大阪に行く [日記]
昨日は(5月6日)大阪に出る。金太郎がすぐに察知して「オルスバンヤネエ、ピーナツピーナツ、チョーダイ」と言う。後追いをするくせに抜け目がない?
電車から見えた看板、意味不明・・
お風呂屋さんの煙突が見える。
息子に会って用事を済ませて、近くで妻とふたりで昼食にする。この界隈も散策したことがある。
古い駅のたたずまい・・昔、この環状線沿いを歩いたことがある。初めて大阪にきたときで(中学の頃)将棋の知人のトラックに深夜便で乗せてきてもらった。それから夕方の待ち合わせで私がひとりで大阪を歩いたのだが、電車の乗り方がわからなくて、弁天町から大阪城まで環状線に沿って歩いたのだ・・
さすがに帰りは人に尋ねて電車で戻った。何とか待ち合わせの時間に間に合った。当時からあちこちとフラフラ歩く旅が好きだったのだ。
大阪駅に戻る。この界隈ははっきり言ってつまらなくなった・・何かが物足りないと思う。洗練されて大阪らしい味をなくしていると思うのだが・・
昔から引き継がれてきたものが消えて行くのはさみしいものもあるのかもしれない。もっとも自分がついていけないのが大きな理由なのだろう・・
深夜にウロウロしていて締め出されて、朝いちばんのシャッターが開くとホームレスのオッチャン達が一斉に駅に入って行った光景を見ているせいだろうか。田舎から通っているとき、奨励会で負けたときは私もその類だった。運賃しか持ってなかったのである。
世の中でポツリと取り残されて、将来どうなるのだろう・
漠然とした不安と現実の中で、何もないすがすがしさも(やけっぱちの)あった気もする。時代が変わって、悩みも変わってきているのだが、自分の中の持っていきようのない、やり場のない心情は変わりないかもしれない。
息子と話しながら昔を思い出していた‥
5月4日続き、5日、6日の日記 [日記]
☆ 5月4日日記の続き
兵庫大賞典にオオエライジンが出走して快勝した!
☆5月5日 受験者研究会 昆陽池
金太郎は確実に大人になりつつある。
5月5日(土曜)は朝から受験者研究会二日目だった。合間に気分転換も兼ねて、昆陽池に行く。バラ園に行ったのだが、まだ開花が遅れているそうだった。
渡り鳥はいなくなったので、いつもの光景になる。
鵜のヒナがにぎやかに鳴いて餌をねだっている。
昆陽池に残った白鳥はのんびり過ごしている
普通の鳩もかわいい
鵜をまじかにみたのは初めてだ。対岸の樹を枯らせたりで困るのだが、みればかわいいので困る。昆陽池は「殺生を禁じる」場所なのだ。
カラスも多かった。
カラスは賢いので、いじめたりすると必ず覚えていて反撃するそうだ。
金太郎のことを考えると、このくちばしはすごい武器になるのがわかる。
おだやかな風景
昆陽池はおこぼれの餌があるので、鳥にはやさしい場所の気がする。
みんな仲良しなのか?微妙なバランスか?
カラスは近寄ってもなかなか逃げないが、大胆にして細心、そして機敏なのだ。
鵜がいた
亀も甲羅干し
シラサギはひっそり獲物をねらう
鳩もくつろいでいる
癒される光景だ
時が静かに流れる
水辺の白鳥、首を長く伸ばす
暮らしの仕草
☆5月6日 伊丹コース 受験者特訓
久しぶりの伊丹コースだった。欠席もいて少なかったが、元気いっぱいである?将棋は間隔があいたせいか、やや冴えないモードだった。連休や長い休みは緊張感を減らす?せいもある。
受験者特訓は石川二段と山口3級に指導を任せた。三日目なので、さすがにみんなバテ気味である。
私も心身ともにバテ気味で、うかない‥
夕方まで特訓で、受験者の連休シリーズも終わった。なかなか成果が出るものでもないが、これからの日々の精進しだいである・・
金太郎を出すとうれしそうだった。金太郎はみんなが帰るとき「バイバイ」を何度も繰り返す。
安用寺六段の結婚式 [日記]
昨日は(5月4日土曜)弟子の安用寺孝功六段の結婚式に参列した。
受付をして控室に入ると、弟子や将棋関係者が大勢いて挨拶する。何となくタイトル戦の控室のような雰囲気でもある?
安用寺六段はもともと人懐っこい表情なのに、この日は格別、満面の笑みだった。一月にふたりで挨拶にきてくれていたので初対面ではなかったが、とっても相性の良さを感じるカップルである。
私は初めにスピーチがあった。いつも何を話すのか悩むので、書き出してメモを持っておくのだが・・最後は素直な気持ちを話すようにしている・・
この日の安用寺六段はカッコよかった。見た感じもそうだが、表情がいい。この日の結婚式はリズミカルで、新しいセンスを感じた。
色の変わるローソク、不思議だ‥
10年後の安用寺夫妻にメッセージの企画も面白い!私は〇〇〇?〇〇〇?などと書いた・・
安用寺六段の挨拶は渾身の出来栄えで、素晴らしかった‥いい男になったなあ‥
おめでとう!
園田競馬 風景さん [日記]
昨日は(5月3日)風景さんが遠方から園田競馬に来られるので、妻に同行する。昼前後に待ち合わせだったので、少しゆっくり目に出発した。
最近はネット競馬が多いので、現地は久しぶりだった。やはり馬を見ると癒される‥
風景さんとは昨年は阪神競馬場でお会いしたが、今回は前日が船橋競馬に遠征されて、今日が園田競馬場とのことで、タフである。
今日は部屋が取れなかったので外で観戦だが、パドックから本馬場への往復は、途中でへばってしまう・・
風景さんはパドックのプロのようで、この時だけは厳しい目線で馬をみられている。私はついついかわいいなあの目線である。芦毛の馬だと触れたくなる。
5Rの7番メイショウカイオウの川島信騎手。このレースも勝ち。
7Rの7番パラダイスオピウムの木村健騎手。最近はもうひとつ爆発的な勝ち方はでていない。
7Rの9番ヒシマドンナの渡瀬騎手。園田競馬の特徴は成績が悪くても油断ならないサムライ?が多いことだろう。だれかが一発穴を出す気配がすることが多い‥
7Rも人気薄の10番ウオーターカラーの吉村騎手が穴を出す。人気の木村、田中騎手が飛んだ。
誘導馬の新人、メイショウシャーク初々しいがあぶなっかしい。引退した馬もいろんな仕事があるのがいいなあ‥
7Rの6番タガノバロナークの大山騎手。最近は期待にこたえる度数がアップしている気がする。
8Rは第4コーナーあたりで観戦する。ゲートを出てスタート直後の位置争いだ。
一着は木村騎手のレイテッドだったが、二着4番アスターファイターの永島騎手が穴模様だった。園田のこの角を曲がるのは難しいそうだ。最後の直線に入る。
兵庫チャンピオンシップのパドック、8番オースミイチバンの川島信騎手が登場した。
雨の戦いになったが、逃げた12番エイシンキンチェム(岩田騎手)が直線で捕まった。8→6→4と入着で1→12と掲示板はJRA勢が独占した。
ばったり伊奈六段と出会った。園田に来るのは初めてらしい。川島騎手の応援にきたらしいが、こういう出会いはうれしいものだ。また来てほしい!
6番タイセイシュバリエは浜中騎手
表彰式に向かう川島信騎手
最終の11Rが終わって、駐車場を出ようとしたら渋滞だ。こういうケースは初めてだったので驚いた。群衆がいる感じの園田競馬は珍しいが、これが普通の状態であってほしいものだ。地方競馬もレジャー化してきている兆しとも期待したいものだ。
帰りは風景さんと一緒に伊丹の白雪のレストランに入る。お酒が好きなら一石二鳥だが、風景さんも妻も飲めず、私は車なのでノンアルコールビールにする。いつもの昼間は主婦層が中心だが、夕方は男性客の声が響いてくる。
なかなか競馬の話を聞かせてくれる人がそばにいないので、妻も楽しそうである。
食事が終わって、風景さんを伊丹駅のそばまで見送って帰る。
すっかり遅くなって、トビオもクロも、金太郎もご機嫌斜めかなと思ったら、うれしそうに泣いてきた。
金太郎を出して遊ぶ。最近は全体に落ち着いてきている。それでもときどき噛むので電気を消す‥そのあとはずっとおとなしい。
「ワーラニ、マミレテ、ソダテタ」三橋美智也さんの歌である。金太郎はこっそり練習しているようだ。
大掃除三日目 [日記]
昨日も大掃除でほぼ片付いたが、全体の片づけ予定からすると、作業は2割くらいだろうか。朝は小雨だったが、小型不燃物を出した。以前は紙を貼られて置いてけぼりにされてしまったことがあるので、説明のちらしを読みながらである。
少し休んで(バタンですぐに寝る)また作業の繰り返し。片づけも何かでてくるとついつい見てしまって遅くなる。
数年前の写真を見ていると、あちこちドライブしていた。ネットでその地を検索して覗くと、私や妻のブログだったりする。今は自分の暮らしのサイクルが中心で、よそに目が行くことが減っているかもしれない。
今は日本人の平均年齢が45歳らしいが、1950年代は26歳だったそうだ。結局、今の46歳は昔の26歳と変わりない‥精神年齢が若返っている(同時に幼くなっているともいえる)そう考えると納得できることが多い。自分が還暦を迎えても青二才なのもわかる・・そして年齢が増えても大人が少ない‥今の社会のひとつの象徴だろうか。
時代を読むのは難しくて、数年経てわかることがほとんどだ。そして時すでに遅しで、後悔の渦に巻き込まれる‥そういう体験を何度繰り返す・・
夕方はレーザー治療に行く。昨日は病院の前の狭い側道に、別の病院の前に車が停車してあって、すぐに動くと思ったら待たされたので、まあいいかと通ろうとして動くと少し壁に接触してしまう。あわててバックしていると、車の人が気づいて脇によけたが、私の車はクラクションが大きな音しか出せないので遠慮したのだが・・
連休になると、危なっかしいなあと思う運転が多くなる気がする。だからあまり出たくないのもあるのだ。私は街中はとにかくパトカーと思って運転しているが?たいてい後ろの方から詰められる。田舎を走っているとすぐに脇によけるのだが、街中の場合は微妙である。教習所の教官に「あの車なあ、あほみたいに急いでいるけど、一キロ先の信号で追いつくと思うよ」実際にそうだったので驚いたことがある。
車に乗ると、挨拶、親切、譲り合いの精神も授かるが、人間不信、懐疑、横柄、冷淡も味わうこともある。
夜、Yさんから電話があって長話になった。その後で金太郎を出す。ここ数日は出かけることも少ないので、金太郎はご機嫌かもしれない。
夜はDVDレンタルで「あかね空」を見る。山本一力さん原作の時代劇だが、面白かった。内野聖陽さんが迫力あってよかった。身につまされるストーリーでもあった‥
大掃除の二日目 [日記]
昨日も(5月1日火曜日)大掃除の一日だが、なかなかはかどらない。金太郎は相変わらず眼鏡外しはうまい。すばやいので受けられない?
風の強い日だったが、空でヘリコプターが舞っているので何かなあと思っていたら、交通事故みたいだった。普段、あまり通らないところだが、割と近くである。
私は以前にこりごりしたことがあって、連休はあまり外に出ない。もっとも例年は一門祝賀会がほぼ毎年あって、その準備に神経を使っていた。祝賀会は開くのが普通になっていたので、昨年は東北の震災、今年は弟子の活躍不足で開けないのはさみしいものもある。奮起してほしいものだ・・
祝賀会はもともと「南口一門会」の世話人の方が主催だった。それから亡くなったOさんに「森せんせならできまっせ、がんばんなはれ」と言われて私が切り盛りするようになったが、初めはイベントのやり方からホテルとの交渉まで、Oさんについて来てもらった。
そのうちに辛口のOさんが、とっても心優しい暖かい人なのがわかってきた・・わからないときはたいていOさんに電話して聞けば一発だった。数年後に「もう大丈夫ですわ。森せんせはわしよりもいけます」と合格点をもらった。「ただ、もうちょっとうまく交渉したり、自分が損だけはせんようにしなはれや」とアドバイスされた。
人の善意や親切や思いやりは、いっぱい受けるほど自分もいつかは返信?するものと思っている。憎しみや恨み、嫉妬からは何も生まれないのだが、今の時代のように格差の幅が広がりすぎると、人間が知らない間にどこかバランスを崩し歪んでしまいそうな気もする。
今はいろんな事件も増えている気がするが、自分ならそのときどうするかを考えていくと、必ずしも100パーセント潔癖にとは思えられない‥何割かは犯罪を犯してしまう要素もはらんでいる気もする。
社会の中で毒はつきもので、純粋培養に生きられることはありえない。危機の時にどう選択するか、判断するか、そのとき膚感覚、生感性の人間らしさが大切な気がする。歴史を見ても人間の理性はあてにならないが、それでも淘汰される人間の理性を信じる。
私は何でも互角の戦い、互角の形勢、互角の交渉が好きだ。たいていそれを基準に判断している気もする。遊んでいたらバチがあたり、しっかり精進すれば報われる‥でもなかなか結果はそうでないことばかりだが?長い目で見るとそうなのだ・・と信じたい。
昨日はネットで競輪をしながら大掃除だったが、トータルでは負けた。勝負事の予想は自分の期待値の方が高くて、客観性が薄い。冷静な判断力と分析力が必要なのはどの世界も同じなのだ。熱くなるほど冷静さから遠ざかる・・(自己反省)リズムと冷静さが大事だ。
夜は「O皮膚科」に行く。予約すると「・・そうですね、0時半くらいでしょうか」「えっ」といいつつ聞き直す「一度22時にお電話下さい」
22時に電話すると「まだ50名くらい予約されていますが、今来られて待ってもらうと、合間に0時までには診察が受けられます」あわてて行く。
0先生は連休も夕方まで診察で、一年中休みがない‥信じられないものがある。真似できない‥
大掃除の一日 [日記]
昨日は一日中大掃除をする。もともと大掃除しているような部屋だが?一階から二階まで普段詰め込んでいるものを出してごったがえしている。
圧縮した不用品を捨てて?空間をつくる作業が大掃除だが、むしろいろんなものを発見する。そうやって見ると、自分の持っているものは九割以上がいらないものかもしれないなあ‥と思える。
粗大ゴミを出す方法がわからなくて・・説明を何度読んでもわかりにくい。「ゴミを出すのはもっとわかりやすくすればいいのに・・」妻の直感は鋭い。
少し退屈してきてどうせ一日では終わらないので、ネットで園田競馬を観戦しながら大掃除にする。不思議なことに私は競馬も競輪もネットの方が勝率が高い。何故なのだろうと考えると、ネット環境の方が集中できる要素があるからの気がする。
現場の方がついつい余計に増やして投資?するせいもある。お金のやりとりもあるが、勝負を味わう緊張感に浸れるのもよい。コツコツと少額でも楽しめることと、熱くならないのもよい‥ギャンブルで目が見えなくなると、人間性がゆがむ・・でもそういう人間はたいてい何をやっても同じなのである・・(自戒の言葉)
解説を聞くのも面白い。解説の仕方や内容でそのレースの見方ががらりと変わる。将棋の指導や解説の参考にもなる。馬券を買って大掃除して、レースの時間がくるとネットを見る。ながら一族だ。
金太郎を出すと、その辺のものを全部咥えて捨てるので、回避してある。この源さんのパネルも咥えようとしたので叱る。金太郎と源さんが対面したらどうだろう?
金太郎は源さんが遣わしてくれた・・そう思っている。
夜も休みながら大掃除をする。次第にものが氾濫してきて、収拾がつかなくなる。それでも空間をつくるのが大切だ。必要に迫られている?