誕生日と前日の日記 2、9 2,10 [日記]
2月9日(木曜)の日記
午前中に大石四段と山崎七段が、弟子を代表して、私の還暦のお祝いを持ってきてくれた・・そういう年齢になったのかなあと思う反面、自分を見つめ直すと、なんと未熟なのだろう・・あきれるばかりである。
最近は棋士の弟子も奨励会の弟子もどちらかいうと不本意な成績が多くて、師匠としてもつらいことが多い‥これもわが身の不徳なのだが、勝利の女神に好かれないのは何故だろう・・ややいじけてしまって?それならこちらから嫌ってやるぞ・・へそが曲がってしまいそうなときもある。
雑談の後で、参道の饂飩屋さんに行く。二人とも和風が似合いそうな雰囲気なのだ。
セルフで撮る。ときどきデジカメが落ちそうになる。でも人が撮った写真よりも自然さが出るので好きだ。
ありがとうございました。
夕方からは「木曜入門コース」があった。テキスト作成も遅れてギリギリになってしまう。佐賀行きのツケが来ているが、からだもヘトヘトである。遊んでのことなのでグチは言えない。
金太郎は物事を察するのも人間のようで、電話が鳴って話を聞きながら、その内容に反応する・・佐賀から帰ってからは、遊ぶというよりは私にまとわりつくようなことが多い。一日空いたのがよほどさみしかったのかなあ・・
誕生日の日記 2月10日
昨日は(2月10日金曜)誕生日だったのだが、急ぎの原稿の仕事に追われて、身動きできないで過ごした・・しばらく続く。週末は教室もあるので大変だ‥
夕方、一段落させてからレーザー治療に行く。待合室で妻が読む「三丁目の夕日」の漫画を覗き込んで読んでいると、切ない気分になるストーリーが多い‥今は失ってしまった世界だろうか・・
小首をかしげる金太郎
夜も仕事だが、さすがに誕生日なので外食にと「かっぱ寿司」に行く。寿司を一杯食べた後で新幹線?を待ちきれなくて「魚のから揚げ」を食べていると、新幹線に乗った「魚のから揚げ」がやってきた・・
金太郎の足の先、握力充分だ?以前はコッソリ爪を切っていたが、専用の爪切りがどこかに消えてしまって切っていないので、頭に乗られると少し痛い‥悪気なくともきついのだ。それにするどいくちばしが武器にもなる‥敵に回せない?のである。
私には甘噛みが多いのだが、ときどき力を試しに出るときがある・・そういうときはすぐに電気を消して叱る。
こうやってじっとしているときもある。私の頭の上に乗ってじっとしているときもある。
今日も甘える態度のときが多かった・・
あっという間の誕生日だった。さあ気分を切り替えよう。