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週末の日記、2月4日、5日 [日記]

 土曜日の日記 2月4日

土曜コースと土曜教室

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 土曜日は午前中、「子ども土曜コース」だった。寒い時は出足が悪いが、結局ほぼ満員だった。こういうときは騒がしくなりそうだったので、初めに引き締めておく?そのまま2時間集中できれば上達も間違いなしなのだが‥

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 駒もきちんと並べていて、対局開始のときはセッティング状態である。

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 八枚落ちだが、この後は「成銀」の活用が急所だ。竜との「コンビプレー」の攻めがわかってくると、八枚落ちも卒業に近い‥

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 五枚落ちだが、ここで「歩の手筋」がある。4六歩の王手、タタキの歩だ。この手は教えないとできない。覚えると棋力が各段にアップする。

 攻めの元にあるのは「駒の交換」なのだ。

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  六枚落ちの終盤でここで「決め手」がある。3七竜、同金、2五金までの詰み。一手詰めは解けるだけでなくて「身につく」かどうかが大きい。将棋の入門から初級の世界では、これが急所かもしれない。「一手詰めが解けるでなくて、一手詰めがわかる」ことだ‥

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 これも六枚落ちだが、ここで決め手は5五角、同玉、5七竜。駒を先に捨てて取り返すのはテクニックが必要だが、「三手の読み」である。三手の読みは三手目の局面が浮かばないと指せない。これは鍛錬しかないようだ‥

 午後からは「土曜教室」だった。やや少なめだが、手ごわいのでけっこうエネルギーを使っている。奨励会前日の山口3級も手伝う。

 終わってから喫茶「キヨ」に行く。なごみの時間だ。

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 これは「ちょこあられ」でおいしいが「柿の種チョコ」もおいしい。私は昔、バレンタインデーの日に知らないで、いっぱいあるなあとうれしくて自分でチョコを買っていたが、知ってからはさすがに買えなくなった・・面倒な日やなあと思った。もてない男にはイヤな日である・・

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 また仕事が忙しくて、仕事熱中モードに仕上げてきている。少しエンジンがかかり始めた。と思っていたら、珍しく腰が重い・・すぐに腰痛体操をする。もう何年も腰痛とは縁を切っていたが、要注意である。

 日曜日の日記 2月5日

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 金太郎が椅子の上で足を挙げている・・何か考え事をしているようなポーズだ。

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大盤の紙のケースをかじる。

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 毎日の作業なのでいつかは・・ボロボロだ。

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 日曜日の朝は「伊丹日曜コース」だった。やはり出足が悪くて、時間ギリギリに入ってきた。冬はしょうがないようだ。

 伊丹コースは9時半からなので、私は8時半に家を出て車で向かう。免許を取っていてよかった?ひとつである。

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 二枚落ちで、3三銀と角筋が重い状態で攻めるのはうまくいかない‥「攻めの体制」ができていないのだ。守りの準備と攻めの体制作りが、将棋の序盤のセオリーである。これをきちんと守るのが上達の急所の気がする。

 ただし、今の平手の序盤戦術は多彩で複雑でわかりにくい・・少なくとも私はさっぱりわからない?わからない未知の局面(互角の)をどれだけ描くか‥それが大きいかもしれない。

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  夜に金太郎を出す。スプリングクリップを外し、カギを開けて扉を外す。何となくうれしそうであるが、金太郎は意外にシャイなので表情を出さない。

日曜日は「奨励会の例会」でもあった。結果報告の電話が入る。もちろん個々には様々だが、全体ではまずまずだったようだ。でも悩ましさは変わりない‥

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  いよいよカレンダー破りに出動の金太郎・・最近は「ダメ!」というとわかっているのでいったんはやめるが、しつこいのだ‥素知らぬ振りをするがねらいは外さない。

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 ここ数年は森門下の級の下の奨励会の弟子が少ない‥入会するのも苦戦で、入ってからも苦戦しているのだが、なかなか思うようにはいかないものだ・・「弟子が多いですね」「弟子を育てるのがうまいですね」とか言われると、弟子のことでは日々悩ましいことばかりなので、逆に驚いてしまう。

 「大相撲のように配給性ならいいのにねえ・・」と同情されて?言われるが、それだと弟子は多分取っていなかっただろう。かといって霞を食って生きてるわけではない。

 意外なことだが、私はけっこう弟子には気を使っているかもしれない?将棋の弟子という分野で接したい‥これがいちばん根底にある。将棋以外の面では人間同士のほぼ?対等の関係(年齢差はある)であるとも思っている。それが甘さにつながるのかもしれないが‥

 いつしか知らない間に自分の成績よりも弟子の成績の方が重くのしかかってくるが、かといって自分が背負えるわけでもないので、いろんな立場や環境であってもベストを尽くしてほしいと願うしかない。年を取るごとに、叱咤激励よりも応援の心情になってきている。応援はしても、でも成績に同情は決してしない、したこともない。

 

 胃が痛むことも多いが、それも自分が選んだことなので、当たり前だが弟子にも、もちろん自分にも同情はできない‥のである。

 村山聖の「耐えて待つ」という言葉が響いてくる‥みんな悔いなく将棋に向き合ってほしい‥

 

 


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