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安用寺六段の指導日 [日記]

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昨日も受験者特訓だったが、指導は安用寺六段がきてくれた。

 この日の早朝は豪雨で何度も目が覚めた。関西の各地で被害をもたらしたようだ。最近はあきらかな異常気象としか思えない‥先の読めない世の中と同じなのかもしれない‥災害が突如襲ってくる‥

 昼食は三人で売布の「ラーメン桂」に行った。久しぶりである。ここは珍しいと思うが奥さんが作って、旦那さんは手伝いである。いつも車で通るのだが、店にお客さんが入っているとほっとする。それを見るのが無意識に日課になった?三丁目の夕日の雰囲気があるのだろう‥

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いよいよ奨励会の受験日も押し迫ってきたが、仕上げ段階のはずなのだが・・みんな全体に夏バテしているような雰囲気である・・

 毎年この時期はこういう日々を過ごしているが、自分の家であって家でない状況は本来は無理がある・・弟子のことで悩ますのはこういうことも含めて、少しでもわかってもらえているかどうかだろうか・・今までもそうだったが、さすがにややむなしい気持ちにさせられることはあった‥それなら弟子を持たなくてはいいではないか‥その通りである。矛盾を抱えて生きるのは当たり前なのだ‥と思う。

 私はかなりわがままで自己中心的な人生を送っているが、それは物事に鈍感なのが大きいかもしれない。他人のことが気にならない‥いつしかそうなったようだ。マイナスに考えて行くと思考が硬直化してしまってつまらない‥自分自身は「後は野となれ山となれ」の精神が色濃い。

 人が集まって我を通すとたいてい喧嘩になる‥だから私は離れるのが本能だ。人が揃うと規格に入れようとしてつまらなくなる。だから基本的にはひとりがいいのだ。ある面だけで接するのがいいように思っている。それもこれも自分の本質が身勝手なせいだろう。

 終わってから安用寺六段にひとりひとりの感想を聞いた。棋士の弟子はみんなしっかりしてきて、ほとんど任せられるようになってきた・・

 

 私の根底に常にある願望は、人と関わらない暮らしだ?本質は人間は苦手なのだと思う。動物と関わる仕事が向いていたのかなあ・・今になって気づいてきた・・写真も詰将棋も基本的に自分ひとりの世界である。しかし現実は自分の適性と逆を行っている傾向にあるのかもしれない。

 人と争ったり、人の面倒を見るのは得意でないのだ‥しかしこうやって揺らぐのは、思いは叶い,想いは叶わない‥のかもしれない?

 夏のお盆のひとりごとである‥


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