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 受験者研究会と朝日カルチャー講座 「大阪の移行的混乱」 [日記]

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 昨日も受験者特訓日で、指導は上田1級に依頼した。夏の特訓のちょうど真ん中あたりで、中だるみも心配しているが、それより以前の心がけの面で不安がいっぱいである。

 毎晩、受験者のひとりひとりを、さあどうしようかと練るのが日課になっているが?全体に自覚の足りなさを感じる。もどかしいというか歯がゆいというか、今の子ども達はお膳立てしたうえでないと何もできないのかもしれないなあとも思う。何かのきっかけがあれば目覚めると思うが、受け身のときはダメである気がしてならない‥

 この一年間で何かを身に着けてくれたと思うが、どうもひとりでいるといいのに、仲間と一緒のときや環境が変わると、ゆらいでしまう‥動じないもの、左右されないものがほしいと思う。

 人に嫌われるのを、人と違うことに徹するのが苦手なのかもしれない。私のように人に好かれたくない?人と同じことをしたくないで育ってきたタイプからみると、わかりにくい・・でもここが分かれ道である。自己弁護しない、他人に嫌われても構わない、自分の感情を抑える、その代わり勝負に徹して噛みついても負けない、極端なたとえだがそういうものがほしい。

  昨日は前に予約していた「大阪の移行的混乱」朝日カルチャーの講座に行く。内田樹さん、平川克美さん、小田嶋隆さんの対談方式の講座だったが、やはり満員だった。

 物事に鈍感な私でも、さすがに今の時代の何かの兆候を感じて、世相にやや危機感を抱いている。それはやや漠然とだが確実に感じるもので、弱者に対する締め付けと、不景気の閉塞感からくる現状の中での危険な選択の道を選ぶのではという、何かの部分の不安である。

 もともと私は世の中の何も信じない気質を持っているわりに、諭されやすい、ごまかされやすい、素直な?性格である。痛い目にあっても、相手は恨まない、自分もあきらめる、そういうヤワな性分である。だからこそかもしれないが、実際にはどうなのか?そういう追求心は強い。そうして事実がわかれば、納得して自分の背丈で暮らしていくスタンスを守りたいと思う。

 初めに前の方に席を取った。以前に何度か講演をしたことがあるが、こうやって(期待して待っているのに)申し訳なかったなあ‥

 周囲を見ると幅広い層で、女性も多かった。

 講座が始まり、3人の方の紹介と雑談から入ったが、大上段の論客でなくて、身近な距離感なのがいいなあと思った。白熱してくると危うい言葉も飛び出すが、でも論点をしっかり言ってもらえるので分かりやすかった。今までわかりにくかった事柄が、なるほどと納得する。

 私はしゃべるのが苦手で、主語がないのでわかりにくい(妻の言葉)らしい。語彙が少なくて、動物的なのである。ウーとかアーとかで対話するようなものだ。


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