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土曜特訓コース、奨励会例会 [日記]

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 土曜日は「土曜特訓コース」だった。四面指しで朝から目いっぱいである。対局数が多くなると雑になる面もあるので、少し増やした。

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 ここから5三銀、3五銀、3四歩、4四銀と進む。互角だろうか?

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 8五桂、同桂、同歩、7七銀と進む。微妙な形勢だ。

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6五歩、同歩、8八角成、同飛、3三角、6六角と進む。これも微妙な形勢。

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 5四馬、6九飛と進む。8四銀が遊んでいるので私の優勢だ。

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 二枚落ちだが、これは上手もいけそうな局面だ。

 特訓も少し慣れてきたせいか、四面指しでチェスクロック使用の15分切れ30秒なので、私も大変だ・・大局観を養わないと苦戦する?

 私の方も考えないでも崩れない指し方が必要だ。逆に子ども達の特徴もつかめるのでアドバイスもしやすくて、2時間みっちり将棋を指すのが平気なら、是非特訓コースに参加してみてほしい。鍛えがいのある子どもは歓迎!

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 土曜日は奨励会の例会日でもあった。今は三段の弟子が五人になって(今期三段リーグは四名参加)二段以下が手薄くなっている?手薄いという意味は成績も含まれるが、もっと勝ってもらわないと困る・・

 壁が厚くなってどの位置にいても大変だが、現実の目の前の壁を確実に超えて行くしかない。そこそこの実力があっても、確実に超えていくには物足りないものがある・・それが実感だ。かすかな差の積み重ねが、大きな実力差を生み出す・・ように思う。

 偶然や偶発っぽい勝ち方があるので勘違いしやすいが、将棋ではどの局面でも、また日々の暮らしのどの時間帯を切り取っても、変わりなくきちんとしていないと、なかなか伸びていかない‥そんなきがする。

 要するに「将棋は総合力の要素が強いので、じっくり長く向き合って培わないと、実力は身につかないものなのだ」と思う。気持ちと時間の積み重ねだろうか・・少々の波は関係なくて、やはり長きに渡る鍛えが必要だ‥修業の心がけをどれだけ持続させられるか‥

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 弟子の奨励会の棋譜調べの途中で、だんじりを見に行く。

 急がば回れ、苔の一念、石の上にも三年(将棋では10年かなあ、いや20年か?)そんな言葉が浮かんでくる。それは師匠としての自分にも問う言葉かもしれないが、もっとみんな勝ってほしいものだ・・

 だんじりの 提灯灯す 苔一念

 


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