空き地でお祈りをする。毎年恒例のイベントにした。私がいなくなっても続けてほしいと思っている・・
船越君の遺影の写真は、ちょうど宝塚の花火大会のときに私が撮ったものだ。意志の強さと優しさを含んだ船越君らしい一枚で、お母さんが選んでくれた。
アパートの跡地の後は、市内のゆずりは台の慰霊塔で献花をする。ちょうど取材も受けたときに、記者の方に記念写真を撮ってもらった。
今年は寒さも和らいでしのぎやすかった‥
少し取材を受けた後で、ホテル「若水」に行く。喫茶店で時間待ちをする。その間にタクシーなどの清算をしている風景?だ。
午前の部のみ出席で、これから仕事という川崎三段の持っているカバンは重い。
幹事役の山崎七段の乾杯の音頭だ。
今年の質問コーナーは①今年のおみくじは?②今年はどんな年にしたいか?だった。
おみくじはひかなかったそうだ?大石四段、昨日の対局は勝ち。
おみくじは凶だったので二回?引き直したそうだ。その割に笑顔が似合う。
増田六段はどうだったかな?エネルギーいっぱいの表情だ。
野間五段はこの後、順位戦の取材がある。
山崎七段に撮ってもらった。珍しい一枚。
露店風呂に入って一時間くらい雑談した‥話に夢中になって、私は頭を洗うのを忘れてしまったようだ‥(めったに洗わないのだ?)
幹事の山崎七段、来年は糸谷六段が幹事だ。(この日は順位戦だった)
今年の飛躍を期待したい、大石四段。
今日は笑顔がいっぱいの安用寺六段。妻の話だと私と一緒で声が大きいそうだ。
阪急電車に向かう。湯冷めしないように急ぐ?
帰宅して休む。
トビオの具合がよくない‥朝から食欲がなくなって少しフラフラしている。もう16歳の高齢なのであるが、食に関してだけは衰えることがなかった‥
夜は横でトビオと一緒に寝ることにした‥私は遅れている京都新聞の原稿を書く‥
対局勝ち、追悼の集い [日記]
昨日は(1月16日月曜)対局で、浦野真彦七段戦で勝ち。内容は私の作戦負けで、相手も相手だしまた負けたかなと思って指していたが、幸いに逆転できた・・うれしい1勝だ。
対局の日の朝、金太郎と遊んでいると時間が迫ってきて焦る。何とかごまかしてケージに戻した。
帰宅して遅い夕食の後で金太郎の相手をする。そのとき電話が鳴ったが、やはりここぞとばかりに噛みに来る。すぐに電気を消す。よくわかっているので困ったものだが‥後で叱るととぼけるのである‥
今年も伊丹の昆陽池の「第17回追悼の集い」に行った。昨年は寒くて風もきつくて、ローソクの灯がすぐ消えそうで大変だった・・今年はおだやかな夜で静かな雰囲気だった。
ハートマークの絆が今年のテーマだった。
消えかけているローソクの灯を選んでともす‥もう17年も経つのかと思うと・・時の流れの早さに驚く‥記憶を風化させないようにしないといけない。
阪神淡路大震災 あなたの思いを灯してください・・そう書かれた大きなローソクが真ん中にあった。
結ぶきずな
この日のイベントのポスター。公的なイベントでないので毎年維持していくのは大変だろう‥何とか継続していってほしいものだ‥
3月11日にこの場所で東日本大震災の追悼の集いがあるようだ。
今年は少し早めに帰る‥昨年はローソクの灯が風で消えそうで帰れなかった・・
また一年が過ぎた‥悲しい日だが、自分に問いかける時間を持つ、大切な日でもある‥
土日の日記 1月14日、15日 [日記]
土曜日の日記
☆土曜コース、土曜教室 1月14日
土曜日は午前中「土曜コース」だった。人数は満員ギリギリで、その分騒がしくならないように要注意である。子ども教室もレベルアップしてきたが、同時に世代もすこしずつ変わってきているようだ‥
指導は千田三段の代理で上田1級、私も指導の補佐をする。
全体のレベルはあがっているが、終盤の踏込や大局観がもうひとつのようだ‥将棋の難しさだろうか。指導対局をしていると、どこが弱点なのかを考えながら指しているので、何となく見えるものもある‥そこでどうするかが難しい。技術的なものが中心だが、気持ちの問題も大きいのが将棋の特徴だろうか。
駒落ちで穴熊に囲うのは損である。案外上手はやりやすい。玉の囲いよりもむしろ攻め駒を増やすのがいいようだ。
五枚落ち戦で微妙な局面だ。1筋にこだわると攻めにくいが、目線を2筋に向けると攻めが決まるのだ‥。
午後からは「土曜教室」だった。佐和田2級が休みなので阪上二段と上田1級と私の3人でこなした。私は四面指しだが五面は座って指すと雑になってしまう。指導対局は三面が一番いいような気が
する。
☆日曜コース 1月15日
日曜日の朝は準備があるので、金太郎を出すと少しあせる。強引にケージに戻すのは良くないので、成り行きを見守るのだが、タイミングが難しい。怒らしてしまうと手を噛んでくる。阿吽の呼吸なのである‥納得させるのが必要だ‥
まだ遊んでいる。掃除の時間だが‥
日曜コースA、土曜コースと少し顔ぶれが変わるので、雰囲気も微妙に違う。
日曜コースA
日曜コースAの指導は西田三段
午後からは日曜コースBだ。最近は少なめだが、横で受験者特訓をやっている。いろんなコースがあるので私も飽きない?ひたすら指導する。
今週はスケジュールがつまっているので、とりあえず日記を更新する。
糸谷六段昇段!淡路島に行く [日記]
金曜日の日記
☆糸谷六段昇段 淡路島に行く 1月13日金曜
糸谷哲郎五段が、12日の平藤眞吾六段戦に勝ち、六段に昇段した。もっと前に昇段していても不思議でなかったので遅いくらいだが?おめでとう!!!
今期は全体に弟子の成績が振るわないので、これをきっかけに奮起してほしいものだ‥糸谷新六段の活躍を期待したい。どっぷり腰をすえて将棋に向き合ってほしい‥そう願うのみである。
淡路島の水仙がいつもよりも早く咲いているニュースを見て、あわてて出かける。初めは沼島にも行くつもりだったが、もう少し暖かくなってからに予定を変更する。
淡路島に着いてから下の道路を走る。そこからこの大観音像に向かう。下の喫茶店に入った。これは喫茶店の中から撮った。
やはり目立つ建造物だ‥
記念撮影をする。
存在がB級スポットで迷惑がられているが、何度か来ると愛着がわいて来ている‥哀しいものである‥
冬の海の光景、日差しが神のような‥
次は1億円の金塊を見に行くが、情報不足で、すでに換金していたのだ‥
静御前のお墓があった‥横には義経のお墓も‥
わざわざ季節の厳しい冬を選んで、どうして咲くのか‥
金塊の町の金の鯉‥
これが金塊のレプリカ
まだ少し寒さに余裕がある 猫
おのころアイランドに行く。寒いながらも歩く。冬季は入場も半額だった。
回転木馬はにぎやかでさみしい‥
童話の国に入る
私は童話をあまり知らない。子どもの頃に縁が薄かったせいだ。子どもの頃から大人の漫画を読んでいた‥だから情操教育がなっていない?
たとえばアンデルセンなど、むしろ残酷なストーリーの気がする‥
タージマハルへは実際にいったことがある。あっという間に世界旅行をするのだった‥
兼高かおる記念館
子どもの頃に見ていた、兼高かおるの旅の番組が懐かしい。
兼高かおる旅の史料館
ここで電話が鳴った。糸谷五段からだった。センスの良さに感心する?こういう間合いに運が現れる気がする?昇段の報告の電話だった!
タコ天カレーを食べた。
a
立川水仙峡に行く。黒岩水仙峡がメインだったが、時間がなくなってきた。金太郎が待っているのである‥謎のパラダイスが見える。看板がきれいになって、女性のグループの話し声がする。
これは西洋水仙で開花も和水仙よりも少し早いらしい。
いつもの見慣れた水仙だ。
立川水仙峡は渓谷にある。
昔のポスターだが、味がある。素朴さがいいのだろう。
早く帰ると金太郎はうれしそうだった。
金太郎に眼鏡をはずされるが、しつこい。
少し遅れ気味の日記になる・・ツイッターも始めたがまだよくわかっていない‥
ややこしい時代で、出来事の意味がつかめないことが多いので困る・・日々遅れていく方がいいのかもしれない。
レーザー治療と入門コース [日記]
今年初めてのレーザー治療でT整形に行く。いつのまにか常連になっている。終わってから薬をもらいに行く。そこで待っている間にみかけた光景だ。
午後は入門コース用のテキスト作成(子ども教室分の異なる内容にしている)を作成する。間際でギリギリである。
夕方からピピアに行く「木曜子ども入門コース」の日だった。カギをもらうのを待つ間に外を見ると、飛行機が浮かんでいた。
六枚落ちの定跡で完璧だ。この後は竜と成香とと金で攻める。
八枚落ちだが、うまく攻めている。こうやって攻めに出る子は上達も早い傾向にある気がする。①攻め②攻め③攻め④受け⑤待つ、こんな感じだろうか。
入門コースは今年初の教室で、ほぼフルで16名出席だった。テキストが15部だったのであせる。私の分を回してなんとかしのいだ?
入門コースはあきらかに手ごたえがある。但し、途中から集中が途切れる恐れが常にあるので、厳重に警戒が必要だ?いかに将棋に集中させられるか、かもしれない。①やはり終盤になると寄せが甘い②はっきりした攻めがないときに、どう指すのかわかりにくい③大駒を捨てて攻める感覚があれば、攻めが早くなる、ようである。
帰宅して、手伝いの坪井1級と鍋を囲む。冬は鍋がいい。その後で金太郎を出す。朝方は苦戦したが、夜は坪井1級がいるのでましだった。金太郎は自意識過剰タイプなので、少し上品になるのだ。
そう思っていると、やはり激しく遊び始める。
荒っぽいがこれでストレス解消か?今朝は手を出すと噛むので、叱って黒い布をかぶせる。夜は少しましになった。そういえば昨晩は電話が鳴って話しているといに、金太郎が激しく手を噛んできた。ここぞとばかりに攻めてくる?
これはトビオも昔はそうだった。電話で話しているときに、悪いと言われたことを堂々とやる。よくわかっているのだ。金太郎も同じで、そのときは電気を消した。
力を誇示したくなる年齢かもしれない。そのくせ窓際にいて、人の姿が見えると怖がって寄ってくるのだ‥私が育てるとみんなのびのびわがままになる‥?そこでも一位の座は譲ってはいけない。動物相手の鉄則のようだ。
金太郎の体重を測ると480グラムだった。
スズメ [日記]
金太郎はあきらかに成長して、自我が芽生えてきているようだ。その分やりにくい。好奇心が旺盛でなんでもつついて噛む。
何かをアピールするときに、金太郎が餌を手でつかんで投げ捨てる‥まずいクセがついて困っていたが、それを庭に捨てると、いつのまにかスズメたちがやってきて食べるようになった。人の姿が見えると逃げるので、こっそりのぞく‥
近くに仲のいいスズメのカップルがいて、夕方になると電線に並んで座っている。そのカップルも来ているかなあ‥
金太郎は「ポンポンポン」とか言って話しかけるが、スズメは相手にしない。窓ガラスを閉めているので聞こえないせいもあるが、何かを咥えて遊ぼうの姿勢だが‥
夜は宅配レンタルDVDで「ルオマの初恋」中国、雲南の少数民族のドラマだ。棚田がきれいだったが、近くまで行ったことがあるので懐かしかった‥
そろそろ仕事のエンジンをかけないといけないが、体がなまっている‥珍しく図書館で借りた本を読んでいる。「ギャンブル放浪記」阿佐田哲也、「達人に訊け」ビートたけし、「未来への記憶」ヤン、ソギルの3冊だ。
少しずつ詰将棋の創作も開始した。
小学校指導日 [日記]
年始の週末のイベントが終わって、ほっとする。金太郎もうれしくて仕方がないのか?はしゃいで飛び回った。新年の出だしから、心からやすらぐことがなくてむしろ、悩ましいことだらけかもしれない‥
金太郎との時間が憩だが、これも油断できないのである‥それでも金太郎はほとんど人間と変わらない感情を持っているので、癒されているのだろう‥
昨日は小学校の指導日だった。始業式の日なので参加は少なかった。七枚落ち、八枚落ちの指導の後は詰将棋をする。即興で出題するのだが、次第にこちらがばててしまった。
「四月から指導がないのが残念ですね。森先生は他の学校に教えに行かれるのですね?」と担当の先生に言われた。「いいえ、私は出不精なので、定期的には今も学校はここだけです。」電車で通うのはおっくうだが、四月からなくなってしまうとさみしいものだ‥複雑な気持である。
夜も金太郎は元気いっぱいだった。ときどき調子に乗って噛みに来るので「コラッ」と目を見て叱るとまずかったか‥という表情になる。噛まれるとよけいに噛まれた手を出して叱るのが私流である。金太郎は短気で直情型ですぐにムキになる‥
でも後で反省したり、反撃?したりもするのだ‥
ピピアめふの将棋大会の反省会ではないが、会場で見ていた妻の感想を聞く。もともと大会で負けても何局も将棋を指せるのがいいと提案したのは妻の意見からだった。以前はビデオに撮って、見直していた。今は弟子の方も運営が何とかこなせるようになっている。
私はなんでも自分でやってしまうので、それでは人材が育たないと言われるのだが、ついつい面倒でやってしまうのだ。大会の運営は多分一人ででもやってしまうだろう?
子ども教室も常に弟子の手伝いを頼んでいるが、いつでも自分ひとりでこなせるようにという体制にしている面もある。弟子には「将棋に関することはすべて仕事」の感覚を身につけてほしいと思っている。勝つことと、指導すること、裏方で支えること、これが仕事の基本だろうか。私は勝つことが仕事の分野で劣るので?他の分野で何とかバランスをと思っている?のだが、全体でもどうか‥仕事のノルマを果たしているかどうか歯がゆいものがある。
今の時代は信じられないことが、平然と起こる‥自分の価値観の針がぐらつきそいうなことがいっぱいある。信じがたいと思うのだが、多数決という民主主義の最悪の?武器によって、物事が決まっていくことに無力感を感じる‥少数の意見を大切にするというのが民主主義と習ったつもりだが‥よくわからなくなる‥
ますます弱者に厳しい時代に流れが傾いていると思うのだが、どうもよくわからない‥目の前も先も何一つ読めない時代だが、とにかく自分がめげないように踏ん張っていこう‥そういう思いを強くする。自分を励ますのでなくてささやかな開き直りであるが‥