日曜コース、受験者特訓 [日記]
昨日は(2月19日日曜)午前中、「子ども日曜コースA」だった。指導が西田三段、補佐が石川二段で、手合いが阪上二段で私が総括に回った。指導対局していると子ども同士の将棋の内容や傾向、レベルがわかりにくくなる面はある。たまに見回って感じるものも大切だ。
初めにきちんとできているので、このまま2時間・・続いてくれたらと思うのだが、そうはいかないようだ。些細な冗談が発端で集中がとぎれやすい‥それでも盤に目が向いているとまだいいのだが、そのうちに崩れだす‥とまずい。
やはり下の級の子ども達は①確実な攻めがわかっていない②駒のあたりに鈍感気味③玉を大事にしない傾向がある、ようだ。理屈と感性の面とがあるので、指導するのも感じ取るのも、じっくり取り組まないと身につかないと思う。
子ども達の身になっていかに指導するかが難しい。
ここで4三角でなくて6二金、同金、同竜、6一金、4一竜と進む。そこで2九竜で形勢が縮まった。6二香、7一金、6一金の攻めもあるが、終盤の手筋はどう教えるのか悩ましい。初級者同士だと好手や悪手の指摘よりも、どこがいちばんわかっていないのか‥それが急所かもしれない。
6七飛と打った局面だが、普通は8二飛か6一飛と打つのが良い。この場合は6七飛と打った心情を考えると?守りたい、負けたくない、駒をタダで取る、そういう狙いだろうか。
私の指導対局五枚落ちからで、6三銀に8五銀と出る。そこで6四歩が自然だが6四銀と指した。6四歩だと7三桂成、同桂、7四銀と指すつもりだったが、7二銀でもまた7四同銀、同歩、6五歩、7三歩成、6六歩でも下手優勢だ。
このあたりの踏込みができるかどうか‥初級から中級に向かう特徴だろうか。終盤の寄せが好きになれば中級から上級になる。
午後からは「日曜コースB」だった。今日は久しぶりに出席が多くて、受験者特訓もあってチェスクロックが足りなくなった(修理に出しているせいもある)
受験者特訓と教室の指導と一緒にやっている。珍しく私が手合いをする。
兄妹決戦の一局で二枚落ちだ。家でもいっぱい指すようにナルトプラスになるが、案外家ではやらない兄弟も多いようだ?
教室が終わって、受験者特訓も夕方に終わった。
夕食の後で金太郎を出す。動画をいっぱい撮ったが、動きの予測をしながら撮るのでけっこう難しい。何でも体験だ。
夜はネットレンタルDVDで「みんなの家」を見る。三谷幸喜監督の初期の映画だが、やはり面白い。DVDレンタルはなかなか見られなくて、月に4本なのに追いつかない。
急ぎの仕事が一段落したが、すぐに別の企画があるので準備にかからないといけない。頭の鈍化と慢性化の間で何とかこなしていかないといけない‥
さあと思って盤駒を取り出したが、炬燵にはいると眠くなった。
妻の風邪もここ数日は本格化して、咳、鼻づまり、寒気、頭痛、声が出ない状態が続いている‥ちょうど一か月くらい前の私の風邪と同じ症状だ・・
不思議なものでずっと風邪気味だった私がすっかり治っている・・
昨日の競馬は全滅で、やはり大穴ねらいの3連複作戦は失敗のようだ?馬は買っていてもその中の配当のいい馬券しか買っていないので当たらない。やはり邪道だったか?以前の素直な3連複に戻そうと思う。JRAのネット投票は勝ち分が少し減ったがまだ大丈夫だ?
私は現地よりもネット向きのような気もする?
カルチャースクールと特訓コース、奨励会2,18 [日記]
昨日は(2月18日土曜)明け方に雪が積もっていた・・
午前中は大阪教育大付属〇〇小学校のカルチャースクール「将棋講座」に行く日だった。金太郎を早めに出したが、ケージに戻ってくれないと困るのである・・その日の状況で確信はなくて、毎日、腹の探り合い?なのである。鬼ごっこが始まると(ケージに戻るのをいやがって逃げ回る)私も執念深いので、金太郎が根を上げるまで追跡する?
最後はあきらめて観念するが、運動のようにも思っている節がある?ケージに戻るとのどが渇くので水を一杯飲んでいる。「きんちゃん、いいこやったら、またあそぼうな」と言って最後は必ずフォローする。しばらくすると「ポン」と言って歌をねだられるのだ。
金太郎のいいところはあまり根に持たないことだろうか・・でもヨウムもそうだが、動物はいじめられた人間は決して忘れないという・・いじめとしつけは全く違うのである・・
カルチャースクールは年に2回のペースでかなり続いている。以前は他の部門も指導に来ていたプロの人がいたが、今は少ないようだ。私が関わると継続性はある傾向にあるかもしれない。長ければいいというわけではないが・・
今年は2回目で参加は23名だった。
外ではサッカーや何とかゴルフの講座もあった。教室からの見晴らしのいい風景だ。
午後からは「土曜特訓コース」と「受験者研究会」だった。いっぱい指していっぱい将棋を堪能するのである。ある意味で指導マシーンに徹するのである。それが好きだ。理屈の前に盤に向かうのが好きだ‥なかなか上達してくれないのが悩みだが、なかなか強くならないものだからこそ値打ちがあるともいえる?物は言いようだ。
土曜日は奨励会の例会でもあった。藤原結樹2段が三段に昇級した。次期の三段リーグに間に合ったが、一門の二段陣はこれまで昇級の一番を何度も負けていて、トラウマ化しつつあるのが気になっていた。だれかが突破してくれないと他の弟子も進めない‥状況だった。そういう意味でも大きい昇級だった。
藤原二段は初段のときに1級に降級を経験している。そこで復活して、二段でも昇級の一番を負けて、また再スタートでの今回の昇級である。大きな糧を得たので三段リーグでもその体験を生かして奮起してほしい‥同門の三段陣も苦戦のなかで奮闘しているが、みんな粘り強く執念深く取り組んでほしいと思う。
今回は上位陣が成績がよくて、級位者が不振だった。将棋は勝つのは大変だ・・あきらめたり油断すると転がり落ちてしまう‥踏ん張っても下がっていくこともある。それでもふんばっていくしかないと思う。
弟子を持ったことでうれしいこともめげることもあるが、勝負の辛酸をなめるのが掟のようなものなので、結果が出ようが出まいが、常に起き上がることを前提に向き合っていくしかないとも思っている。めげている時間もない‥私はそう思っている。
弟子自身が将棋と向き合って戦っていくしかない。思うようにままならないことがほとんどなので、結果がでないとき激励はしても、同情は一切しないのが、自分なりの「一線の誓いごと」と思っている。この心情は村山聖九段との出会いで得たものかもしれない‥
夜は石川二段と山口3級が宿泊、上田1級が棋譜調べをして帰宅した。
昨日も仕事三昧? [日記]
昨日も仕事の続きと、原稿の締め切りがあったのでゆっくりできなかった。仕事はいっぺんに終わらそうと思わないで、コツコツ継続していく積み重ねが案外早い。うさぎとカメなら断然カメが勝つようだ?
私はもともと、系統としてはうさぎの中のカメなのである?ふと気が付いて、子ども教室のテキストも作成する。自前なので結構時間がかかるが、このときに将棋教室のことであれこれ考えていろいろ向き合える意味もある。
レーザー治療に行く。きれいな夕焼けだった。そのあとで買い物に行く。
夕食はふかひれスープ
崎陽軒のシュウマイだった。おいしかった。
夜もスケジュールがつまっていて、なかなか一段落しない。忙しい日々はうれしいことだが、遊びモードにしてバランスを取らないと、効率も悪い。年齢とともに集中できる時間が限られてきているような気がする。
対局負け [日記]
昨日は対局だった。畠山成幸七段戦で棋王戦の予選である。私の後手番カニカニ銀だったが、図の局面はまずまずだろうか。私の香得だが銀を使わされて、▲6四歩と取りこまれているので形勢は微妙である。
ここで本筋は△9八とと思ったが、やはりゆるそうで怖い。次は急ぎの△8三香だがやや重い。うけるなら△6三歩や△3一角も考えたが最善と思えない。ふと浮かんだのが△8五飛で好手に見えたのだ?
△8五飛▲6三歩成△同金▲6四歩△同金▲2四角△同歩▲同飛△8二飛▲6二歩△5二玉▲2三銀成△6六歩▲7七金寄△1五角▲3四飛△3三金▲同成銀△同角上▲5三銀△同銀▲同桂成△同玉▲4五桂△7三玉▲3三桂成△4八角成▲5一角以下負け
▲6三歩成から▲6四歩△同金と乱して▲2四角が好手段で気づかなかった。次に▲4三銀成が厳しいので△8二飛はつらい辛抱だ。▲6二歩△5二玉に▲2三銀成で苦しいが、△1五角で踏ん張った局面で負けだがアヤがあると思った。
▲5一角△6二桂▲5三成桂△6七香▲6八銀と進んだが、ここでこれから最終盤に突入だが、負けと思ったこの局面が実は難解で、むしろ勝ちだったかもしれない?
△6八同香成▲同金△6七歩成と指してしまったが、最後は時間がいっぱいあったのに▲6二角成る以下トン死してしまったのは残念だが、頭ガフラフラで手が出てしまったのでしょうがない。一見損なようだが▲6八金の形にしたのが罠で、詰みをねらわれていたのだった‥
まいった。
疲れ切ったのですぐに帰宅する。電車も混んでいて座れない。
食事の後は金太郎と遊ぶ。
この鐘がお気に入りで咥えては落とし、拾っては落とす。こちらがバテてしまった。
負けたときは詰将棋がいっぱいできる?昔から朝まで作っていたこともある。昨日も深夜まで作った。手数の長いのも含めて10作くらいできた。それで眠くなったのでバタンである。
仕事と学校の日 [日記]
昨日は(2月14日火曜)天気が悪かった‥妻の風邪もひどくて、私が買い出しに行ったが、缶詰とか出来合いの惣菜、カップうどんとかパンやお菓子である‥遠足のようだ?
金太郎を出すのは朝晩だが、朝は場合によっては戻すのが大変だが、最近は鬼ごっこも減ったようだ。割とあっさりと「バイバーイ」で戻る。
朝から仕事をしていたが、この日は小学校の指導日だったので昼過ぎに出かける。15時から16時半までだが、八枚落ちと七枚落ち、それから詰将棋の出題である。即席で作るのだが、ひとりひとり同じ局面を作る。
子どもたちとも3月でお別れである‥いまは1年生が多いのだが、けっこうしっかりしていると思う。将棋はまだこれからなので、一年ではあまりきちんと教えられていないのが残念だ‥。
珍しく阪急の十三駅に人影がいない?寒いので外出も減っているのだろうか。
帰宅して夕食の後は仕事三昧だ。ようやくヤマ場は過ぎてめどがたってきたが、これだけ集中して打ち込むのはめったにない‥それでも内容には物足りなさが残る。
夜は1時半過ぎに眠くなったので止めて風呂に入って寝る。夜は仕事の効率がよくないので、早く寝て朝からにしたほうがいいようだ。
心身共にバテているので、すぐに眠れる。
ふとC級2組の順位戦の日だったことを思い出した。
仕事で缶詰? [日記]
金太郎はカレンダーを見るとすぐに噛んでしまうので、噛めない場所に移した。それでも危ない。
プリンターの中に入って蓋の開け閉めで遊ぼうとしている。そのさなかにこうやって羽づくろいをしたりする。ながら族である。
昨日は一日中、家で仕事をする。どうも以前と比べて効率が悪い‥体力の衰えから気力の衰退、そして惰性に向かう心配があるので、自分で喝をいれないといけない。
頭が働くなって休み、またパソコンに向かう。また休む、その繰り返しだ。
金太郎を出すが、部屋が寒いせいか、こんな表情になっていた。何か考え事をしているような?毛羽立っている。
エアコンを入れると回復したようだ。遊び始める。仕事の時は少し寒い方がいいのだ。
ポユーンという金属音が気に入ったのか、しょちゅう使うのだが、あまり面白くない?なんだろうと思っていると、私のパソコンの起動音の真似のようだ。
少し遊ぶが、物足りないようだった。
眼鏡を外して噛む。
夜も遅くまでパソコンに向き合っての仕事だった。少し進んでほっとする。頭がぼやけてきたので風呂に入って休憩する。
忙しいのはうれしいことなのだ・・そう思って深夜まで仕事をした。寝ながらもあれこれ模索している。
奨励会の弟子からのお祝い [日記]
昨日は(2月12日日曜)午前中、子ども日曜コースだった。連休だったのと風邪で欠席のせいかいつもよりは少な目だった。それと年度変わりが近づくと落ち着かない面もある・・
いつのまにか子ども同士で仲良しになっているのはいいのだが、将棋そっちのけになってしまうとまずい‥盤面で戦うのは自分ひとりの力で・・その面白さを身につけてほしいものだ。
私は子どもの頃から仲間がいなくても平気だったのと、将棋が根っから好きだったので、友達と遊ぶよりも駒を握っている方が楽しかった・・そして勝ち負けよりも、将棋の不思議さに触れる好奇心が強かったようだ?
子ども教室で上達を願っているのは、自分の棋力の位置から少しでも強くなった方が、もっと面白くなると思うからだ。そして姿勢よくきちんと戦うのが何よりも緊迫感があって心地よい‥勝負にのみこだわるのは、もったいない。
後半はやや雰囲気が崩れてしまったのが残念だ。集中が途切れると、思っている以上に棋力は落ちてしまうものなのでもったいない‥
昼食休憩の合間に竹内三段が奨励会の弟子代表で、私の還暦のお祝いを持ってきてくれた。ハンカチセットとカード入れだった。弟子は師匠の足らない部分をよく見ているものだなあと感心する?ハンカチは良く忘れるし、小銭入れや財布はカードでパンパンなのだ。
ありがとう・・
師匠からのお返しの言葉としては、<みんな苦戦の中でだが?師匠への恩返しは①結果をだすこと②日々悔いなく精進すること③どんな状況でもタフに生きていってほしいこと、である>
午後からは「日曜コースB」と「受験者特訓」だった。今は土日のほとんどが子ども教室だが、どのコースもそれなりに特徴があって面白いものがある。
角落ち戦で微妙な形勢だ。将棋はこの微妙な感覚が大切で、見た目で判断する?のが大局観の第1歩である。
子ども日曜コースB、受験者特訓が終わって一休みする。久しぶりに「笑点」を見た。
夕食は坪井1級とY君と一緒に焼き肉を食べる。家で焼きながら食べるのは久しぶりだった。
夜は少し休憩でマグドナルドに行く。連休のせいか遠方からの車で満員だった。
帰宅して仕事に取りかかる。
金太郎は教室が終わるとうれしそうである?
昨日は「普段の金太郎の遊び」をYoutubeに投稿した。
ほぼ毎日、こんな感じで遊んでいる。そして私が相手をする‥
昨日は京都競馬に園田の木村健騎手が騎乗していたので、単勝を買っておいたが6レースともに(だったと思う)ダメだったようだ。残念である。
最近は横着をして、強い馬と好きな馬を組み合わせて、その中で3連複のオッズをみて配当でネット馬券を決めている。大穴ねらいである?大振りは良くないのだが、忙しくて検討できないのでまあいいかと思っている・・昨日は全部外れた。と言っても少額である。
急ぎの仕事なのに、はかどらない割に風呂に入るとすぐに眠くなる・・今は体力勝負である?
土曜特訓 受験者研 [日記]
ここ数日の金太郎はこうやって甘えに来ることが多い‥
私のメガネをはずして手に持って遊んでいるが、すぐに落とされるのだ。縁を噛まれているが、このメガネは昔のものだが、最近では珍しくレンズが大きくて私のお気に入りである。
こうやって遊ぶのだが、鳥でなくておサルさんのようである?
腕にぶら下がる金太郎、最近は「シュジュメサンハ?」という言葉を覚えているガ、スズメでなくてシュジュメサンなのだ。
昨日は「土曜特訓コース」だった。10時、13時、15時半と3回ある。基本は4面指しだが、5,6人の場合もまれに一人のこともある。始めたきっかけは平手があまりに序盤ができていないので何とかしたい・・実際に平手で対戦すると手ごたえがわかる・・特訓の心がけで上達にチャレンジ・・そんな意図だった。成果や効果はまだ試行中だが、何を教えていいのかのヒントになったのは大きい。
ここから7六歩、同銀、同角、同金、7五歩、8五金、7三桂、7四桂と進んだが、私の方がやや苦戦である。ただこれからきちんと勝ちきるのは大変である。
序盤、中盤、終盤に分けてどこが弱点か・・まずはその分析からだ。それからなぜ弱点なのか?を考えていくと対策が見えてくるのだが、簡単には解決しないものだ・・将棋はこれが悩ましい。自分で身につける、体得するのは時間とエネルギーと意志が必要で、それはレベルに関係なく言える。
根気よく取り組むしかないのだが、大切なのは方向性だろうか。そしてこれがいちばんわかりにくい分野でもある。①やさしい確実なねらいを持つこと②確実な攻めの陣形、確実な守りの陣形を心がける③攻めも守りもいつもよりも踏み込んでいく気持ちが大切、である。
昨日は少しバテ気味だったが、60~70局くらいは指しただろうか?
受験者研究会は夕方まで橋詰君に指導に来てもらった。
終わったのは20時半くらいで解散する。
それから金太郎を出す。うれしそうである。相変わらずみんなが帰るときは「ハイ、サヨナラ」というのだが、これは早く帰ってよ・・(自分が遊びたいから)なのである。
金太郎に、金太郎のYoutubeの画面を見せる。首をひねりながらすぐに飽きたようだ。金太郎は自分を人間と思っているので、画面の鳥が自分とは気づかないような気がする。だから声を聴いて不思議そうな表情をする。
仕事の合間に遊びと仕事をこなす日々である?
誕生日と前日の日記 2、9 2,10 [日記]
2月9日(木曜)の日記
午前中に大石四段と山崎七段が、弟子を代表して、私の還暦のお祝いを持ってきてくれた・・そういう年齢になったのかなあと思う反面、自分を見つめ直すと、なんと未熟なのだろう・・あきれるばかりである。
最近は棋士の弟子も奨励会の弟子もどちらかいうと不本意な成績が多くて、師匠としてもつらいことが多い‥これもわが身の不徳なのだが、勝利の女神に好かれないのは何故だろう・・ややいじけてしまって?それならこちらから嫌ってやるぞ・・へそが曲がってしまいそうなときもある。
雑談の後で、参道の饂飩屋さんに行く。二人とも和風が似合いそうな雰囲気なのだ。
セルフで撮る。ときどきデジカメが落ちそうになる。でも人が撮った写真よりも自然さが出るので好きだ。
ありがとうございました。
夕方からは「木曜入門コース」があった。テキスト作成も遅れてギリギリになってしまう。佐賀行きのツケが来ているが、からだもヘトヘトである。遊んでのことなのでグチは言えない。
金太郎は物事を察するのも人間のようで、電話が鳴って話を聞きながら、その内容に反応する・・佐賀から帰ってからは、遊ぶというよりは私にまとわりつくようなことが多い。一日空いたのがよほどさみしかったのかなあ・・
誕生日の日記 2月10日
昨日は(2月10日金曜)誕生日だったのだが、急ぎの原稿の仕事に追われて、身動きできないで過ごした・・しばらく続く。週末は教室もあるので大変だ‥
夕方、一段落させてからレーザー治療に行く。待合室で妻が読む「三丁目の夕日」の漫画を覗き込んで読んでいると、切ない気分になるストーリーが多い‥今は失ってしまった世界だろうか・・
小首をかしげる金太郎
夜も仕事だが、さすがに誕生日なので外食にと「かっぱ寿司」に行く。寿司を一杯食べた後で新幹線?を待ちきれなくて「魚のから揚げ」を食べていると、新幹線に乗った「魚のから揚げ」がやってきた・・
金太郎の足の先、握力充分だ?以前はコッソリ爪を切っていたが、専用の爪切りがどこかに消えてしまって切っていないので、頭に乗られると少し痛い‥悪気なくともきついのだ。それにするどいくちばしが武器にもなる‥敵に回せない?のである。
私には甘噛みが多いのだが、ときどき力を試しに出るときがある・・そういうときはすぐに電気を消して叱る。
こうやってじっとしているときもある。私の頭の上に乗ってじっとしているときもある。
今日も甘える態度のときが多かった・・
あっという間の誕生日だった。さあ気分を切り替えよう。
佐賀競馬に行く 2、8火曜 [日記]
昨日は私の誕生日(2月10日だが)イベントで、日帰りで佐賀競馬に行った。「佐賀記念」に園田からオオエライジンとホクセツサンデーが出走するので、その応援と地方競馬めぐりを兼ねてだった。
5時過ぎに起きて、トビオとクロの餌と、金太郎の世話をする。それから6時半の電車で大阪に向かう。遠足気分なのである‥以前は夏に家族で中国に行ったりしていたが、今は金太郎がいるので不可能だ。
天気予報を見ると、佐賀は曇りときどき雪だった。そのせいか新幹線の車窓からの風景も曇っている。雪雲である。
今回は九州往復割引を使ったので、博多までは新幹線だが、九州新幹線は乗れない。近くの座席にコンパニオンの女性のグループが乗り込んできてにぎやかだった。「みずほ」は2人掛けの席だが、6名のグループで横に3席ずつだった。そこでもう一人の乗客に代わってもらうことになったようだが、女性は無視、後で乗り込んだ男性は「いいですよ」の反応だったのが面白かった。
博多で乗り換えて特急「みどり」に乗る。なるほど車体もみどりだった。豪勢な客室で驚いた。博多から鳥栖まではすぐだった。
鳥栖で降りる。佐賀競馬場は車で15分くらいとあった。この競馬場は駐車場が1万台可能で有名らしい。そのせいかバスが少なくて、競馬場行きの無料バスでなくて、普通の路線バスに乗り込む。道路が渋滞しているのでタクシーも変わりないようだったのだ。
道が混んでいて少し遅れ気味だったが、バスを降りて競馬場に向かう。確かに壮大な?駐車場である。
待望の地方競馬めぐり第1弾である(第2弾はいつになるやらわからないが‥)
時雨の中の佐賀競馬場、バスの競馬ファンは少ないようだった。
妻がネットで調べていて、誕生日サービスというのがあって、有料の指定席が無料で入れた。但し、いい場所だったのだが喫煙可だったので面喰う。
雪の吹雪く中でのレースだった。
パドックに行く。少し狭いが親近感があってよかった。見下ろす場所もいい角度だ。
中世の騎士のような黒仮面?少し怖いなあ。
パドックには手書きの黒板の出走表がある。次のレースのときはひっくり返すのだ。
昼食はどこにはいるか迷ったが、一番奥の店に入って、おでんとチャンポンを注文した。締め切りが迫ると、店の人が馬券を買いに行ってくれるのも面白かった。
第4コーナーの角で観戦する。臨場感があって迫力満点だ。
アップしたような光景
私は何度かネットで佐賀競馬の馬券も買ったことがあるので相性がいいのか、3連複が結構当たった。但し、機械でない窓口がそのレースしか買えないのを知らなくて、次のレースも今のレースと間違われて尋ねられて面喰った。前売りは別の券売機らしい。
専門誌は2誌あって、妻と別々にする。レース展開と流れがわかりやすかった。
何でも焼いてくれる店?焼き鳥を食べた。
両隣に店がある。どちらの店に入るか、何を食べるか選ぶのに迷う。
席に戻ってコーヒーを飲む。店の人が便利なものを貸してくれた。ここに馬券も入る。
少し晴れ間ものぞくようになって、人が出てきた・・不良馬場は変わりない。佐賀競馬場の直線は短いと思っていたが、不良馬場のせいもあってか、深く重い印象だった。だから走りやすい反面、馬にも地力がいる。
井上オークスさんのトークショーと佐賀記念の予想コーナーがあった。南国九州とは思えない寒さだった?が、人気があった。
外に出てレースを観戦中、後ろでガサガサ、どこか触れられたと思ってみると、子どもが遊んでいた?
地方競馬場めぐりは面白そうだ‥今のご時世では贅沢だろうなあ‥それがなんでもない時代がいなあ・・懐具合も含めてだが‥
いよいよメインの「佐賀記念」のパドックだ。前のレースの観戦を切り上げて場所取りをと思ったら、すでに遅くて、なんとか空間があった。
佐賀記念パドック Youtube モリノブのチャンネルです。
オオエライジンは10キロ減のせいか、少し小さく見えた‥調教は木曜日だったらしいので、その後はどうだったのだろう。JRAの馬を差し置いての本命である。騎乗は木村健騎手である。
ホクセツサンデーはパドックでは独特の何を考えているのかわからない表情だ・・どういう走りをするのか楽しみでもある‥ふとみると田中調教師も来られていて、心配そうにサンデーを見ていた。
芦毛のホクセツサンデーは堂々たる存在である。騎乗は永島騎手である。
佐賀記念のスタートあたりはまた雪が舞っていた‥ホクセツサンデーが出足に勢いがなくて、後方の競馬になりそうで、一瞬不安がよぎる。
オオエライジンは逃げるタカオノボル(武豊騎手)の後ろを追走して絶好の位置取りと思ったが、木村騎手は前の馬に引っ張られたような・・サンデーはもう後方に下がってしまった。こうなるとなかなか勝てない気がした‥
結果はピイラニハイウエー(川田騎手)が差し切って優勝。逃げたタカオノボル(武豊騎手)が二着で、マイネルアワグラス(柴田騎手)が三着で、オオエライジンは五着に終わった‥
ホクセツサンデーも伸びずに終わり、七着の結果となった‥結局JRA勢の強さを見せつけられたレースとなった‥地方馬の優勝を期待していたせいか?場内も静まりかえった気がした。
川田騎手の表彰式
冬暮れ?の風景
終わってバス停に行く。
寒い一日だったが、地方競馬めぐりは楽しそうだ。
バスを待つが、なかなか来ないので次のバス停まで歩くが、雪がやまない。寒いが立って待つ。
ようやく来たバスに乗り込みJR鳥栖に向かう。
鳥栖駅の灯り、うどん店があってあったかそうだ。
セルフで撮影をする。日帰りの旅だったが、私はやはり旅が好きだ‥
博多行きの特急が来て乗り込む。
佐賀名物「かしわ弁当の焼売入り」を食べる。おいしかった・・
ホクセツサンデーもオオエライジンも・・また元気に走ってほしい。結果は出なかったけれど、佐賀競馬に行ってよかった・・