門戸厄神に行く 2,1 [日記]
金太郎は朝「おはよう」と言って遮光カーテンを開けても、体の伸びをするだけで黙って返事をしない。少したって「ヨッ」とか「ポ」とか返事が返ってくる。
それからケージを開けて出すのだが、所定の位置に飛んで行って真っ先にするのは〇〇〇で、私が新聞のちらしで受け取る。それで便の様子をみて体調が図れるのだ‥
そのあとは毎日日替わりで遊ぶ場所が違う。
箪笥の上のものはすべて落とす。大きなクリップやティッシュの箱も落とすので、あたると痛い時もあるのだ。豪快というよりも荒っぽい。
ケージの掃除をして、水替えと餌替えをしているときは興味深そうに、私の頭に乗ったりする。そのあとでパソコンの部屋に飛んでいく。私がパソコンの椅子に座ってネットを始めると、必ずこうやって眼鏡を外される。すばやいので受けがない。
今年は私の厄年なので、厄払いに「門戸厄神」に行く。
金太郎が通いそうな?幼稚園がある・・
この道しるべをみると、門戸厄神に来た雰囲気になる。
やや枯れ気味の味わいがある‥今は優れものに目がいきすぎの時代だ‥枯れもの?の良さを認識したいものだ・・元気なものばかりの世の中ではない‥
裏の方にある?正門の石段を登ってきて入る。
浅草の雷門を思わせる?
線香のにおいがする。私は数か月前から鼻が利かなくなって困っているが、線香は少しだけ匂うようである‥
版画の門戸厄神界隈
個人祈祷をしてもらおうかと思ったが、懐具合もあるので、年間祈祷にする。こういう分野はよくわからないのだが、家に持って帰って厄払いするのももらった。
「信雄は三島神社の氏子だから、お参りしてもらった」母の電話である。昔からカンの鋭い母は「昨日、友人が枕元に来てなあ、お別れ言って戻った」その次の日に友人が亡くなったそうだ‥そういう話がけっこうあった。人間の思いから生じるものでもあるような気がする‥
厄除開運 無病息災と書いた。
延命魂(根)に触れて、自分の悪いところを念じる。
門戸厄神の境内を一望に見渡す
人形の供養・・面白い取り合わせだ
人形はきれいなほど怖い?ときもある。
ほのぼのとしたものや、かすかな願い・・そういうものを大切にしたい。